ネーム原作・・・持込4回目 週刊少年ジャンプ | ショーエイのアタックまんがーワン

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タッグチームLiberteenの漫画キャラクター・ショーエイが届ける、笑えるブログ・ショーエイの小言です。宜しくお願いします。

ネーム原作の持ち込み4回目を週刊少年ジャンプ編集部へ行ってきました。


正直、今回の持ち込み作品がダメなら

現作品での修正は不可能と言う状態でしたが・・・


編集者は本当にサッカーを知らない人だったので、

残念としか言いようがありません。


サッカー漫画に対するアドヴァイスが、

選手に足が速いとかキックが強いとかの特徴が無いと、

サッカーを知らない人が入り込めない・・・

エラシコの何が凄いのか、跨ぎフェイントの何が凄いのか・・・

もっと表現してほしい・・・


現状、エラシコも跨ぎも凄い技なんだと表現すること自体、

とっても恥ずかしい行為なので絶対にやりたくない!


もう、この時点でサッカーを知らない人が入り込む以前に、

知っている人からバカにされる作品になると痛感しました。


多分、少年誌の読者は例え小学生でも

サッカーを知っているはずだし、

ゲームでウィニング・イレブンをやっているはずなので、

スター選手はエラシコも跨ぎフェイントも出来て当たり前と

思っているのが当然です。


こうした視点も考慮せずにアドヴァイスしている時点で、

サッカー漫画を編集する能力は無いと断定します。

子供の視点がどうのと能書きを垂れてたようですが、

上記のような子供たちの状況を把握していないのもアドヴァイス一つで、

見えてきます。


この時点で、

週刊少年ジャンプがサッカー漫画不毛の地であることが

実感できた気がします。

正直、発想が古く、

これだけサッカーが世の中に浸透している現在で、

まだ、キャプテン翼を目指すのか・・・

そんなアドヴァイスだったので正直呆れました。


そこで私は編集者に

「今回、この状態で何も感じないのなら、この作品は一旦引き上げて、

別なのを書いて挑戦します。」

と丁重に言ったつもりなのですが・・・

何だかアドヴァイス通りに書き直そうとしなかった姿勢に腹が立ったのか、

何なのかこちらとしては意味不明な状態になってしまいました。


ハッキリ言ってアドヴァイス通りに直すと、もう別な作品にするしかないでしょ・・・ダメダメな主人公スタートかスーパーマン・スタート・・・

長嶋茂雄的なおバカ天才キャラが通じないなら、キャラ変えるしかないでしょ・・・


スラムダンクのようにサッカーに関わるまでのストーリーで

惹きつけるとするならば、

小さい頃からサッカー一色のサッカーバカのキャラ自体が

辻褄合わなくなるでしょ・・・


総合的に判断すれば修正不可で別な作品を書くしかない・・・

担当者が自分の言動が意味するところを理解して無かったといった

話の流れだったので、本当に残念です・・・


あと時間的な部分も、ラフなネームであれば

1週間以内に別な作品書き上げて持っていくことは全然可能・・・

今日、6時間程度で11P書き上げているので、

47Pなら5日もあれば書けると思うし・・・


とりあえず元ネタは例のサッカー漫画なのですが、エピソード0的なネタを

ダメもとで持って行ってみようと思います。


申し訳ないが、元ネタの方は他に見てもらい

サッカーを理解できる方に

アドヴァイスを頂けるところを

探した方がいいと考えてます。


色々な評価は、

他の編集部を見ないとできないとも考えてます。

今後、色々巡ってみて

編集部の特徴的な部分をレポートできたらと思いますので・・・

作品の成否とは別に・・・

ご期待ください。