大谷翔平の通訳者賭博事件…弁護団はポンコツ? | ショーエイのアタックまんがーワン

ショーエイのアタックまんがーワン

タッグチームLiberteenの漫画キャラクター・ショーエイが届ける、笑えるブログ・ショーエイの小言です。宜しくお願いします。

どうも…ショーエイです。

大谷選手の最初の記者会見前に一度書こうと思ったけど、

止めて今書きます。

偶々NetflixでSuitsという弁護士のドラマを

9シーズン網羅した後の出来事だったので、

アメリカ式の裁判手法は何気に意識するところにあります。

 

日本でのニュース記事を見ると、

大谷選手を擁護する記事ばかりが目立ちます。

全ては通訳の水原氏が悪いという内容で。

先ず言っておくのは、

水原氏の窃盗という形に変わったのは

「借金の肩代わり」とした場合、

MLB規定の違法なブックメーカーへ手を貸す、

いわば資金提供に大谷選手が関与したという事に

なってしまうからが要因と言っておきます。

 

その上で前回の記者会見では、

大谷選手は騙されたという形で挑んだみたいです。

 

正直な感想は…悪手です。

 

まだ真実は解りませんが、

日本の報道とは言わず、米国の報道でも、

大谷選手の承諾なしに

どうやって口座から資金を抜き出したのか?

が焦点となって報じられてます。

 

さてなぜ悪手であったかと言うと…

水原氏の証言が一変したところです。

勿論、最初の供述で水原氏が嘘を言った可能性は有ります。

しかし大谷選手の性格をある程度考えるなら、

水原氏の借金を肩代わりした可能性は高いわけで、

寧ろ最初の供述の方が信ぴょう性があると思えます。

 

この借金肩代わりを大谷選手の責任問題で考えてみましょう。

実は大谷選手が

その送金先が「違法」なブックメーカーで有った事を知らなかった

という事は立証できます。

大谷選手の語学能力は英会話は可能な程度という点でも、

英語による情報収取能力は極めて困難で、

それ故に通訳を必要としていた点です。

その為送金時にブックメーカーのサイトを見ても、

その違法性は認知することが出来ず、

またそのブックメーカーの運営先が

違法賭博となるカリフォルニア州の物であるかを

確認する事も困難であった。

よって水原氏の中途半端な説明を信じて、

友人救済と言う善意の行動で行ったと出来ます。

これで大谷選手の違法性に対する「責任問題」は、

回避できたのです。

またこの場合の方が

水原氏が今後どの様な供述をしようとも、

大谷選手が違法性を知らなかったとする事を

一貫して主張すれば裁判上の信用は得られると言えます。

 

また米国の報道としても周知の事として、

大谷選手と水原氏との関係も、

かなり親密という点でも理解されており、

大谷選手が違法性を認知せずに、

水原氏の説明を鵜呑みにして「救済の手を差し伸べた」

という行為は十分に理解が得られる点です。

 

ところが犯罪で疑惑を掛けられると

善良を装っている人物として、

疑惑の対象者の人間性も疑われるという点は、

米国の裁判で当たり前です。

 

いわば大谷選手が如何に知らなかったと言っても、

口座からそのブックメーカーへの送金が有ったという事実。

また通訳として、また親しい友人としての水原氏が、

その賭博に関与していた事実。

ここから大谷選手の人間性を

あえて悪質な人物として疑うのなら、

自分の賭け事を水原氏に代理でやらせたという点は

疑われます。

 

日本人の感覚では

大谷選手の誠実さを信じる傾向に有ります。

ギャンブルに興味はないという事であり、

違法な事はしないという事。

恐らく殆どの人が信じるでしょう。

勿論、僕もその辺は信じている上でこの話をしています。

 

