自衛隊の人質救出作戦 | ショーエイのアタックまんがーワン

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タッグチームLiberteenの漫画キャラクター・ショーエイが届ける、笑えるブログ・ショーエイの小言です。宜しくお願いします。



どうも・・・

ショーエイです・・・


さて、安倍ちゃんの決断に

賛否両論出てくるとは思いますが…


アホアホ馬鹿にしているけど、

彼の決断は人としての責任を

全うしたいという気持ちのもので

それを非難するつもりはありません。

総理大臣という立場で、

国民を「彼らの自己責任だから」と

見捨てるのは簡単ですが、

それでも「何かしてやりたい」という

苦悩から出た決断だと評価します。


ただ、問題はココからで、

どういう手順を踏むかが大事なのです。

人質救出には時間が無い事は

100も承知なのですが、

その行動によって2次的な

問題が発生すると

正直、より多くの国民が

トラブルに巻き込まれる可能性出てきます。


まず、大事なのは

イスラム国が国かではなく、

国連の承認した領域として、

シリア政府の協力を仰ぐという事が前提です。

シリア政府は同盟国の米国との関係上

敵対国家に考えられるわけですが、

そこをあえて国連の枠組みで

尊重する姿勢を見せることで、

周辺国が避難してくるネタを避わす事が大事です。

ハッキリ言って国連の枠組みでの対応であれば、

たとえ軍国主義的な非難をされても・・・

「あなたの国では国民の命を簡単に見捨てられるんですか」

という言い分に正当性と真実味が出るからです。


次に、自衛隊の派兵のあり方で、

無謀な救出作戦は、

2次的被害・・・

いわば救出失敗の際に

自衛隊員が捕虜になる

可能性が考えられる事です。

時間が無いから、

彼らを急かす気持ちも理解しますが、

失敗しても、

彼らが安全に帰還できるもので無ければ、

絶対にGOサインを出すべきではないのです。

これは米軍でも

救出に失敗したほど困難な作戦で、

その適切なタイミングも難しく

いつ訪れるか判らないのも事実です。


そこを政治家が功を焦って・・・

ある意味、

「救出できなければ派兵した意味が無い」

なんてアホな事を言い出す可能性があるので、

そういう危険性がもっとも高いのが不安な点です。


というわけで自衛隊が

捕虜になってしまう事態が起こったら、

容赦なく政治家の無能ぶりを

非難します。


派兵する事で、

邦人を救出出来ることが望ましいのですが

それ以上に派兵した人間が

無事帰還する事を前提に

考えねばならないのです。


あとは、派兵した現場の隊員の判断に委ね、

彼らの決断に任せる気持ちと、

防衛大臣から、

「失敗しても全員無事に帰還することが

優先順位の一番である」

と、隊員達の責任感で先走らないように

念を押すことが出来れば、

派兵する事に反対はしません。


その上で、自衛隊員が救出のタイミングを

出来る限り取りやすくするために、

連合軍の空爆をどう動かすか・・・

地上作戦に従事する、

シリア(反政府組織)の部隊、

イラクの部隊にどう動いてもらうか…

適切な外交と緻密な計画で

サポートすれば成功の可能性は

大きく見えてくるのですが…


そこは期待して無いので、

米軍の救出チームと合同で、

作戦に参加するしか無いでしょう…


とにかく派兵したら、

防衛大臣も含む政治家は、

現場に任せて指示を出すな!

が条件です・・・


指示だして隊員が捕虜に成ったら、

ボロカス言いますけぇのう!

逆に、彼らに完全に任せて

結果そうなったら、

それは時の運・・・

として見るしかないのですが…




派兵するかどうかより・・・

政治家の行動の方が心配だよ・・・ 

因みに「国連の枠組み」を外した対応をすると、

逆にイスラム国に

付け入る隙を与える事になる

とだけ言っておきます。           


アホな政治家はそんな事起こるわけが・・・

なんて安易に考えるでしょうが、

「起こる可能性は排除して行動をとれないから

アホなんだよ!」

と、オッサンに愚痴言われるだけですよ・・・


まあ、問題が本当に起こったら・・・

オッサンの愚痴だけでは終わらないんですがね・・・


派兵される事になる隊員の方に

一言・・・

六韜

太公望が文王の決断に語った言葉を

常に思い浮かべてほしい・・・


弘法を共に連れて行かれよ・・・


なんて・・・作家っぽい言葉でした・・・