無知無能がこぞって無知な質問をあざける情けない国のお話… | ショーエイのアタックまんがーワン

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タッグチームLiberteenの漫画キャラクター・ショーエイが届ける、笑えるブログ・ショーエイの小言です。宜しくお願いします。

どうも…ショーエイです。

https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/小林よしのり氏「無知は恥」ウーマン村本擁護を批判/ar-AAuNoDO?li=BBfTvMA&ocid=spartanntp#page=2


まあ、こんな記事が出てきてるんですが…

あのう…朝生というのはテレビ番組ですよね・・・

これって浅はかで生々しい番組だったんですか?

田原総一郎さんに申し訳ないような出来事ですよね。

 

無知を装った質問でも、無知な質問でも、

視聴者の一部が理解できていない可能性を踏まえた質問なら、

その質問を批難する以前に説明するのが当然なのでは。

無論、当方は憲法9条と自衛隊の合憲性の話は、

ブログ上で説明しているので、

質問されて腹が立つという意味が逆に不明です。

その反面、違憲と簡単に区切って言っている有識者は、

逆に「浅」はかで「生」兵法な知識しか有していないから、

説明出来なくなって腹が立ったという感じに思えます。

 

因みに、日本人にとって憲法は色々な人が勝手に解釈を加えて

実際の意味はグジャグジャと言えます。

色々な有識者が持論の都合で解釈加えたモノが四方八方に散らばり、

どれが本当の意味なのかという点で不明瞭なのが実態と言えます。

それ故に有識者も自分の都合に合う一方的な解釈を信じ込んでいるため、

まあ、両極同士で話が纏まらないと言うだけ。

故に真っ当な説明が出来ないわけだし、

宗教の様に学説を信じ込んでいるのと同じで、

その真意を解けないままでいる。

 

日本ではこのような人間を有識者と呼んで言います。

 

では、海外では…

以前、憲法を解釈するうえで大事な点は、

多重解釈と最大許容という事を話したと思います。

多重解釈とは、文脈から読み取れるあらゆる方向からの解釈を参照するという意味。

無論、上記に述べた様に様々な方向からの解釈故に、

全く別な意味に成る部分が重複していきます。

そこで最大許容という部分を導き出す必要性が生じるのです。

最大許容とは?

例えるのなら、個別的自衛権と言われる部分…

敵から攻め込まれて自衛すら出来ないという話では困るという点から、

憲法九条を読み解いて考えていきましょう。

「国権の発動たる戦争、武力による威嚇または武力の行使は、

国際紛争を解決する手段としてこれを永久に放棄する。」

を見ます。

いわば国権の発動でなければ良く、

国際紛争を解決する手段でなければ問題ない・・・

という解釈が単純に見えてきます。

では外敵が領海内に侵入してきたケースは国際紛争か、それとも国内問題か?

また、外敵が侵入してきて守れないという状態が望ましいのか、

それともそれは守れる状態が当然だと考えるのが適切なのかも一緒に考えてみて下さい。

 

まあ、どう考えても外敵の侵入は国内問題として

考える方が良いという見解に落ち着くのでは無いでしょうか。

よってこれを排除する行為は国内問題とする故に合憲と解釈できます。

解釈できるという事は、それを許容として設定することが

叶うという意味にも成ります。

こう解釈できるがゆえに許容できる解釈の範囲という意味で、

最大許容という部分を更に考えていくと、

二項にある…

「上記を全うする上で、陸海空その他戦力はこれを保持しない。」

という箇所…

いわば上記を全うする上でとは、一項に記載された内容を犯さないという意味で、

「陸海空その他戦力は保持しない」と書かれているわけでは無く、

陸海空その他戦力は(これ)を保持しないという文脈に成ります。

(これ)とは?

国語の試験問題のような(これ)に対する質問で、

(これ)に該当するモノは「上記で禁じられた権利」

と言えることが適切な答えなのではという文章です。

そうなると…自国の自衛を目的とした自衛隊は?

陸海空を保持しても自衛権(国内問題)以外の行動は行わない!!

という意味で成立するがゆえに、

合憲という解釈で最大許容の中に盛り込めてきます。

ただし!!!

