
どうも…ショーエイです。
白鳳の猫だましが色々賛否を呼んでいるようですが…
そもそも、品格だのとかいう話でどうこう言う話は、
勝負の世界を馬鹿にしている。
「真剣勝負」という言葉は元々、真剣で命のやり取りをすることを言います。
ただ単に、勝った負けたでは済まされず、負ければ即ち死を意味します。
そういう勝負に於いて勝負の当事者は必至なのです。
場所が戦場であれば、そこにルールらしいルールは無く、
宮本武蔵は二刀流で闘いの常識を破り、
織田信長は鉄砲隊三段撃ちで戦術の常識を破り、
勝負を制しました。
これらを邪道という人も居るのですが、
正道に拘り闘いに負けてしまえば、
2人の名は地に落ちた存在なだけだったかもしれません。
逆に武田勝頼は正道に拘って負けたわけですし…
本来、真剣勝負とはそういうものです。
スポーツに於いてはルールが存在し、
そのルールに沿って勝負を決めねばなりません。
国際化したサッカーなどでは、
ファール行為すら戦術に利用するほどです。
世界を相手に勝負事を行うのなら、
ルールに則った行為は、、
戦術として認めるのは当然であり、
その許容を以て戦えないのなら負けても文句は言えません。
北の海の様に、ポリシーを以て勝負する人は、
それは個人の考え方として称賛されるものであり、
そのポリシーで勝ち続けることは、その人の美学として称えられます。
しかし、他人にそのポリシーを求めて、
世論が規制する事は、逆に勝負をつまらなくしてしまう事でもあり、
ポリシーの価値も損ないます。
いわばポリシーはその個人の個性であり、
それを守るも守らないも個性だと考えます。
それでも横綱という品格にそのポリシーを守らせたいのなら、
ハンディキャップ・ルールとして盛り込まないと、
国際性のあるスポーツという認識から、
SUMOはガラパゴス化されるものと成ります。

ハッキリ言って、
白鳳のポリシー違反に騒ぐのなら、
安倍ちゃんのルール違反(憲法違反)にもっと騒げよ!!
と皮肉を言いたくなりすね…