どうも…ショーエイです。
選挙結果はやっぱり残念でした。
立憲民主党は大健闘した感じですが、
2/3を取られたら喜べる話では無いと言えます。
日本人が如何に危機感のない人間が多いのかも、
「他に居ないから自民党」
という理由を聞いてガッカリです。
他に居ないなら、与党に入れなきゃいいのに…
他が居なくて余計に力を持たせてどうするの?
ただ、有権者の焦点が、
まやかしの経済状態が錯覚を生んだ意味で、
現状経済維持という点で、
攻め方が間違っていたのかなという感じも有ります。
朝日テレビの選挙ステーション(朝まで生テレビ)を見ていても、
与党はもちろん野党も経済学者も、
不毛な話ししかしていない感じで、
この程度の意見しか出てこないこの国のレベルを
憐れむばかりです。
財源だとか、社会保障とか、規制緩和?
円安、デフレ脱却…
何年結果に結びついていない話をしているのか…
米経済の恩恵で1.5%から2%の伸び率なんて、
ほぼ何もしていないにも程があり過ぎる。
これをアベノミクスの言葉でまやかしにしている訳ですが、
アベノミクス失敗という方向で攻めても
政治を知らない人たちに効果無しと
考える方が無難なのかもしれません。
今後、主張する方向性は、
米国経済がこれだけ好調な状態にあって、
この程度の経済状態ではお粗末すぎる!!
という方向が解りやすいと思います。
さてさて、お粗末すぎるとは何がという話ですが…
先ず外交政策!!
外交政策を成功していると言っているが、
そもそも失敗しています。
そのターゲットの一つが中国。
もっと中国でモノを売れ!!
南シナ問題に態々軍事的な関与せずに、
ハーグ裁判の受け入れを主張するだけに止めて、
強かに中国市場に上手く食い込む方向で、
ライバルの欧米企業を凌駕する意味での日本宣伝を行うべき。
中国に日本ブームを浸透させる経済工作を仕掛けるべきだと思う。
正直、今のアホ政権のやり方では
企業が中国への宣伝活動に打って出るには
リスクが高い…いわば反日ブームがいつ訪れるかを
警戒せねばならない状態と考えられます。
次に米国市場に於いて、
韓国に奪われつつある家電のブランドイメージを
国を挙げて奪回する。
無論、米国での宣伝工作を考える必要性はありますが、
企業コマーシャルなどの支援をするぐらいの政策で、
とにかくジャパンブランドの何社かを携帯市場やテレビなどで、
再浸透させる感じで攻め込む。
また、以前にも話したように傲慢になった日本のサービスを、
丁寧なサービスへ戻すための国内規制も行い、
日本企業のサービス意識改善を促して、
世界における信用の回復を促す政策も必要に成ります。
最近、ヨドバシカメラでPC市場を調査したところ、
価格のみではLENOVO(中国)、
サービス面を含めるとDELL(米国)という感じに成っていて、
この分野での日本勢の後塵を舐める状態は明白でした。
一消費者として全く日本企業が選択肢に上がらなかった点は、
国としての危機感を感じるものと思うべき状態とも言えます。
Made in Japanの必要性を感じない市場の感覚は、
かつての90年代のアメリカと同じです。
2010年以降、車ではテスラが登場し、AppleはIPhoneで復活、
その他IT分野でGoogleなどとMade in USAは形を変えて
再び世界ブランドへ名を馳せています。
クールジャパンの一角のゲーム市場においても、
日本勢は韓国やアメリカ、最近ではヨーロッパ勢に
品質で追い抜かれこの市場の優位性も失いつつあります。
この流れをアベノミクス程度では、
国内専守(日本人相手の商売)の市場に縮小させていくだけで、
将来性は全く見えないと言えます。
それゆえのGDPたったの1.5%の成長率なのです。
この流れで他国の市場にもっと攻め込めば、
3~4%の実現も夢では無く、
日本の国民生活ももっと向上します。
更にはTPPを利用した、オーストラリアの広い耕地を利用した
大量農業生産と日本企業による加工からの輸出。
中国との関係を強かに強めて、
日本産のブームを拡大、日本酒や和牛、日本米など
ワインの様なブランド化の元で中国の富裕層に浸透させる。
ハッキリ言ってグローバル化の流れを上手く利用すれば、
日本の価値はまやかし(ブームでないのにブームと言っている)
では無いレベルで進められます。
そういう意味で考えるとアホ政権の
安全保障のやり方は逆効果で、
国民の生活にとっては全く意味が有りません。
また、自衛隊明記などで軍拡するより、
軍縮する方が国費の使い道が他に生まれるわけで、
北朝鮮の問題があるまでは現状維持に止め、
解決に向かえば軍縮すると内外に知らしめるくらいの
外交経済面での戦略も欲しいくらいです。
※中国との対話に好意的な材料として交渉できる。
※米国へも中国からの北への圧力を引き出す意味として
説明すれば理屈は通ります。
※読者の方はこの効果が齎す意味を良く計算してみて下さい。
上記にも言いましたが、官僚たちを含め、
日本人のどの頭が集結しても
経済的な攻めの姿勢の発想は無く、
ただ外国や過去の事例でしか語れない能無しばかりだと、
この際ハッキリ言わせてもらいます。
能無しがキレイ事だけで蔓延るゆえに、
一般人が政治や経済に
何の関心も無くすのは仕方のない事かも知れません。
表に出ない有能な人が大学などの研究所に籠りっきりだったり、
能無し相手に面倒な会話をしたくないから
表に出て議論したくないという感じに成っているのも、
日本の残念な部分です。
ある意味、ネトウヨ相手にやりあうのが面倒で
コメントしない人達と同じ心理です。