ところが人間の心理として

疑い始めると全てを疑って見えてしまうという点は

知っておくべきで、

大谷選手に魔が差した可能性で見ることもできます。

100億稼ぐ人からすれば

6億はさほどの大金ではないように見えます。

大金で無いから

スポーツ観戦を少しエキサイトして見る意味で、

遊びの一環として水原氏の誘いで賭けた可能性は

否定できません。

勿論その賭博の違法性を知らなかったのなら、

こうした疑惑は自然と生じます。

水原氏の最初の証言は

寧ろその事を庇ったという形で考えられるのも事実です。

いわば

「自分が勝手に博打に手を出して借金した。」

という形で。

弁護士団はこの大谷選手が

遊びの一環として関与する可能性を消す為に、

水原氏の証言を変えさせた、

または水原氏の証言を否定して虚偽とした事は考えられます。

そして水原氏が盗んだという形にしたのです。

 

反対に水原氏のギャンブル依存症による行為だった場合、

負け分を取り返す意味で借金が膨らんだという事も、

彼の証言通り当たり前の様に考えられます。

その場合でも盗んだ方が解りやすいと言えます。

 

ただし!!

現状では双方の可能性を否定できない状態にあるのです。

ある意味、6億円は大谷選手にとって

さほどの大金ではないという意味で伝えるなら、

水原氏が盗んだとするより、

水原氏の借金を肩代わりしたという方が、

魔が差して遊んだ6億円という可能性より、

真実味がある主張に聞こえたという事に成るのです。

結局今アメリカのメディアが騒いでいる様に、

焦点がどうやって盗んだという話題に成るだけだからです。

 

大谷選手かドジャースの弁護団か知りませんが、

恐らくは大谷選手が賭博をしたという疑義で

水原氏が大谷選手を庇って証言しているのでは

という形で追及される点を恐れて、

あえて水原氏が窃盗した形で話を変えたと言えます。

 

では…何故これが悪手に成るのか…

 

いわば大谷選手の人間性を証明する意味で、

前回のインタビューで話した内容は、

大谷選手は逆に保身の為に

話を変えられるという人物に映ったからです。

その意味は、都合で嘘を言えるという事です。

なので逆に印象的な可能性として、

大谷選手が魔が差して6億円を遊びに投じた

と感じる部分が残存した訳です。

またマウンド度胸があるせいか、

堂々とした態度でインタビューに挑んだ点も、

寧ろ印象としてマイナスに働きます。

いわば疑ってみる人からは、

堂々と嘘を言える人物に映るからです。

 

水原氏に裏切られたという事に対する憤りが

表情に見えなかった、

反対に借金返済に手を貸したとして

水原氏を未だ気遣っているいるなら、

何等か言葉が詰まる、

または気おくれする表情を出せたはずだが、

堂々とし過ぎた点は、

ポーカーフェイスであっても悪い印象に映るのです。

ある意味、動じない精神力が仇と成って、

冷たく嘘を平気で語れる役者として映るのです。

 

(追加)

と、大谷選手のインタビューを

再度精査する前のもので伝えましたが…

実は大谷選手はこう伝えてます。

「僕の口座からブックメーカーに対して誰かに送金を依頼した事も勿論ありません」

彼は正直に伝えようと努力している様に感じるのです。

いわば、

「僕がブックメーカーに送金していない」

とは言わなかったのです。

そして

「彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、みんなにうそをついていたというのが結論です」

ここであえて

「事実」と言わずに「結論」という言葉を用いたのは

事実という事とは別に、

最終的な形としてそういう状況になったと

濁した意味で感じるのです。

なので大谷選手が日本語で伝えた意味は、

嘘を伝えてはいないと考えて良いと言えます。

 

【報道は情報を知らなさすぎる】

報道では前述の通り、

水原氏がどうやって大谷選手の口座から

抜き取ったかを議論しています。

やり方は色々と有るでしょうが…

 

では、携帯電話などに口座照合として送られる

ワンタイムパスワードを誰が管理していたのか?

