どうも…ショーエイです。
アメリカの交渉が頭悪そうなので、
ロシア側の視点に戦争の計画を考えます。
まず、アホな日本の戦略家(防衛省レベル)では、
アメリカ民主主義の弱点すら気付いていない。
中国、ロシアはこの弱点を知ってます。
何がアメリカの弱点か?
それは分断状態です。
以前にも伝えたように、この戦争がはじまると、
トランプの求心力が向上します。
何故ならトランプは寧ろロシアとは
上手く付き合う姿勢を見せていたから。
先ず、この戦争が複雑化すると何が起こるのか?
それはテロ攻撃です。
米国はドイツとロシアで結ばれるノルドストリーム2という、
天然ガスのパイプラインの停止に言及しました。
脅しのつもりでしょうが、これ国連憲章違反です。
いわばドイツに対する内政干渉。
とは言っても、ドイツがそこに言及はしないでしょう。
しかし、内政不干渉が国連憲章に有って、
米国は平気でこれに違反する。
こういう印象を広めることで、
米国の帝国主義に反対する思想を助長するのです。
米国のこうした態度は、
ほぼテロリストたちのモチベーションとして寄与するもので、
テロリストたちが兵士を洗脳するのに寧ろ好都合な話です。
ロシアはそれらを使うことはあえてしないですが、
ロシアに呼応してテロリストが活動を活発化させることは、
タッチしないだけです。
ただし、アメリカは再びテロの脅威にも直面する状態に成ります。
更には経済制裁の手が尽きて、
条約等の履行の意味も消えてしまい、
核兵器を使うかどうかも曖昧な状態に成ります。
恐らくはテロとの戦いに再び突入していくシナリオに成り、
民主党政権は恐らく信用を失うでしょう。
ロシアが核兵器を使う選択肢の前に、
バイデン政権は窮地に立たされます。
そこでトランプの登場!!
トランプの言葉は全て「揚げ足取り」を狙ったもので、
結果、
「民主党政権がテロとの戦いを忘れて、
ロシアを敵視して間違った戦争を引き起こした結果だと指摘する。」
アメリカの分断という意味で、
トランプの支持基盤が50%を切っただけ話で、
こうした状況を利用して言葉巧みに、
再び50%を上まれば良いだけの事です。
その支持を得る上では、民主党のそのような失態は、
寧ろ平和を期待した層の支持を無くし、
再びトランプに期待を寄せる方に流れるという事です。
米国というよりも、民主党の弱点を突くタイミングは、
寧ろ今の状況にあるのです。
ロシアは前のブログでも話した通り、
ウクライナに侵攻はしません。
ルガンスク、ドネツクという東部地域を、
民主的手段=地域投票によって独立させるだけです。
仮にバイデン政権がこれに経済制裁だけの対応で
対処したとしても、
ウクライナ政府がその状況を黙って受け入れるかどうか?
ウクライナ政府がこれをロシアの侵略として認めない場合、
双方で戦争がはじまります。
そしてアメリカがそれに参戦する、またはしない場合でも、
民主党政権の失態は追及されます。
いわば、ロシアとの友好的な交渉を行わなかったために、
ウクライナは領土を失ったという形で、
バイデン政権の無能ぶりを糾弾できるからです。
トランプが再選を目指すうえでは、
こうした点を逃さない事はロシアも理解している話です。
理性的なアメリカ人は、
それでもトランプの再選を阻もうと考えるでしょうが、
前回の選挙結果同様に50%の支持で揺らぐ
米国世論の中では、
トランプに民主主義を崩壊させる可能性があっても、
あえて間抜けなペロシ下院議長を中心とした民主党では、
求心力が無く、むしろアメリカを危険にさらすという考えも
出てくることは否めないのです。
50%の支持層で均衡する選挙なら、
失態を演じた側の支持層が減るのは目に見えて解る話です。
そしてトランプが関係悪化したロシアとの問題を
対話によって解決したら?…
何かシナリオ的には
トランプのノーベル平和賞の話もあり得そうな話に
成ってきますね。
実際に取れるかどうかは知らんけど…
【バイデンの生き残る道は・・・】
NATOを含めた米国の立場として、
今後ロシアを敵国として見なさいという内容で、
ロシアと調印する事。
国際紛争に関しては国連憲章に基づき、
双方で議論するという点は明確にしておく事。
また、意見の相違に関しては
