どうも…ショーエイです。
ウクライナがジェノサイドだと言っているブチャの惨劇。
確かにうつけの兵法のあとがきにも述べましたが、
ロシア軍の統制状態が不安定な点もあり、
一概にロシアの無実という話でもありません。
ただし戦争犯罪という点で捉えると
様々な要素がかみ合う事も忘れては成りません。
【Maxerの衛星写真に関して】
この衛星写真が一般に公開された日時が、
3月末から4月頭であったのなら、
そこに記された3月19日の画像という根拠は、
捏造の疑いも生まれます。
もし、3月19日から5日程度の内に一般公開されていたのなら、
その日付は裏付けとして成立しても良いと言えます。
ブチャの民間人遺体、衛星画像でも確認 ロシア主張に矛盾 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News
一応、AFPの記事
そして
3月18日撮影のもの
3月31日撮影のもの
ほぼ同じ光景です。
これが何かオカシイと感じる原因です。
3月19日から3月31日の間に、
少なくともこの地域でウクライナとロシアの戦闘が有ったわけです。
なのに建物等の雰囲気に全く変化が見えません。
この写真のエリアで戦闘が生じてた事実を踏まえると、
死体の位置が動いていないのも不思議です。
寧ろ爆風などで一部は吹き飛んでも良いと思われるからです。
そして公開日は4月4日であるため、
証拠としても不十分な内容です。
この時点でMaxerテクノロジーズはバイデン政権の依頼を受けて、
捏造した画像を公開した可能性が考えられます。
とは言え、市民が死亡した要因の特定はまた別とします。
【ロシア軍の可能性】
戦時統治下という状態で、
市民に様々な制約が課せられるのは当然で、
こうした制約に違反した人が反逆行為で裁かれることは
十分に考えられます。
先ず、
携帯での撮影禁止、
関連した撮影画像や動画をアップする行為も禁止。
これはロシア軍が敷いている統治ルールです。
これらに違反した人が
射殺等の極刑で裁かれた可能性はあります。
こうした場合、戦時下ルール上、
一概に殺害された人が無実という話でも無いと言え、
残念な言い方をすれば、
静かに敵の統治に従って命を繋ぐべきだったという、
戦争中ゆえに耐えるべき話であったとも言えます。
逆にこうした反乱行為を占領側が見過ごすような話も、
戦争故に逆に甘すぎるような話に成ってきます。
ただこうした可能性からロシア軍が行った点は考えられますが、
戦争犯罪か否かという点で言うなれば、
米軍も同類の統制を
イラクなどの占領地域で
行わなければ成らなかった点を考慮するなら、
これを戦争犯罪とするのは
矛盾した基準に成るゆえに否です。
しかし、こうした形で処刑されたとする場合、
100人未満の犠牲だと思われ、
更にはむやみに遺体を放置していく事も不思議です。
恐怖を煽る意図にしても、
ウクライナ人を奮い立たせる形の逆効果に成る点は
バカでも気づきそうなので意味不明です。
無論、ロシア軍が行ったとしても
クレムリンは把握しきれておらず、
現場に居た人間の判断であったことは察せられます。
ロシア政府の直後のコメントから状況を
全く把握できていない状態が見受けられるからです。
ただし撤退する軍がわざと遺体を放置したのは、
実はこれをやらかしたのがウクライナ軍の失態で、
それを見せつける意味で放置したとも考えられます。
とは言え、
結果としてウクライナ軍がロシア軍の仕業として
上手くでっちあげてしまう事は
想定出来ていなかったとも言えます。
【ウクライナ軍の失態】
このブチャを奪還するにあたり、
ロシア軍とウクライナ軍で激しい戦闘があったと伝わっています。
多くの犠牲者が路上に放置されている状態は、
その戦闘中の犠牲者であった可能性が高いです。
ただし、なぜ彼らが戦闘中に外へ出たのか…
ロシア兵が戦闘中に母屋を占拠する為、