アホが違憲状態にしてしまった事は言うまでも無く、

防衛省という内閣に所属する大臣を有した組織では、

国権の発動たる戦争そのモノに該当します。

戦争とは…

攻守にわたる戦闘行為そのものが戦いによって争うという意味に該当します。

自衛は戦争でないと解釈するのは実は無理な解釈で、

国連憲章に於いても、戦争とは別に、自衛を区別した言葉として盛り込むことで、

自衛は例外という部分で示しているほどです。

国権に関しても…

国の権利として解釈すれば、

自衛権を含むあらゆる国の権利がNGに成るゆえに、

自衛すら出来ない内容に成ります。

まあ、これ故に違憲と解釈する人も居ますが、

英文解釈が外務省が海外への説明として公的に認めた

解釈という意味で考え、

ここで説明される意味を参照すると…

国家の権限=国権という意味に成ります。

国家の権限とは・・・

政府、英文上では内閣を指しますが

2項の最後の「国の交戦権はこれを認めない」という部分も含めて考えるのなら、

内閣と議会が有する国家としての権限を発動できる機関とするのが適切です。

ただし、英文にあるSovereign Rights of Nationとい意味で、

国民の主権と解釈されますが、

閣が有する権限という意味で限定しても解釈できます。

日本人の大半がアホなので、

内閣の権限=国権とするのが曲解だと言いそうですが、

実際にその根拠を民主制の意味で説明すると…

国民の代表として行政の長の位置づけで

様々な執政を取り仕切るのが内閣に該当する訳で、

国民の主権として発動する=

国民により信任を受けた内閣の意向で発動するという意味は成立します。

また憲法の前文に記載されている

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、

その権威は国民に由来し、

その権力は国民の代表者がこれを行使し、

その福利は国民がこれを享受する。」

とい部分でも記載がされており、
実際の発動機能の意味で考えれば、
国権の発動=内閣による発動という部分が適正と成ります。
まあ、議会もこれに該当しますが…立法と行政という、
法の執行の権限の意味で考えれば内閣と位置づけるのが適正です。
 
さて、ここで最大許容として考えるべきポイントは、
東条内閣の様な状態を再び望むのか、
それとも適切な民主国家としての機能を維持させるべきか?
前者を望んだとしても、解釈上自衛権の行使という限定された部分では、
内閣による発動にのみ許容される解釈となり、
それ以外だと戦争行為は政治家自衛官を含めた日本国民として、
誰も発動しては成らない意味に成ってしまいます。
その上で、民主国家としての機能を維持する上で考えれば、
内閣による発動という言葉の穴に許容を設けて、
自衛権の合憲性を示す方が良いと言えてきます。
この解釈に議会を含める事も可能ですが、
議決による許容は残すべきか否かは議論によるべき所です。
ただし、何れにせよ法の執行権という意味では内閣が有するところで有り、
議決されても内閣が執行できないという意味では、
憲法上、議決が有っても内閣はそれを元に軍隊に戦闘命令を出してはならないと成るので、
内閣=国権の発動で十分に機能する計算に成ります。
実際にそういう解釈で理に適うため、
ここを最大許容のポイントに置いたうえで、
自衛隊を合憲とするわけです。

よって実際はこじ付けでは無く、
憲法に明確に記載された事実として成立する意味なのです。
 
こうした解釈の元でこれを上手く機能させたのは
吉田茂元総理の発案での自衛隊で有って、
内閣から独立した行政機関としての防衛庁が適切だったのです。
これをアホが第一次政権時代に防衛省に昇格させたがゆえに、
防衛大臣を自衛隊のトップにしてしまい、
如何なる自衛権の発動も、
国権の発動=内閣による指示が成立してしまうように成ったのです。
アホが憲法改正したい理由は、
自分のアホさを後世に残さない為故の行為でしか無いとも断言できます。
 
では、防衛庁と防衛省何が違うのか?
省庁の庁は・・・警察庁、検察庁が意味するところでお解りの様に、
国政を捜査する権限を有する意味で国政とは別の独立した組織の意味を持ちます。
故に、国政の意に反して独立した判断基準が認められた機関と成ります。
一方の省に該当するところは大臣を内閣により置かれ、
内閣の指揮によって機能する組織と成ります。
防衛庁も一応は自衛隊法などで活動規定が法律で制限されておりますが、
戦闘行為に該当する判断は防衛庁の独立した基準で認められます。
???
「最高指揮監督官」???
内閣総理大臣は「最高司令官」では無く、
「最高指揮監督官」という役割です。
アホな有識者はこれを「最高司令官」=
「最高指揮監督官」なんて言ってしまいますが、
そもそもそれが大きな間違いで、
省庁職員でも相当優秀な人以外は知らない程、
無知が横行しているのがこの国の実態です。
 
