まあ、こんな記事が出てきてるんですが…
あのう…朝生というのはテレビ番組ですよね・・・
これって浅はかで生々しい番組だったんですか?
田原総一郎さんに申し訳ないような出来事ですよね。
無知を装った質問でも、無知な質問でも、
視聴者の一部が理解できていない可能性を踏まえた質問なら、
その質問を批難する以前に説明するのが当然なのでは。
無論、当方は憲法9条と自衛隊の合憲性の話は、
ブログ上で説明しているので、
質問されて腹が立つという意味が逆に不明です。
その反面、違憲と簡単に区切って言っている有識者は、
逆に「浅」はかで「生」兵法な知識しか有していないから、
説明出来なくなって腹が立ったという感じに思えます。
因みに、日本人にとって憲法は色々な人が勝手に解釈を加えて
実際の意味はグジャグジャと言えます。
色々な有識者が持論の都合で解釈加えたモノが四方八方に散らばり、
どれが本当の意味なのかという点で不明瞭なのが実態と言えます。
それ故に有識者も自分の都合に合う一方的な解釈を信じ込んでいるため、
まあ、両極同士で話が纏まらないと言うだけ。
故に真っ当な説明が出来ないわけだし、
宗教の様に学説を信じ込んでいるのと同じで、
その真意を解けないままでいる。
日本ではこのような人間を有識者と呼んで言います。
では、海外では…
以前、憲法を解釈するうえで大事な点は、
多重解釈と最大許容という事を話したと思います。
多重解釈とは、文脈から読み取れるあらゆる方向からの解釈を参照するという意味。
無論、上記に述べた様に様々な方向からの解釈故に、
全く別な意味に成る部分が重複していきます。
そこで最大許容という部分を導き出す必要性が生じるのです。
最大許容とは?
例えるのなら、個別的自衛権と言われる部分…
敵から攻め込まれて自衛すら出来ないという話では困るという点から、
憲法九条を読み解いて考えていきましょう。
「国権の発動たる戦争、武力による威嚇または武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としてこれを永久に放棄する。」
を見ます。
いわば国権の発動でなければ良く、
国際紛争を解決する手段でなければ問題ない・・・
という解釈が単純に見えてきます。
では外敵が領海内に侵入してきたケースは国際紛争か、それとも国内問題か?
また、外敵が侵入してきて守れないという状態が望ましいのか、
それともそれは守れる状態が当然だと考えるのが適切なのかも一緒に考えてみて下さい。
まあ、どう考えても外敵の侵入は国内問題として
考える方が良いという見解に落ち着くのでは無いでしょうか。
よってこれを排除する行為は国内問題とする故に合憲と解釈できます。
解釈できるという事は、それを許容として設定することが
叶うという意味にも成ります。
こう解釈できるがゆえに許容できる解釈の範囲という意味で、
最大許容という部分を更に考えていくと、
二項にある…
「上記を全うする上で、陸海空その他戦力はこれを保持しない。」
という箇所…
いわば上記を全うする上でとは、一項に記載された内容を犯さないという意味で、
「陸海空その他戦力は保持しない」と書かれているわけでは無く、
陸海空その他戦力は(これ)を保持しないという文脈に成ります。
(これ)とは?
国語の試験問題のような(これ)に対する質問で、
(これ)に該当するモノは「上記で禁じられた権利」
と言えることが適切な答えなのではという文章です。
そうなると…自国の自衛を目的とした自衛隊は?
陸海空を保持しても自衛権(国内問題)以外の行動は行わない!!
という意味で成立するがゆえに、
合憲という解釈で最大許容の中に盛り込めてきます。
ただし!!!
