どうも…ショーエイです
最近、メタヴァースの話題が飛び込んできますが、
ハッキリ言っておきます!!
あんなものメタヴァースとは言いません!!
特に日本の企業はVR(ヴァーチャルリアリティ)を
メタヴァースと言っているだけで、
メタヴァースの意味すら理解していない。
秋元康に至っては…単なる馬鹿です。
実際にメタヴァースに近い状態は、
ファイナルファンタジー14の世界が
ベース上にあると言われてます。
かつては
セカンド・ライフというものが隆盛を誇った世界ですが、
基本、
中身はゲーム性のある世界でなければ成らないのです。
因みにアバターで会議が出来るように成るって…
ある意味…何が凄いの?
アバターである必要性は何?
会議中にその人の表情とか見えないのは、
会議主催者側からすれば死活問題なのです。
やる気のない奴に企画は任せられません!!
なのでアバターでの会議は寧ろ邪魔なのです!!
せめてオンライン会議までにしろよ!!
資料などがネット上で簡単に共有できる話なら、
分かるけど…
先を読んで話するなら…
多分、オンライン会議はスパイ対策の問題で、
優良企業はほぼ廃止にする可能性も有ります。
これほぼ間違いのない話です。
話を戻して…メタヴァースのプラットフォームとして、
ニンテンドーのあつまれ動物の森などや、
マインクラフトなどはそれに成れます。
こうしたゲーム性のあるプラットフォームの中に、
如何にリアルと連動したコンテンツを差し込むかが、
実はメタヴァースの基本設計に必要なのです。
ところが…大きな落とし穴が…
マインクラフトを例に挙げて言うならば、
プレイーヤ―たちが集まって街を構成し、
その中にアマゾンショップを登場させます。
いわばゲーム上で何か必要な物が欲しい場合、
アマゾンショップに行けば買えるという仕組みです。
最初は目新しさからそういう手順で購入しますが、
人間は段々と横着に成っていきます。
そうするとゲーム上の自分の家から、
態々店まで行くという行程すら省き始めるのです。
と、なると…結局はゲームを利用せずにサイトに飛んで
アマゾンのサイトで買い物をする方が
楽と言う状態に成るのです。
なので・・・結局はセカンド・ライフ同様に
失敗して終わるのが落ちです。
ところが…The Simsというゲーム・・・
現在最新版はThe Sims 4に成ってますが…
メタヴァースの構成上は、The Sims 3の方を参考にします。
EAがライフ・シミュレーションで開発したゲームです。
生活に於けるシミュレーションが色々と楽しめるもので、
まあ、モバイル版の↓
のプレヴューを見れば解ると思います。
ここで大事なのは、
アバターの衣装が自由に変更できるところです。
この辺はセカンド・ライフも同じかな・・・
これによってアバーター(自分)の場合、
アバターをリアルの試着アイテムとして
利用する事が可能に成るという点です。
こうすることでアバターの為のショッピングが
一つの要素として成立し、
実際にその服をアバターに着せてみて、
気に入ったらリアルでも購入できるというというシステムが
メタヴァースに成るのです。
これらは家のインテリアであっても同じで、
デコレーションを試してみて、
そのデコレーションが気に入ったら、
同じデザインの物を購入して、
リアルライフの中でも利用できるというのが特徴です。
ザッカーバーグは質感などを体験できる機器を
考案してますが、
それは多分…アダルトな世界にしか発展しないかも…
リアルでは寧ろ、アバターと同じもが存在することで、
アバターの体感とショッピングによって連動させる方が、
参加企業にとってはメリットが出ます。
コーラ一つでも、CMやドラマで誰かが飲んでるの見ると、
飲みたくなってくる・・・という連動心理を利用して、
アバターの行動とリアルを同期させたくなる
感じのビジネスが理想的と言えます。
また、仮想空間である事が前提です。
一個のアバター(自分)以外の
仮想家族が作れるのもSimsの特徴です。
現状のメタヴァースの構想上では、
アバター=自分のみ、
というものでしか有りません。
これでは寧ろリアルと何ら変わりない世界を、
ネット上に持ってきただけの話です。
セカンド・ライフはこっちだったのかも・・・
先ずこれではネット上に行くという意味すら成立しないのです。
仮想家族とは…
一見、何等か可愛そうなイメージが浮かびますが…
実は仮想家族の意味は、
自分の妄想のみの話では無いのです。
死んだおじいちゃんや、死んでしまった猫など、
もし彼らが生きていたらという空間を
この仮想家族では構成できるのです。
更には近所にエリザベスII女王の様な
お婆さんが住んでいたら…
などと自分の周辺の環境も構成できる事で、
リアルとは全く違う世界観が生み出せるのです。
リアルにも家族が居る中で、
自分が子供だったころのままの生活などが
仮想空間で存在したのなら、
恐らく多くの人は何気にその空間を大事にすると思います。
いわばその空間では、
存在しない家族や友人が延々と存在し、