 

もしこれが水原氏の携帯で管理されていたのなら、

窃盗にあったという表現で事は収まります。

しかしそれなら既に問題も解決する形で

情報が出ているはずと言えます。

いわば前回のインタビューで

その点は説明できた可能性が高いのです。

ところがその点の説明が無かった。

 

仮にこの口座のワンタイムパスワードが

大谷選手の携帯電話に送られる、

または大谷選手の所持物に送信されるものだった場合、

窃盗にあったという部分の証明が難しく成り、

寧ろ共謀の方が疑われます。

もしそうなら寧ろ借金返済を肩代わりした方で進める方が

無難に成ります。

 

勿論、仮に大谷選手の管理下にあっても

窃盗と言うストーリーはまだ作る事は可能ですが…

その場合、水原氏の供述内容と

その手法の説明が合致する必要性があり、

現状水原氏の身柄がどこに有るかで

色々と難易度も上がってきます。

FBIなどは既に水原氏の供述を取っているはずなので、

二転三転する形に成ると色々厄介にも成ります。

 

更には今回の賭博発覚の件で、

違法なブックメーカーも逮捕に至ったわけで、

その違法なブックメーカーの証言次第で、

色々と辻褄の合わない状況になる可能性も有ります。

 

危惧されるポイントは、

水原氏の通訳としての収入源で、

違法なブックメーカーが

6億もの大金を借金として認める担保として

成立したかどうか?

年収1億以下の収入では、

寧ろ6億の借金は返済に6年以上掛るわけです。

仮に合法な借金だった場合、

この規模になると自己破産の可能性も有ります。

逆に大谷選手の口座が担保なら、

回収という意味では十分なものです。

こうした不都合な部分が有る為、

窃盗という形にした可能性は有ります。

 

大谷選手の口座の送金を水原氏の裁量で出来た場合なら、

その口座の情報を以て

ブックメーカーにアカウントを作る事は可能である。

仮に水原氏の裁量で出来なかったとしても、

ブックメーカーにアカウントを作る際に金銭の支払いや

送金を行う必要がない場合は、

口座情報のみでアカウントを作ることは可能とも言える。

違法なブックメーカーで有った点を考えると、

マネーロンダリングや不正口座の使用も

出来た可能性は有る為、

水原氏が大谷選手の口座で

ブックメーカーのアカウントを作れたとも考えられます。

一方で、そのアカウントへの入金は

どの口座からでも出来るものならば、

大谷選手の口座を用いる必要もなくなるが、

その場合、水原氏の借金分の担保を

どういう形で保証できたのか不明に成ります。

 

前者として水原氏の裁量で全てが出来た状態

いわば口座の送金に使われるワンタイムパスワードが

水原氏の管理下にあるならば、

既にその点は隠す必要性の無い情報となり、

事件の詳細は既に説明されて

大谷選手の関与は解決に至っている。

しかし、後者のケースとして

送金等の過程で大谷選手が関与する形が残るなら、

水原氏だけで借金を解決できる問題では無く成る為、

疑惑としての大谷選手の教唆という意味での

関与の可能性は残存するのです。

勿論事実と言うより疑いが残るという意味です。

 

本日までの情報の中では、

後者の可能性が高いと感じます。

この辺は

違法ブックメーカーの登録過程を精査すれば

ほぼ明らかになる情報と言えます。

 

では後者の形で水原氏を窃盗とした場合…

 

大谷選手との信頼関係を悪用して、

大谷選手の口座情報を違法賭博の口座開設に使った。

口座の連絡先は水原氏の連絡先としていた事も考えられ、

借金の取り立てで水原氏は脅迫を受けた。

恐らく大谷選手が賭博で

6億の借金を作ったという情報を、

メディアにリークするという形だったと思われる。

無論違法性は隠して脅しとして。

それでも大谷選手のイメージに傷がつく意味に成る為、

水原氏はその借金を何とか返済しなければ成らなかった。

 

ここからは水原氏の証言次第。

 

大谷選手の携帯または所持品で

ワンタイムパスワードが管理されている場合。

それを窃盗という形で処理するなら…

大谷選手が練習等で携帯電話を手放すだろうタイミングで、

携帯電話を預かって

その際にワンタイムパスワードを取得して送金した。

信頼関係または操作する状態を監視できる状態ならば、

携帯電話の暗唱コードを入れる事は可能だが、

仮に大谷選手の携帯電話のコード解除が

指紋によるもので有った場合、

送金時の大谷選手の関与は残存してしまう。

解除した状態で預かっていたとしても、

指紋認証の場合だと証拠不十分になる。

また、犯罪隠ぺい工作の常套手段として

事後に設定を変えて暗証番号式に変更する場合もあり、

携帯電話の機能に指紋認証が有った場合は、

指紋認証を設定していなかったと証言しても、

証拠としては設定日時の証明が出来ない限り不十分となる。

大谷選手ほどの人が持つ携帯電話が

セキュリティーの甘い状態にあるとも考えにくい。

 