戦闘中にもかかわらず
その恐怖心から一般人が避難してしまった
ケースも考えられます。
そこにウクライナ軍の砲撃等が重なって、
多くの犠牲者を発生させた可能性が高いです。
無論、この場合ウクライナ軍は
戦闘行為の過失で生じた出来事故に、
これも戦時下では起こりうる話です。
無論、100名以下の範囲で統制下ルール違反で
ロシア軍に処刑された人も可能性も高いです。
ロシアに反抗的なウクライナ人の気質を考慮すれば、
恐らくそうしたトラブルは想定できるからです。
かといってウクライナ軍の過失も含めて虐殺であり、
意図的に「無実(ロシア統制下に於いての話」の市民が
虐殺されたかどうかは正直怪しいと考えます。
【国際社会の政治中枢の情報が意外に脆弱】
国連でウクライナの主張だけを真に受けて、
全うに検証もせず、ただ一方的に裁こうとするのは、
公正明大な状態ではありません。
必ずしもすべての証拠が嘘と断定することも出来ないが、
現状証拠不十分である状態と言えます。
寧ろ上記に記した
ウクライナ軍による過失も考慮できる流れゆえに、
ロシアの虐殺と認定するの無理があり過ぎます。
少なくとももっと時間を掛けて事実確認を行わない限り、
何も見えない話でただロシア差別で決めるというのは、
寧ろこれも人権問題を取り扱う観点から、
理不尽な話でしかありません。
【結論】
差別意識を誇張させ、こうした惨事を招いている点で、
先ずバイデン政権は人権問題を語る資格を有していない。
それ故にバイデン政権の語るきれいごとは一切信用できません。
またウクライナ政府はロシア兵の個人情報を公開するなどの
人権侵害を平気で行っております。
ロシアも戦争行為によって人権侵害を行っておりますが、
この問題どちらに非があるかという話では、
正直決着のつかない事態でも有ります。
戦争を始めたのが悪いのか、
戦争を始めさせたのが悪いのか、
そういう問題でもあり、
ウクライナの様に戦争を始めさせるために、
ドンバス地区の人を攻撃したのなら、
これは先に人権侵害を発生させたという事に成るわけです。
正直言ってこの問題は難しいです。
既に泥沼化した状態でもあり、
ロシアも当初のウクライナ人を寝返らせる様な形も
今と成ってはかなり困難な状態に成ったと言えます。
戦闘行為なので、
市街地を砲撃せざるを得なかった状態は
どうしようもないと言えますし、
結局、ウクライナも奪還作戦では
市街地や民間エリアを攻撃しなければ成らないのです。
まあ、ウクライナの状況は普通の戦争状態と言える話で、
双方が惨状を広げている事実を
諸外国は先ず理解して見なければ成りません。
それ故にウクライナ側のキレイごとは所詮「嘘」でもあり、
まあ過失ではあるが、
そうした失態を認めようとしない姿勢は
現状ロシアと同類と見なしても良い話と言えます。
とは言え、
簡単に双方が自軍の過失を認めにくいとも理解しますが、
どちらかが過失あるところは認めて、
軍規に従って処理する形を見せると、
イメージも異なって見えてくるとも言える話です。
まあ、戦争というのは醜い話でしかなく、
醜くない戦争を描くのは至難の業という事です。
市街地を攻撃せずに、
兵糧攻めだけで上手く立ち回れたなら、
恐らく現状の評価は違ったのかも知れません。
ただ、時間のかかる事ゆえに、
そこもまた現地の部隊の忍耐力と、
敵との戦闘の駆け引き…
いわば敵からの攻撃をどう凌いで、
上手く相手を疲弊させるか…
確かに現場からすれば無理難題に近いものでもあります。
ただ…人間とは恐ろしいもので、
もうあと数か月もこの戦争が続くと、
報道も視聴者もこの情報に飽きが生じて、
この戦争も徐々に放置される状態に成っていくとも思われます。
その時、ゼレンスキー大統領は賞味期限が切れて、
ここまでのフザケタ国連に対する提案などから、
徐々にボロをだしてくると思われます。
こいつは絶対に許さない!!