対中問題…深くよく考えて見よう。 | ショーエイのアタックまんがーワン

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タッグチームLiberteenの漫画キャラクター・ショーエイが届ける、笑えるブログ・ショーエイの小言です。宜しくお願いします。

どうも…ショーエイです。

浅はかな議論ばかり目立つ今日この頃。

 

先ず最初に、

南シナ海だけの局地的な戦争で考えたら、

米軍が中国を粉砕する事は出来る。

でも、戦線が拡大した時は、

米軍は必ず結果を出せずに撤退を余儀なくされる。

 

ベトナム戦争ではアメリカの技術的な戦力は

圧倒的だったはずにもかかわらず、

結果として撤退を余儀なくされました。

 

中国との戦争も同じ轍を踏む、

若しくはもっと最悪な戦禍を引き起こすことに成ります。

 

ただ、逆に中国が尖閣諸島に侵攻した場合、

中国は最悪な結末で敗北するという事は言えます。

何故ならその行動はサダムフセイン同様に、

世界全体を確実に敵に回すから。

 

【トランプを英雄にしたいと思いますか?】

アホ首相同様に、トランプ如き間抜けを

戦争で英雄にしたいと思うかという点です。

支持率で言えば、

米国の40%前後はそう思うかもしれません。

しかし、残りは「冗談じゃない」と考えるでしょう。

 

そんな奴の為に命を掛けれますか?

ある意味、トランプの為に死ねますか?

 

前線に送られる人はそんな気持ちで

戦う事に成る訳です。

 

逆に中国の人たちは?

香港やウイグルの問題は別として、

生活水準が著しく向上した中、

米国が彼らの生活を脅かすと考えれば、

ある意味、中国の人たちは寧ろ

団結して戦争に向かうだろうと考えるべきです。

 

そういう意味で考えても、

こういう状況の戦争で、

中国共産党の権威を脅かすどころか、

寧ろその権威を盤石にさせるための

戦争に成るだけです。

 

そういう結末が見えていて、

戦争でしか解決しない議論に

何の意味が有るのでしょうか?

 

【間抜けな政治家と国民】

政治家は自国の軍隊が

国と言う名を借りた自分の為に

喜んで死ぬと勘違いする。

国民も自分の代わりに命を懸ける彼らが、

喜んで死地に行ってくれると勘違いしている。

 

そういういい加減な議論で、

民主主義の決断だからと、

間抜けな大統領や首相の判断に

頼って良いものか…

 

スポーツで負ける感覚で

戦争に負ける意味を考えていないだろうか。

無能な指揮官が、

結局無能な結果をスポーツで残しても、

残念というレベルで終われるが、

戦争に成ると、

生活どころか生命も脅かされる。

 

【香港国家安全法は香港デモを支援した人たちのせい】

外圧によって香港の独立が脅かされたと感じた上で、

中国は香港国家安全法を通した。

ある意味、中国からしてみれば、

何もせずに香港を野放しにしてしまえば、

香港は外圧によって独立機運をより高め、

そして独立しようとしたでしょう。

そうなった時には、

中国は自国の一部が切り取られるならと、

軍事的な弾圧をおこなう状況に走ると言えます。

 

外圧を掛けたがわは、そんな状況や、

中国が抱く危機感を無視して、

勝手に自分たちの価値観で支援した訳です。

 

いわば中国は香港の独立運動もしくは戦争を

回避する意味でこうした圧力を用いるだろうことは、

多分、このブログでも書いていたと思います。

故に香港のデモは程よい所で

終わる方が良かったと考えていたのですが…

 

【スパイ行為に関して】

中国がアメリカにスパイ行為を働いているのは当然で、

無論、その行為が発見された場合、

アメリカの法律に準じて逮捕する事は、

当然の話です。

 

ところがアメリカが中国にスパイ行為を行っているのも当然で、

逆に、その行為が発見された場合、

中国の法律に準じて逮捕するのも当然です。

 

ある意味、双方でスパイされないように努めるのが、

暗黙の外交で有るはずで、

何方かが逮捕に踏み切れば、

もう一方も報復で行えるというのが常識です。

 

領事館の閉鎖に関しても結局はそうした流れの話で、

中国を悪とするのはアメリカのプロパガンダで、

中国は中国でアメリカを悪とするプロパガンダで、

彼ら人民に反米意識を植え付けます。

 

【中国との戦争に確実に勝つためには】

中国の共産党を打倒するという意味で考えた場合、

中国の人民が共産党から離れる状況を作らねば、

中国ほぼ12億の人民は団結して戦います。

それは日本人が日本を本当に脅かされた状態でも、

同じでその時は1億2千万人が団結して戦うでしょう。

 

こういう戦争に成ると勝っても負けても被害は甚大で、

第二次大戦の時の日本の様な状態も有りうる話です。

 