ある意味、水原氏の最初の証言、

「大谷選手が肩代わりするために送金をした。」

という言葉が残ってしまう意味としては、

むしろ水原氏の裁量では

送金が出来ない状態であったと考えた方が良さそうである。

自分の裁量で出来る口座なら、

むしろそんな嘘で大谷選手を庇う必要は無く、

「大谷選手から任せられていた口座を使って自分で送金した」

と、正直に答えても問題はない。

どの道、大谷選手に嘘ならばれてしまうのだから。

ただし、水原氏が大谷選手を庇う形は残り、

疑ってみる人にとっては

実際は大谷選手が関与していたのではという

疑惑は残存します。

 

ただし…違法ブックメーカーが記録しているだろう、

そこで賭けられたゲームの詳細を分析すれば、

ギャンブル依存症による賭け方か、

魔が差して遊んだ賭け方かは、

比較して説明することは可能であり、

米国の陪審制裁判なら十分に通用するレベルで伝えられる。

 

簡単に説明すると、

いわば、賭け方が大きなオッズを中心に賭けられたものなら、

ギャンブル依存症の賭け方と見なすことができ、

むしろオッズにバラつきがあり、

同一チームへ賭けるケースが多い場合は

遊びとしての賭け方で見受けられるのだ。

正直賭け方の詳細が見えないと

何とも分析できないわけですが、

賭け方の癖を見ることで

その辺の違いを説明することは可能なのです。

 

とは言え…水原氏が下手を打ったか、

騙したのかは別として、

大谷選手の選手生命であり評判を守るために

最初の証言をした点は考慮されるため、

 

「大谷選手が水原氏の借金を肩代わりするために送金をした。」

 

という事が寧ろ事実だと考えられる。

ある意味、これが嘘であった場合、

むしろそんな嘘はFBIや米国の国家機関には

直ぐバレるわけです。

逆算して考えるなら、

FBIであり米国の国家機関が

水原氏の裁量でその口座の送金が出来ない事を知った上で、

水原氏から供述を取ったのなら、

水原氏の最初の証言が一番適切と成るのです。

まあ、あの国家レベルの調査が

その辺を調べられないと思う方が逆に不思議な訳で、

仮に水原氏の裁量で送金できた場合、

最初の供述はすぐに嘘だとバレるわけで、

水原氏は寧ろ窃盗容疑または詐欺容疑で

捜査を受けている状態にあったと言えます。

 

現時点で疑問として残る点を挙げておきます。

 

先ず違法賭博への借金の返済で

何故大谷選手の口座からの送金で

有る必要性が有ったのか?