アホが違憲状態にしてしまった事は言うまでも無く、
防衛省という内閣に所属する大臣を有した組織では、
国権の発動たる戦争そのモノに該当します。
戦争とは…
攻守にわたる戦闘行為そのものが戦いによって争うという意味に該当します。
自衛は戦争でないと解釈するのは実は無理な解釈で、
国連憲章に於いても、戦争とは別に、自衛を区別した言葉として盛り込むことで、
自衛は例外という部分で示しているほどです。
国権に関しても…
国の権利として解釈すれば、
自衛権を含むあらゆる国の権利がNGに成るゆえに、
自衛すら出来ない内容に成ります。
まあ、これ故に違憲と解釈する人も居ますが、
英文解釈が外務省が海外への説明として公的に認めた
解釈という意味で考え、
ここで説明される意味を参照すると…
国家の権限=国権という意味に成ります。
国家の権限とは・・・
政府、英文上では内閣を指しますが
2項の最後の「国の交戦権はこれを認めない」という部分も含めて考えるのなら、
内閣と議会が有する国家としての権限を発動できる機関とするのが適切です。
ただし、英文にあるSovereign Rights of Nationとい意味で、
国民の主権と解釈されますが、
内閣が有する権限という意味で限定しても解釈できます。
日本人の大半がアホなので、
内閣の権限=国権とするのが曲解だと言いそうですが、
実際にその根拠を民主制の意味で説明すると…
国民の代表として行政の長の位置づけで
様々な執政を取り仕切るのが内閣に該当する訳で、
国民の主権として発動する=
国民により信任を受けた内閣の意向で発動するという意味は成立します。
また、憲法の前文に記載されている
「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、
その権威は国民に由来し、
その権力は国民の代表者がこれを行使し、
その福利は国民がこれを享受する。」
よって実際はこじ付けでは無く、
最高指揮監督官は違法性な部分に関して、
まあ、説明すればこんな感じなのですが…
実際には自衛隊は違憲では無く、
防衛省が違憲なのだという事がご理解いただけたでしょうか。
そういう意味で村本氏の無知な質問は、実は的を得た質問で、
自衛隊は何で違憲なんですか?
説明できない方が無知ゆえに違憲と信じ込んでいるからです。
という回答に成ります。
言っちゃ悪いけど、無知と罵られる方が実はまともにで、
説明できずに無知として切り捨ててしまう方が実は無知なのです。
ちゃんと理解できている人なら説明することは厭わないし、
それでも疑問が生じるという部分も一緒に考えようとするものです。
また、色々の見解が錯綜するがゆえに、
何が適正か理解しにくいというのも一般的な見方に成るとも言えます。
有識者はこうした部分も理解せずに、
自分が知っている乏しい範囲を自慢げに語っているだけで、
混乱しても色々な見解を論理的に理解したいという一般的な好奇心を、
無碍にあしらっているだけとも言えます。
そういえばオッサンが高校生の頃、
数学の先生に、3.14......その他続くの円周率覚えるのが面倒だから
円周率を計算する方法を教えてくれと聞いたことが有るそうです。
すると数学の先生は「君にはまだ早い!!」といって切り捨てたので、
以後、数学の勉強は放棄したそうです。
因みに、数学の勉強を放棄したはずのオッサンですが、
難解大学の数式問題を、
友達に関数(記憶する部分)だけを当て嵌めさせて全問解いた事が有るそうです。
必要ないモノを覚えるのが嫌いな性格だったようで、
考える事大好きな人でIQは・・・なんだとか…
まあ、海外だと関数部分はカンニングみたいに参照できちゃう分、
逆に簡単だったようですが…
因みに、アホというついでに日本のアホ政権のアホっぷりを言わせてもらうと…
最近、将棋がブームみたいな感じで将棋を参考に言わせてもらえば、
一流は、一手一手の相手の動きを見極めながら、
次の自分の手を考えて勝利へ導こうとする…
これは誰でも知っている事ですが、
日本の政治家…北朝鮮の動き、韓国の動き、
それらを一手一手見極めて考えながら行動しているというより、
自分が知っている棋譜通りの動きを強引に進めているだけにしか見えません。
いわば柔軟性の無い彼らの言葉言葉がそれを証明しているわけで、
結局、やばいと感じた時は後手後手に回る始末と言えます。
それを国民の87%近くが全くアホさに気づかないという有様…
どうなんだろうね…この国は…
「浅はか生兵法テレビ」こと「アサ生テレビ」に落ちてしまって…
司会者が可哀想ですね・・・