最高司令官は米大統領同様に
攻撃発動などの指揮権を有します。

最高指揮監督官は違法性な部分に関して、
罷免等の権限を有する意味でのトップなのです。
 
まあ、根拠を良く考えてみれば…
何故、最高司令官という記述でなく、
最高指揮監督かんという記述なのか?
言葉上の方便なんてのは、日本人にしか通用しないアホな誤魔化しで、
海外を視野に考えるいわばGHQ相手に説明する意味で設けられた権限故に、
「最高指揮監督」が上記の機能に制約されたという事も説明できます。
 
総理大臣の防衛発動に関して???
自衛隊法にも記載された防衛発動が一番のネックです。
ただし、防衛庁の状態であれば、
防衛発動は「防衛要請」の意味で機能し、
実際の戦闘行為の必要性判断は自衛隊の規定に基づく判断で決定されます。
よって内閣は防衛行動のポイントまでは指示できるが、
戦闘の判断は現場に任せるという意味で、
国権の発動による戦争の意味を憲法上回避してきました。
所が、防衛省で自衛隊組織のトップが防衛大臣に成ってしまうと、
防衛大臣が戦闘行為の判断を下せる立場に成ってしまいます。
仮に現場の判断としても、大臣が最高責任者である以上、
その責任は大臣に付与されるところとなり、
いずれにせよ国権の発動という意味で通さざるを得なく成ります。
これを防衛大臣が屁理屈で責任転換できるのは、
それを許してしまうアホな日本人くらいのモノで、
海外では責任は責任者が最終的に追うモノだから
現場判断でも大臣の発動という意味になると言われるだけです。
 

まあ、説明すればこんな感じなのですが…

実際には自衛隊は違憲では無く、

防衛省が違憲なのだという事がご理解いただけたでしょうか。

そういう意味で村本氏の無知な質問は、実は的を得た質問で、

自衛隊は何で違憲なんですか?

説明できない方が無知ゆえに違憲と信じ込んでいるからです。

という回答に成ります。

 

言っちゃ悪いけど、無知と罵られる方が実はまともにで、

説明できずに無知として切り捨ててしまう方が実は無知なのです。

ちゃんと理解できている人なら説明することは厭わないし、

それでも疑問が生じるという部分も一緒に考えようとするものです。

また、色々の見解が錯綜するがゆえに、

何が適正か理解しにくいというのも一般的な見方に成るとも言えます。

有識者はこうした部分も理解せずに、

自分が知っている乏しい範囲を自慢げに語っているだけで、

混乱しても色々な見解を論理的に理解したいという一般的な好奇心を、

無碍にあしらっているだけとも言えます。

 

そういえばオッサンが高校生の頃、

数学の先生に、3.14......その他続くの円周率覚えるのが面倒だから

円周率を計算する方法を教えてくれと聞いたことが有るそうです。

すると数学の先生は「君にはまだ早い!!」といって切り捨てたので、

以後、数学の勉強は放棄したそうです。

因みに、数学の勉強を放棄したはずのオッサンですが、

難解大学の数式問題を、

友達に関数(記憶する部分)だけを当て嵌めさせて全問解いた事が有るそうです。

必要ないモノを覚えるのが嫌いな性格だったようで、

考える事大好きな人でIQは・・・なんだとか…

まあ、海外だと関数部分はカンニングみたいに参照できちゃう分、

逆に簡単だったようですが…

 

因みに、アホというついでに日本のアホ政権のアホっぷりを言わせてもらうと…

最近、将棋がブームみたいな感じで将棋を参考に言わせてもらえば、

一流は、一手一手の相手の動きを見極めながら、

次の自分の手を考えて勝利へ導こうとする…

これは誰でも知っている事ですが、

日本の政治家…北朝鮮の動き、韓国の動き、

それらを一手一手見極めて考えながら行動しているというより、

自分が知っている棋譜通りの動きを強引に進めているだけにしか見えません。

いわば柔軟性の無い彼らの言葉言葉がそれを証明しているわけで、

結局、やばいと感じた時は後手後手に回る始末と言えます。

それを国民の87%近くが全くアホさに気づかないという有様…

どうなんだろうね…この国は…

 

「浅はか生兵法テレビ」こと「アサ生テレビ」に落ちてしまって…

司会者が可哀想ですね・・・