思い出や思い入れの環境の中で
生きていけるという事に成ります。
ただし!!ゲーム会社がよく台無しにしてしまう
アップデートやヴァージョンアップで
これらが機能しなくなる状態を齎すと、
人はそこから離れてしまう事は気を付けなければ成りません。
いわばその構成には個々の時間と労力もかかり、
ある意味上記の様な環境の場合
思い入れも半端ないことは理解して
構成しなければ成らないのです。
企業はこうした信用も大事に成ってきます。
この構想がメタヴァースのベース・プラットフォームに
無ければ成らないのです。
そしてその街の一角(近所周辺を含む)から出ると、
そこはMMO(多人数参加型)の世界で、
他のプレイヤーと交流できる場とするのです。
その中で…
仮想空間で構成された家族の中には、
大人から子供まで自由に選べるわけで、
自分=特定アバターとしても…
例えばその子供に子供の自分という様な構成もでき、
外部との交流の中で、
子供に成って遊びに行くという遊び方も出来る世界が
登場します。
無論、女性なりきりプレイや、ペットなりきりプレイなどもでき、
他のプレイヤーとリアルでは出来ない世界観を
そこで楽しめるように成るわけです。
そうした中で上記にも記した
アバター用のショッピングなどが、
リアルと連動したビジネスに成ります。
また都市全体の景観を活かして、
土地の売買も成立しますが、
居住区画とビジネス区画で分類し、
ビジネス区画では購入者のデザインで景観が変わるが、
居住区画は外部からの景観変化はなく、
寧ろ建物の大きな構造変化は出来ない状態で、
外観の塗装や装飾、内装を自由に変更できる状態とする。
ビジネス区画の不動産はプレーヤー同士で売買も可能だが、
居住区画の売買は行わずに、運営者の収入として売りに出す。
という構成が一番理想的です。
ある意味、
メタ(フェイスブック)のザッカーバーグのアバターが
変だという事は、失敗するネタでは無いのです。
寧ろあの程度のアバターでも十分に機能はします。
しかし、その構想が上記の様な構成すらない状態なので、
現状多くの人が知るメタヴァースに
対抗できる話ではないという事です。
また、プラットフォームが分散すると利用者も分散します。
いわばPCのOSによって
使えるソフトが異なっていた現象と同じで、
Windowsの様に統合されたプラットフォームが必要とも言えます。
いわばソフトが参入する企業の意味に成り、
利用者もビジネス提供者も使いやすい環境に成っていきます。
これが分散すると、
例えばAではアマゾン、Bでは楽天など
プラットフォームで利用できるコンテンツが絞られ、
最終的には殆どの多くは潰れてしまうだけです。
まあ、ネットゲームと一緒で、
過疎れば潰れるというのと同じです。
まあ、言えば切りないのですが…
今のメタヴァースの構想では、
ハッキリ言って話に成らないという事です。
現状メタヴァースのプラットフォームには、
ゲームのネット販売の最大手Steamが
上記の構想でベースゲーム空間を作り出して、
販売するゲームと連動出来ればより効果的です。
例えるならギャングゲームの
グランセフトオートの世界に
Steamのベースゲーム空間が入り込んで、
グランセフトオートの荒んだ世界でも生活できるという感じ。
その世界に飽きたら、別の場所かゲームに引っ越せば良いだけ。
違うゲームのプレイヤー同士が、
Steamのベースゲームの空間で待ち合わせする場合などは、
その場所に移動すれば良いという感じで対応するのです。
とにかくVRでやればという発想自体が、
既にメタヴァースを理解していない話で、
最近アニメでよくある、
「転生したら」系の妄想がメタヴァースの基礎なのです。
上記に少しいい話ぽく書いては有りますが、
まあ、9割がた妄想の世界に成るとは思います。
この妄想の実現が有る故に、
人は仮想空間の必要性に依存できるのです。
VR会議が便利になるという発想もあり得ません。
寧ろ普通のオンライン会議で十分です。
そもそもが会社に行くのが面倒なだけの発想なので、
メタヴァース空間で有る必要性も無いです。
寧ろゲームの最中に時間取るのが面倒なので、
そのままゲームの中から会議に参加するという機能が、
求められますが…
ある意味、「仕事なめてんのか!!」
と、いう機能でしかないのも事実です。
実はVRはもっと後の技術として必要で、
仮想空間では必要ないものです。
VR技術はロボット技術が進歩してから必要な物に成ります。
医療系は勿論、建築などでも、
人力ではなく遠隔操作でロボットが担えるように成ったら、
VR技術でそれを遠隔操作するという形になる。
ただしAIの進歩も同時進行する為、
そもそも人間の関与すら必要なるとも思えます。
そうした世界で、仮想空間に人間の発想力で
構築するデザインがリアルな空間にも
同じものがAIによって建って行くという構造は有るかも知れません。
なので…メタヴァースは妄想の為の空間と成りえて…
しまいには人間は意識だけで、体は必要ない物に成るのかな・・・
そんな気すらする感じです。