関節的に水原氏の口座に資金を移して、

賭博用の口座に送金する形も取れた。

この辺を踏まえて行動心理で分析するなら、

水原氏が大谷選手に事情を説明した時点で

大谷選手は水原氏の行動に不信感を感じ、

本当に借金の返済であるかをちゃんと確認するために

自分の口座からあえて返済して事実を確認した。

いわば水原氏の口座に借金分の金額を

間接的に振り込んだ場合、

借金返済以外の目的である可能性を疑った心情は

考えられます。

これを踏まえると大谷選手の送金行為は

水原氏の最初の供述通り誠実な「肩代わり」が成立する。

この場合は違法賭博のアカウントへの入金は

どの口座からでも出来た事になる。

逆に違法賭博のアカウントからの出金口座が

大谷選手の口座で無く水原氏への口座なら、

大谷選手の関与は水原氏の最初の供述で

十分に否定できる根拠となる。

ただしこの場合、前述にも記した様に

どうやらMLB規定の

違法ブックメーカーに手を貸したという意味で、

資金提供した行為に取られるため、

大谷選手を守る意味で

弁護士の通達に水原氏が協力したことは十分に考えられる。

ただし…MLBのコミッショナーの裁量で処分を決める

という意味で考えるなら、

借金の肩代わりにたいする大谷選手の行為が

責任能力のない形で行われたとすれば良いだけで、

違法なブックメーカーであった認識もなく、

善意の過失で済ませる所であり、

寧ろこんな内容で処分を下すなら、

間抜けも当然と言っても良い話である。

実際に大谷選手が肩代わりしたなら、

水原氏が犯した借金の事実は知っていた訳で、

その上で違法性がないものだと思っていたから、

水原氏を2024年3月に至るまで解雇しなかった。

解雇は3月になってドジャース側が

違法性のある賭博であった事実に基づいてのもので、

前述の通りその借金の返済に関して、

大谷選手は違法行為に加担した認識すらなかったと言えます。

過失という意味で考えるなら、

違法性が無いと信じて「賭博を行ったなら」そうなるが、

それは水原氏の過失であって、

大谷選手の行為は友人の過失に対する救済に成るわけです。

いわば友人をトラブルから救うための

手切れ金を援助した行為になるのです。

なので大谷選手には過失すらないわけで、

これは例え水原氏が違法性を認知していたとしても、

大谷選手が友人の行為を止めさせる目的での救済であって、

大谷選手が違法性を認知していなかった場合、

通報義務は生じないため、

その行為はやはり友人の過失に対する救済と同じになります。

 

なのでやっぱり「肩代わりした」という方面で

弁護する方が良かったと言えます。

逆に水原氏の窃盗という形にしたら、

一見、MLBの規定はクリアできるように見えても、

他の事実を隠蔽している形で映る為、

水原氏の手で送金は不可能という形に成った場合、

大谷選手への疑惑は強まるものと成ります。

その時に成って大谷選手の誠実さをアピールしても、

寧ろ友人のはずの水原氏に

全ての罪を背負わせた形に映る分、

大谷選手の賭博遊戯を水原氏が代理でやったという

証明し難い疑いが向けられる可能性もあるのです。

 

いわば水原氏を介して賭博をしていた可能性は、

大谷選手の誠実さのみで否定できる部分で、

その誠実さが疑われれば寧ろ2人の共謀が

その関係性から強まるのです。

 

ただし、借金分を送金する際に

大谷選手の口座からである必然性が無い場合は、

何故あえてその口座から送金して足がつく行為をしたのか?

水原氏が窃盗して行った場合、

なぜ大谷選手の口座から直接送ったのか?

ある意味なぜ関節的な送金をしなかったのか?

違法性を認知していなかったからそういう形で解決したのか?

追求する側、弁護する側で答弁する余地は残りますが、

共謀を覆すのは難しくなると思えます。

 

ここまで考慮すると…

水原氏の最初の証言を覆した形は悪手という話です。

勿論…事実はまた違う可能性もありますが…

 

違法賭博に関与していたことは法的な罪としては

運営した方は重く、賭博に参加した側は軽いです。

むしろ大谷選手の場合は

MLBの規定に底触するかどうかが重要にも見えます。

いわばMLBの規定違反に成らなければ、

法的な追及はほぼ無いという感じなのかも知れません。

水原氏を窃盗で訴えた場合、

水原氏がすんなり罪を受け入れて服役すれば、

大谷選手に問題は降りかかりません。

 

勿論、弁護団の手口として、

水原氏を窃盗容疑で訴えて、

あえて罪を認めさせたうえで、

MLB規定に対する調査をクリアにした後、

大谷選手の温情で

訴えの取り下げを行うという形で

進めている可能性も有ります。

ただMLBの調査は、国家機関と違い、

社会の目を気にして進められる可能性もあり、

社会的に大谷選手の誠実さが疑われると、

事実とは違った形で結論が出される可能性も有ります。

 

今回摘発を受けたブックメーカーは、

マネーロンダリング可能性もあって、

様々な機関が捜査に乗り出すことも報じられてます。

今後の調査で色々と辻褄が合わない流れに成ると、

もっと大変な騒ぎになる可能性も潜んでいるので、

水原氏の窃盗とした事が良かったのかどうかも不明です。

 

まあ、アメリカのテレビドラマのSuits(スーツ)を見ると、

FBIを含む米国の捜査機関はちょっと雑かなとも見えますが、

実際は銀行口座の情報開示請求を弁護士が出来るなら、

捜査機関も出来るわけで、

その中で口座の管理者が

誰であるかは特定できるはずなのです。

ワンタイムパスワードの受け取り手が

どの携帯番号で登録されているか?

