シリア攻撃…軍事意識の増長を齎すだけ。 | ショーエイのアタックまんがーワン

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タッグチームLiberteenの漫画キャラクター・ショーエイが届ける、笑えるブログ・ショーエイの小言です。宜しくお願いします。

どうも…ショーエイです。
やるだろうなと思っててやっちゃいましたね…
流石はアホ…
 
シリアの様な国に対して、こういう攻撃を仕掛けるから、
米国の傲慢さが嫌悪され、更には警戒されるのです。
 
米国の勝手な都合で戦争する事を警戒するから、
ロシアや中国はその警戒網を敷くしか無くなる。
南シナ海なども、中国は今後より
軍備増強して警戒を強めなくてはならにだろうし、
ロシアもクリミア半島を手放す発想は
軍事警戒ラインを考慮して有り得ない話に成ってきます。
日本で考えるなら、北方領土返還なんて
有り得ない状態に成ったと言える状況で、
尖閣諸島はより中国に狙われるポイントになってきます。
 
そもそも過去を例に挙げて、
米国主導で米国が嫌悪する国に対する攻撃が、
こういう軍事境界線を意識させ続ける行為だったのです。
北朝鮮の核問題に対しても、
ある意味今回の米国のシリア攻撃が齎した意味としては、
核の保持こそ対米の安全保障と言える事を
あからさまにした様な行動で、
 
シリアは核兵器が無かったから攻撃され、
北朝鮮は核兵器を持っていたから攻撃されなかった。
 
という印象を相手に与えた行動とも言えます。
 
因みにアフガン戦争は9.11テロに対する報復で、
イラク戦争はサダム・フセインが湾岸戦争に発展した
クェート侵攻した戦犯者故に、
その戦争はある意味正当化できます。
 
しかし、英仏(米国は主導しなかった)が
リビアのカダフィーを追いやった行為などは、
親米の行動を中ロが警戒する内容で、
油断して軍事境界線を弱体化させれば
欧州、米国は直ぐにでも戦争を仕掛けてくる…
そういう意識を与えるモノだったと言えます。
 
よってウクライナの強制的
(デモ暴走による大統領府への襲撃行為)な政権交代は、
ロシアにそれを強く意識させ、
クリミアを同じ政治的計略で確保した行為と位置づけます。
中国も、南シナ問題に関しては、
欧米のダブルスタンダード…
日本の沖ノ鳥島(本来は岩)を島と認定し領海と認めた行為に対する
ある意味充て付け行為と見られ、
それによって軍事境界線の確保を政治計略で広げたと言えます。
 
欧米諸国が本気で平和維持を意識させる行動で、
上記の中ロの行為を批難しているのなら、
それは正当化される意味で考えるべきでしょうが、
中ロの行動を警戒してと付け加えますが、
軍事的な意識を彷彿させる政治計略を利用すれば、
中ロがそれを警戒する意味としては当然と言えます。
 
あえて言いますが強い欧米では世界は纏まりません。
何度も言うように文化や経済の反映で魅了する欧米で無ければ
双方に軍事意識を軽減する状態にはならないと言えます。
 
まあ、所詮は人間の考えるレベルなので、
こういう失態を何度も繰り返す嵯峨なのは仕方のない事でしょう。
 
イイ感じで地球は地獄へと邁進していく感じと警告しておきます。
この世は金獄(金の力に隷属する地獄)という状態なのでしょうか…
 
別段、宗教家では有りませんが、
天国と地獄の話は、ちょっと面白いと考えてます。
先ず、人間の体の構造を考えた時、
とても精巧に作られた機械の様にも感じるわけで、
この構造の設計図(遺伝子)が自然発生で創造されたと考えるには、
あまりにも精巧かつ人間が探求できるレベルでの論理的な要素が多すぎる点です。
 
欧米の科学者はこの点に気づき、
何か大きな力(神)によって齎されている現象だという
究極の事では一致しているそうです。
 
欧米はキリスト教の国なので、
この辺をキリストの言葉を引用して話すと…
「金持ちが天国へ行くのは、ラクダを針の穴に通るより難しい」
キリストはそう皮肉ったそうですが・・・
諸説、この言葉の意味は多々ありますが、
天国=平和を保障された世界とした場合、
平和を乱すもの(魂)は自然その世界から排除された方が維持しやすい。
ただ、それでも平和を愛するだけの人間では
そこへはたどり着けず、
何故、平和が齎されるのか、何故その平和が平和なのか
色々な根拠を理解できる人間でなければ、
その世界の平和を本当の意味で享受できない故に排除されるとも言えます。
故に「ラクダを針の穴に通すより難しい」と皮肉った訳です。
 
※現状、ラクダを針の穴に通すには
心の目で通すという意味が定着しているので、
心の目で通せば天国へ行けると勘違いしているなら、
その人はその程度の人間と言う意味にも繋がります。
心の目で見ると言う回答が、また何を意味するモノなのか、
こういう理解力が問われる皮肉だと追究する気持ちが道をひらくという意味です。
故に「ラクダを針の穴に通すより難しい」という表現なのです。(哲学)
 
天国は一つなのか一杯あるのかは知りません。
そこは宗教的な話なので…
ただ哲学としてキリストの言葉を理解する意味では、大変興味深いと言えます。
 
仏教に於いては、「死すれば全て無に帰する・・・」
これは現代日本に定着した「無の窮地」の話ですが、
故に現世を堪能しろという意味にも繋がります。
ただし、仏陀の「無の窮地」はそのレベルを通り越したモノであることは
言っておきます。
 
