となりのナースエイド 7話 
 

まさか、晴美、菊池、小野が猿田のスパイだったとは想定外でした。

 

 

 

澪を監視すればいいんですねとオペ中に言った照希の言葉が、晴美が誰かと電話していた内容と同じだと澪が気付いたのは鋭い洞察でした。

 

唯が統合外科を調べ、橘も病院を疑っているので、大河が犯人が統合外科にいると大河が推測するのも、的外れではないようで、大河が澪に罠を晴美らに仕掛けるように指示したのも的確でした。


澪は晴美のまえで、唯の遺品があるレンタル倉庫のカギを壊したとわざと、愚痴を言うと、

 

澪と大河が車で待ち伏せるところに、晴美と菊池、小野が盗みに来て、

 

 

菊池は借金を病院が肩代わりし、

 

 

晴美は裏口入学をねたに監視され猿田に弱みを握られていたとわかったのは驚きでした。


小野だけが無言だったのが、謎でしたが、前職のときに親友に裏切られて首になって猿田に拾われたとわかって同情できました。

 

 


それなのに、猿田に犯罪者といわれて、言うことを聞けと言われて殴った悔しさが理解できます。
そもそも小野がなぜ、人間不信になったのか不思議でしたが、今回ですっきりしました。

 


17歳の有川が交通事故で入院しましたが、清純そうなのに、何を話しても無視していたのが、小野には共感を示していました。


有川はクラスで虐められ、無視され、2軍にいて、ある日、1軍の見奈からメイクで話しかけられ一瞬だけ仲間扱いされたのに、友紀から自分の悪口を言ったのかといわれ仲間はずれにされ、人間不信になったのだとわかりました。

 


有川の、友人はいらない一人で生きてきていきたいという考えが、小野が人に期待していない、見返りを求めるな、期待しても裏切られるだけという刹那的な人生観に符号したようです。

 

 

 


その小野が辞めるというので、澪が小野にやめるなと説得する場面は感動的でした。

 


小野は猿田に言われ部屋を荒らしたと自白し、罪悪感がなかったと言いますが、澪は小野にやめてほしくない、小野が好きだと言ったのは意外でした。

 


そこで、小野が人間不信になった理由を明かし、製薬会社の経理の横領の容疑を親友の理沙と不倫相手の上司の罠で自分に罪をなすり付けられたとわかったのは気の毒で、トラウマになったのが理解できました。

 


それでも澪は小野が好きだというと、小野はそういって澪が、私を裏切るんでしょうと言い返すのが、悲しいです。すると、澪は自分がナースエイドだというと、小野は澪が前向き馬鹿だと呆れていうのが笑える、微笑ましい場面でした。

 


大河は猿田にナースを追い詰めるのはやめろと詰問し小野が戻ってきたのは良かったです。

 


有川は小野がクールで恰好いい先生だというと、小野はたまに期待していい人がいるから、らくが楽しいに変わると答えたのが,うまい表現でした。

 

 

有川にとっては小野が心の救いになったようで、有川に見舞いが来て小野も笑顔になったので、今回は澪のポジティブシンキングが、有川、小野らを救いました。

 


次回、大河の家族という小夜子という少女が入院します。

 

 

大河の妹でかつて骨髄移植をした白血病の患者で、再び再発し、オームスの適応を考えるのかもしれません。

 

大河が、はばたき園という施設にいたのも妹とともに不遇な運命だったようです。大河が火神に弱みを握られないか気がかりです。一方、晴美らが猿田から首を宣告されるようです。本当の黒幕は嫉妬深い玲香かもしれません。