双方が直接戦闘で関わらない点を継続する。
※米露の協定にこうしたものが非公表で存在するため。
更に大事なポイントは、
ロシアを含めてNATOへの加入手続きを将来的に取る。
ウクライナ及びベラルーシは、ロシアの加入を条件に検討する。
※NATOの方針を尊重して条件としてこう盛り込む。
ウクライナはロシアと敵対する状態では加入は認めないという暗に意味する条件を敢えて盛り込む。
そしてその調印の中には、
ウクライナの分断を平和的な解決で
まずは取りまとめる事から合意する。
細かい詳細は双方の話し合いで行う形に成るにせよ、
ウクライナなどの平和的解決が進行する上では、
NATOはロシアを敵国として扱わず、
東方へのミサイル配備等は議論しないという点は、
大事なポイントとなると言えます。
こうした条件以外は見せかけの交渉で、
最低でもロシアをNATOの敵国として扱わない点は、
全世界に公表するべき話です。
非公表では世代が変わると暗黙の条約の部分が曖昧に成ってしまい可笑しな解釈が加わって破綻してしまうからです。
因みにクリミアの返還の話は・・・
ロシアが返還に応じる条件は、
クリミアの人が選挙で
ウクライナの帰属を選択することだという話です。
これを知っている人は、
クリミアが決してウクライナに戻る事はない点を知ってます。
何故なら彼らがロシアへの帰属を選挙で望んだから。
NATOも米国もこの返還条件を公表できないのは、
絶対に選挙で負けてクリミア問題が
終結してしまう事を知っているからです。
クリミア出身の人に話を聞けば、
ウクライナに戻るなんてありえないと答える人が、
多いという事です。
そういう状況下で、貴方は誰の味方をしますか?
ウクライナ政府?それともクリミアの市民?
そういう事も考えた上でよく理解してほしいですね。
米国人は意外とそういうニュースを
ちゃんと把握してる人も多いようです。
論理的に理解する人が多いからかな・・・
なのでより一層、
民主党が米国民を馬鹿にしてると
痛い目に会うと言えばそうなのです。
日本では出来れば、日本人の大多数の様に
一方的なコメントを聞いて理解したつもりでいる人は
先ず、この問題を取り上げないでほしい。
そういう馬鹿な意見に振り回されてしまう
思考能力の欠落した知識人を増やすだけなので。
まあ、彼らは結局高みの見物で
戦争が起こる事を期待してるだけの
平和ボケ人間なんでしょうが…
日本人として恥ずかしいだけで、影響力はないので、
どうでもいいと言えばどうでも良いのですがね…
民主主義の弱点というは世論なのです。
その弱点を克服するのに、
政府は独裁的な圧力や監視を以て対応したがるのです。
いわば選挙で負ければ、
戦争してもその政権は負けなのです。
アメリカとして戦争で負ける理由は、
ほぼこういう部分に有り、
民主主義の脆弱さとして、
政権が変われば軍への指導も変わり、
作戦まで変更を余儀なくされる。
かといって独裁的な法律を許してしまえば、
苦しむのはその国民であり市民です。
アメリカの民主主義を守る上では、
正義の無い戦争はしない!!
それが米国憲法の
「Justice & Liberty」
なのです。
悪者を作って正義を掲げても、
それは正義ではない!!
アメリカの自由を脅かすものが悪者であって、
政治システムの違いで悪者を決めることは、
決して正義では無いのです。
その上辺の正義は、
世論を分断させるだけのもので、
結果、真の正義を考える国民であり市民に、
選挙という形で淘汰されるのです。
ブッシュ時代の9.11のテロは、
アメリカ人が団結して向き合った敵です。
ロシアや中国を敵視することは、
一部の人間の偏見でしかなく、
本当に必要な敵か?と疑問視する部分です。
銃を向けるから相手も銃を向けてくる訳で、
そういう形で敵として扱えば、
どちらかが引き金を引かざるを得なくなる。
お互い話し合いの中で敵出ない事を確認して、
今現在は、そろそろ銃を治めて酒でも酌み交わしてみようか、
という方向へ転換するべきなのです。
そうしない内は…
ウイグルの状況にしても、
ウクライナの緊張にしても、
全く見えない状態が続くだけという、
何の改善も理解も話し合われないだけの
無駄な時間でしかない事に、
そろそろ気付いてほしいですね。