仏陀が邪道では無く、仏道を広めた意味で考えて下さい。
単に「現世を堪能しろ」という意味ならば、
人間の嵯峨を一切咎める事はせず、
精進などの発想へ導くものでは無かったと言えます。
恐らく戦争も争いも強欲も、
すべてが認められた世界と説いていたと言えます。
 
しかし、目を閉ざして無の世界を感じ入った先に、
唯一「無」に成らないモノが存在した。
それは人間(魂)の持つ「意識」です。
脳で何かを考える事も止めてただ闇の中に没頭する。
それでも自分はその空間に存在する。
 
かれはココに神秘の力(キリスト教の創造主)は存在すると期待して、
仏教と言う善道の道を広めたと言えます。
 
科学的には脳死すれば意識も無くなるという事は言えます。
故に、真に無に成ると信じるのならば、
そこに陥るのもその人の考え方です。
自由に生きるのも勝手ですが、
それ故に死という無に怯えを感じるのなら、
より安全な世界を求める方が良いのではという皮肉は言えます。
 
まあ、結局、何が言いたいかと言うと…
世界を平和に導くにはそれだけ難しいし、
理解をしてもらいにくいプロセスだという事です。
 
故に簡単に戦争に成るような発想しか出来ないレベルの世界と言えます。
「金獄」という表現は金の力でパワーゲームを楽しむ人間の世界という
表現で理解してもらえれば、面白いかと思います。
マスコミの情報を操作するのも金の力で何とでもなるわけだし、
それに踊らされている一般人は
民主制というゲームルールに踊らされる、プログラミングされたNPCと同じです。
 
いわば、こういえば何%のNPCはこう反応するという状態と同じです。
その反応が単純で有ればあるほど、パワーゲームは簡単に動かしやすい訳で、
反応が複雑であればあるほど、彼らの思い通りには事が進まない事に成ります。
 
そういう世界にするか否かは、世界中の人の個々の意識に依存します。
それゆえの民主制なのですから…
パワーゲームに簡単に流される様な状態は、
逆にNPCとして彼らに支配されるだけの事だと知っておくべきと思います。
 
サッカーW杯ロシア開催を天秤に掛けたタイミングですが、
まあ、こうなったらロシアもイモ引かずに戦争する方が面白いとも言えます。
 
正直、平和を滅茶苦茶にするなら徹底的に破滅に向かいましょうが、
パワーゲームの結末を理解する意味で賢明だし、
本当に核戦争に成る前に、まだ理性を保った状態で戦争をする方が望ましいとも言えます。
 
筆者は平和の殉教者では無いので…
あくまで平和を維持するか、戦争を拡散するかは、
一般人の流される方向だという事で説明しているだけです。
 
ただし…水面下で調整し、
政治的なパフォーマンスで発射したモノならば、
攻撃はこれでいったん終了するだろうという事は考えられます。
 
もしそうなら、状況は水面下では激化しないのではという感じも有ります。
あと、国防長官のマティス氏が言うように、
塩素ガス、サリンレベルならば、
国家機関が使用する化学兵器としては粗末なレベルとも言えます。
サリンはあのオウム教ですら密造できた代物なので・・・
ただし、アサド支持側の組織が功を焦って使用した可能性は有りますが、
空爆で発生したという場合、その根拠は薄れます。
彼ら組織はアサド政権側の空軍では無く、陸兵の民兵なのですから…
 
で…ミサイルの爆撃後、塩素ガスやサリンガスは爆発地点で検出されたのかな?
最近の技術なら衛星で成分分析は出来るはずと思うので、
それを分析していないはずは無いと思うのですが…
ちゃんと報告して欲しいです。
前回もこの報告は有りませんでした。
まあ、報告したとしても米軍が化学兵器をインプラントして発射した可能性も出てくるので、
おそらく何も有りませんでしたを隠蔽して報道しない状態で終わらせることも
十分に考えられます。
 
軍のプロなら今回も証拠不十分な状態なのは理解しているだろうし、
あまり乗り気でない点も彼らのコメントから伺えます。
 
さらに米大統領令としての発令は、今回の攻撃命令は違憲です。
議会の承認を得ていない攻撃で、米国の自衛権とは異なるケースです。
これで化学兵器の証拠を明確に出来なければ、
トランプは違憲行為で軍を動かした点も捜査対象にまたは弾劾する理由に上げられます。
中間選挙で民主党が議会マジョリティを取れば、
トランプは終わるかも…
その時は己の愚かな判断で窮地に立たされた馬鹿と言えます。
 
その反面、ロシア中国が国内世論に対して軍事警戒を説く意味では、
より明確にアピールできる状態を示したことに繋がり、
彼らの南シナやウクライナ、シリアに於ける活動を欧米が批難しても、
その国内世論がそれに反発する根拠を与えたという事は言えます。
 
敵の大義を削ぎ落す計略としても逆効果な話で、
無策無能の力押しと評価します。
いわば世論意識を欧米と中ロで分断しただけで、
どちらの言葉も正当性は理解されにくい環境に成っただけと言えます。
 
慰安婦問題で、
日本人が韓国人の主張を聞き入れたくない心情と同様に、
韓国人も日本人の主張を聞き入れたくない状態で、
世論は両国でその状態が当然として意識されているだけという
不毛な状態を意味します。
 
お互い、手を取り合っていざこざ無くして頑張りましょう…
これが成立して初めて双方の主張が聞きやすく成るのです。
簡単な原理ですが、ポピュリズムに依存した社会では難しい…
色々な偏見がそこに交じりやすくなるのですから…