ただ…こういう日本の現象が、
日本を残念な国に押し込んでいる現状を理解して、
立ち上がってほしいと願うばかりです。
まあ、こういう議論が出来る人は
多分、立憲民主党に多いとは思います。
※一応、言っておきますが、
菅直人は金魚の糞と思って無視してください…
多分立憲民主党の人は言えないと思うので…
東芝、三菱自動車など日本企業が売却される
または倒産して統合される、
そういう現状を危機感で持って感じて欲しいです。
独自の企業努力で奮闘するTOYOTAやHONDAだけを見て、
安心するには日本経済を活性化する意味では
全く駒が足りません。
TOYOTAやHONDAだけで、
日本全体の生活水準を上げられるわけが無い事を
理解しましょう。
※頭の悪い人はこれだけで自分の誇りの様に安心する…
バブル期の日本は、車産業に、家電(SONY、PANASONIC、
日立、東芝、シャープのほかにパイオニア、日本VICTOR、SANYO、
NEC、富士通などなど…)全部儲かってたわけで、
それ以外にも銀行、建築などが海外を含めてイケイケで活動し、
その恩恵を受けた下請け企業、
そしてそこから派生する
国内のサービス業(キャバクラや飲み屋も含む)が
幅広く好景気を享受した状態です。
それと比較すると…ブランドキープしている企業は、
かなり減った感じで、
まだまだ日本ブランドは大丈夫なんて言って…
日本が衰退している途中だと気づけよって話です。
日本の経済学者は頭でっかちで、
何も見えていないようですが、
ヨーロッパのサッカーチームのユニフォームのロゴ一つ見ても、
アメリカの野球場の看板を見ても、
更には現地の家電などの配列を確認しても、
ブランド力の危機感を感じるべきなのです。
FLY EMIRATES (エミュレーツ航空)って何?
コレだけでも世界に名前が浸透する訳で、
その名前が浸透する事で、
その企業に市場シェアが奪われていくことを理解しましょう。
反グローバル化なんて言葉が蔓延ってますが、
世の中はグローバル経済で、
これを捻くれて保守的に考えれば考える程、
後塵を舐めるだけなのです。
ただ…宣伝する方法も色々な駆け引きが存在する訳で、
例えば、FLY EMIRATES って何?
という心理的な最初のインパクト効果を応用して、
SONYが再び宣伝を打つ場合、
XPERIAという携帯ブランドの宣伝を打つ方が
効果的かもという事も考えるべきなのです。
SONYだとみんな記憶にある分、興味を惹きにくいが、
XPERIAの携帯ブランドだと海外では馴染みが薄く、
何?→検索→SONYの携帯ブランドだ!!
という興味に変化します。
そしてどんな製品?という流れで市場に食い込む算段が、
駆け引きです。
こういう戦略も含めて日本企業に攻めの姿勢を教授し、
支援して2020年目指して国全体を盛り上げる位の政治が、
この国には必要です。
アホ政権の様に反グローバル化の思考で国を導こうとしても、
アメリカ頼みの流れしか生まないです。
そんな連中がTPP交渉しても無意味なのが良くわかります。
ニュージーランドの政権交代で、
TPPによって齎される
ニュージーランドが受けるだろう恩恵を説明できない故に、
経済規模の小さいニュージーランドを排除して
考えるなんて状態に陥るわけで、
他のどの国と交渉しても纏められるとは思えません。
日本有利な状態を引き出そうとする算段なんて、
今の日本に与しても何の得も無いから、
逆に中国にそのお株を奪われる話なだけです。
まあ、実際にアホの腹の内が見え見えすぎて
交渉が纏まらないだろうからです。
日本国民に国益国益と説明している時点で、
日本が他の参加国の事情を与して考える器量がないと
アピールしてるも同然です。
更にアホは自衛隊という軍事力を付けて、
日本に従わせる感じで考えているのだろうが…
その先には中国、ロシアとの亀裂、
もしくはアメリカが警戒する状態に発展する事を
全く考えていないのでしょうね…日本の孤立を招く…
ロシア相手でも同じ…
腹の内が見え見えすぎて実際は相手にされていない訳で、
相手を馬鹿に出来る程、アホは賢くないよ、という感じ…
外交では相手を尊重し、WINWINな関係で
その利益をお互いに享受する。
そこが落としどころなのです。
そして、アメリカの様な国にに成ると、
そこで派生した利益を天秤に掛けて再交渉のテーブルを用意する。
※トランプを見てても解るように、再交渉と持ち掛けても、
再交渉成立までは前項の条約を維持します…ある意味トリック…
こうしたグローバル・レベルの凄さに圧倒されるがゆえに、
その競争から目を背けて誤魔化し、
日本人を弱体化させている…
そして日本に国際的な影響力が無いのを、
軍事的な問題と勘違いしている…
結局、政治家も含めて日本の中枢が頭が悪いからの問題です。
これが日本人が再び選んだ結果です。
まあ、この状態を経済的な意味で戦える日本に変えない限り、
捻くれて武力に訴え、
国民を疲弊させるだけの話にしかならない気がするので
本当に残念です。
因みに北朝鮮問題…中国にこのまま圧力を掛けさせ
北朝鮮を地理的に孤立させれば、大人しくなるはずです。
ロシアは交渉の譲歩を引き出すための逃げ口と位置づけますが、
そのロシアも裏切ればと成れば…北は四面楚歌と成ります。
恐らく、北は最後はロシアの意向に従うという
グローバルな駆け引きを見極めて考えるべきなのですが…
日本にそんな状態を見極める能力が無いのは残念です。
トランプマンにもその能力は有りませんが、
米軍やCIAにはその能力が有ると思ってます。