犯罪捜査の情報開示請求で

銀行側が提示しないとする可能性も低く、

先ずその上での話として考えるべきなのです。

 

水原氏の最初の証言が、

ドジャースから解雇を受けた時の物なのか、

違法賭博に関する捜査機関の事情徴収で

証言したときの内容を

そのまま伝えたものなのかで変わりますが…

 

違法賭博と発覚して解雇に至った話なのだから、

捜査機関に事情聴取を受けた流れは察せられます。

 

 

先ず違法賭博のアカウントの連絡先が水原氏であった点で、

水原氏に捜査の手が及び、

口座の情報を捜査機関から見せられて、

送金の際の管理者は

大谷選手の管理下であった事を提示されて事情を聴かれた。

裁判所は口座の情報と連絡先などの情報で

違法賭博に関与していた証拠が有れば

情報開示請求に承諾を与えます。

捜査機関の手順としてはこうなります。

この時点では本命は大谷選手ですが、

政治家や大物資産家の捜査と一緒で、

先ずはその秘書から攻めます。

仮に違法賭博のアカウントの連絡先が

大谷選手に成っていた場合、

最初の捜査は大谷選手に成っていたと言えるでしょう。

 

その上で送金した口座の詳細が提示されて、

寧ろ水原氏は「自分が勝手にやった」

と言えない状態だったと考えた方が良いわけです。

そうなると送金の操作は

大谷選手しか出来ない可能性の方が高まって考えた方が良く、

今後の流れとしては

水原氏が勝手にできたという根拠が難しくなる気がします。

 

捜査機関はむしろ情報を泳がせて、

大谷選手側が何かボロを出すことを狙っているのかも。

 

仮にそういう流れなら…

大谷選手以外に送金する手段が無いのに、

どうして水原氏の窃盗が成立するのかを追及され、

寧ろ遊びのギャンブルとして

その賭博に関与した方向に持って行かれる可能性が高まります。

 

こうなると…

2023年の大谷選手の途中リタイアの件まで危ぶまれます。

たしかリタイアする直前までは、

MLB全体のMVP候補で、

オッズは圧倒的だったわけです。

肘の故障が理由でリタイアして、

アメリカンリーグのホームラン王は維持しましたが、

結局MLB全体のMVPには成れませんでした。

病院での検査も断った様なニュースもあります。

 

正直本当に故障でリタイアしたと信じます。

まあ、あれだけ投打で奮闘したシーズンなので、

逆に不正を疑うのは失礼な話ですが…

しかし、仮にこの水原氏の問題で

大谷選手の関与が疑われると、

2023年の途中リタイアが不正に関与した意味で

用いられる可能性は有るわけです。

 

違法賭博が2023年の出来事で、

賭博に関わった事で脅しを受けていたという流れに成ると、

途中リタイアの件の関連性もこじ付けでも繋がります。

 

一番怖いケースは、

大谷選手の状態を水原氏は知っていた事で、

脅迫から水原氏が情報を流したケースはあります。

いわばMLB全体のMVP競争に影響が出る意味で、

大谷選手が何時リタイアするかを・・・

その際のオッズは大穴で逆転する訳です。

ただ、水原氏が借金完済をいつしたかでも変わってきますが、

大谷選手の口座で賭博を行ったことで脅されてたら、

その限りでもなくなるとも言えます。

 

色々と事件の関連性を考えてみると…

最悪な場合結構ヤバそうという感じです。

 

なのでやっぱり最初の水原氏の証言を採用して、

誠実なイメージのまま大谷選手を切り離してあげた方が、

最終的には無難に収まったのではという事です。

 

こうした国家機関の捜査情報は今後出てくる訳で・・・

現状の大谷選手の安心感は、

すぐに崩れ去りそうで怖いという状態です。