しかし、相手が国を見限る状態に有れば、

その戦争は攻め込む内部に味方を得て、

より容易に攻略出来ます。

 

その為には共産党が政策上の失態を

演じる状態がタイミングと成るわけで、

逆に言えば、今の勢いのある中国経済の状態は

寧ろ戦争を仕掛けるタイミングとして最悪です。

 

そのタイミングを生み出す意味で、

言い方が悪く成るが、

アヘンと同じように中毒症状を与えるのが

実は得策なのです。

ただ、中毒症状と言っても、

グローバル経済に依存するという中毒で、

世界の経済網あっての中国経済とするべきなのです。

 

ある意味、共産党が人民の信頼を失わない為には、

世界と上手く外交しなければ成らないという意識を

植え付ける事が大事で、

それを共産党が無視して経済を鈍化させたら、

その判断にその人民は不信感を抱く状態に成るでしょう。

ところが今、世界が反中姿勢を示して、

中国経済の鈍化で中国の人民を煽ろうとしても、

実際は逆効果で、

寧ろ中国に対する偏見を感じて、

中国の人民は団結してしまうのです。

何故時期尚早なのか…

 

日本人として例え慰安婦問題で

韓国の主張を理解したとしても、

反日感情むき出しで日本を悪く言われたら、

韓国に対して不快に感じるのは当然だと思います。

 

これはアメリカも同様で、

トランプの悪口=アメリカの悪口に聞こえたら、

それを受け入れる姿勢は変わってきます。

 

同様に今の中国人も同じ不快感を感じているだけで、

それ=共産党の外交失態とは成らず、

寧ろ中国人に対する偏見としか感じないのも事実です。

 

日本やアメリカとは言わずトランプ陣営が議論しているのは、

こういうクダラナイレベルのプロパガンダでしか無いという事です。

 

中国を受け入れて、中国人をグローバルビジネスに漬け込み、

その上で共産党が外交上の失態で世界の信頼を失う状態に成れば、

その時は多くの中国人が共産党を無能者と見て見限る意識が生まれるでしょう。

また、日本にも親中派が居るように、

共産党内でも色々な派閥に分かれ、

見識の分断が形成されたら、

失態は大きな変革を齎す機会に成ります。

 

仮にこうしたタイミングで

中国が世界の信頼を失う失態を犯した時は、

その時こそ絶妙なタイミングとして狙うべき話なのです。

無論、中国共産党はこうした隙が生じる事を理解し、

そうした隙を与えないように、

外交上、国政上適正に努めるのなら、

いわば現状維持でも世界の脅威とは成らないと言えます。

 

寧ろ、このまま中国を孤立させ、

その人民に偏見という意識を植え付けたまま、

冷戦状態に陥ってしまう方が

より軍事的脅威が高まり、

より中国の暴走気味の活動も

その人民から支持を得やすくなると危惧するべき話です。

 

ある意味、ポンペオなんて奴の言ってる話であり、

暴露本出したボルトンにしても、

全く戦略性の無い単なる疑心暗鬼の

妄想でしか無いと言っておきます。

 

外交上平和主義で進めつつ、

隙を見せたら何時でも行くぞ!!

そういうプレッシャーこそ孫子の兵法の神髄なのです。

 

結果、戦争せずに世界が外交で纏まれば、

それこそ世界全体がWINWINな関係に成るのですから。

 

何度もこのブログでは孫子の外交を以て制する話をしてます。

戦争は最終的な手段であるべきというのも、

相手が隙を見せたら逃さず攻めろなのですが、

相手に自らの隙を出させない様に外交上で取り込むというのが

その方法です。

今の世界で外交上で取り込むというのは、

国連の枠組みで世界の基準を統合するという事です。

そういう過程の中でも、

相手が失政によって隙を与えたら、

いつでも容赦なく攻め込むぞという姿勢は

プレッシャーとして意識させつつ、

相手を良い形に導くことが大事なのです。

 

今の中国が失政してる?

寧ろ失政しているのはトランプと安部の方で、

中国のやり方は民主的には疑問視されても、

国政としては当然の対応と言えます。

ある意味、それが失政で有ると

日本人や外国の人間が決めつけたところで意味が無く、

中国本土の人民が失政で有ると判断しない限り、

それはその国では失政に成らないのです。

 

トランプの失政はアメリカファーストを唱えて、

世界中からトランプに従いたくない、

トランプを世界のリーダーとして認めたくない

という意識を植え付けた事で、

パワハラ以外何もできない間抜けな失政です。

こんなアメリカとは一緒に戦いたくないという人が、

世界中で最低5割、恐らく7割いる状態で、

戦争して中国相手に苦戦したら、

ドイツを含むEUも助けてくれない状態で、

アメリカの失墜を歓迎するムードも考えられます。

 

本当に世界の為を思うなら、

コロナと共に去りぬ

して欲しいです。