「彼女はバスルームの窓から入って来た。」
人を愛するって、何故こんなに嬉しくて泣けてくるんだろう。
どうしたらこの想いを分かち合えるんだろう。
そんな切ない想いを現在進行形でしている人は特に必見。
きっと心を打ち抜かれる。
これは、とてつもなく愛に満ち溢れたミュージカル。
青春の輝きと悲しみがハートを打ち抜くラブストーリー。
ブロードウェイに新風を吹き込んだ舞台版『ライオンキング』の演出家ジュリー・テイモアが監督・原案のミュージカル作品。
しかも全編ビートルズのカバー楽曲のみ。
200曲以上あるビートルズの楽曲からストーリーに合った33曲を厳選し、出演者が吹き替え無しで歌いまくる。
登場人物の名前やセリフやストーリーや設定までビートルズに関する膨大な量のネタが登場。
とにかくビートルズの楽曲の「歌詞」と「セリフ」が多々リンクしていて驚く。
中でも「Let It Be」や「Hey Jude」のシーンは特に泣ける。
『ムーランルージュ』同様、映画でしか絶対に表現できないCGを駆使した映像の一部は、『セブン』のオープニングタイトルで有名な《カイル・クーパー》が担当。
もはやこの作品自体が長い《ラブソング》のPVのよう。
ミュージカルが苦手な人こそ観るべき。
人を愛するって、どうしてこんなに胸が苦しいんだろう・・・
「唇からこぼれ落ちていく言葉たち それは紙コップにそそぐ雨のように なだれ落ちる すべり去ってゆく・・・」
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