漠々とした想念 | しあわせになりたかったのに

しあわせになりたかったのに

すみませんでした。

人付き合いができないことに苦しんできた僕は、無理して人付き合いなんてしなくていいかなあと思い、避けられるものは避けているのだけれど、それはそれで楽なんだけれど、以前のように死にたくなるほど苦悩することはないのだけれど、しかし反面、人脈を作るとか、社会的に意味のあるつながりを増やすとか、例えば銀行の支店長と喋ってニコニコ愛想を振りまくとか、どこぞの会社役員と飯を食うとか、そういうことが無くなったせいで、地域の情報には疎いし、仕事につながる人脈もできないし、やっぱり無理をしておくべきなのかなあと思ったりもするのだけれど、これまで無理をして幾度となく死にたくなってきたことを思えば、それも正答ではないんだろうと思い、そもそも人生に正解なんてあるのかと疑問を抱き、死にたくなる状況に自分を追い込むのは明らかな悪手だと思い直したり、先細りの人生を歩んでいっていいのかと不安を抱いたり、もがくことに自分の成長があるのではないかと考えてみたり、しかしこれまで身に付かなかった能力が今後開花するとも考えにくく、障がい受容ってのは諦めることなのだろうけれど、どこまで手放さなくてはならないのかは明確には知り得なくて、漠々と物憂げな思考が巡る。