今までで一番辛かったこと で書きましたフィリピンでの事故の前にセブ島英語短期留学の話を書こうかなと。
海外での手術と入院の経験ははじめてでした。
フィリピンのセブ島へは短期の英語留学目的で行きました。今から6年前のこと。 
 
グループの友人たちと離島へ行った懐かしの写真。海が綺麗だったし、楽しかったなぁ。
ちなみに私は最高齢。
下は17歳から32歳のチームでした。
ほぼ20代。30代は2人。年齢関係なく、友達になれて嬉しかった!ありがとう!

 

 
 
セブ島でこんな事故に遭う人は一年に数人しかいないのと私が運が悪かっただけなので、セブ島留学を考えてる人はこれを読んで「行かない」となりませんように。
 
セブ島英語留学の期間は、本当に素晴らしく楽しい時間でした。社会性を取り戻した時間。
途中で帰国したのでたった1ヶ月だったのですが、そうとは思えないくらい最高でした。
未だにそこで知り合った友人とはSNSで繋がってて連絡をとっています。
また行きたい...!!本当に言ってよかった!!!!!!!
事故はもはや思い出の一つ。
 
(100名近く生徒がいた大型校で、入院したのは階段が崩れて落下した私と中華料理店で滑って頭を割った男性だけでした)
 
 
 
当時は仕事漬けで、朝ごはんも昼ごはんも夕ご飯も一人で食べていて、人とご飯を食べると時間がかかって仕事ができないからこれで良いと思ってました。時々友人とごはんを食べることはありましたが、新しい人には会いたくなかったし、休みの日も寝てて家から出ない。
 
 
仕事はやりがいがあって全力でやっていたのですが、10年間仕事漬けで突っ走っていたため、効率優先になり社会性を失っていて、孤独感が強いのに仕事以外で人と接するのがしんどくて、現状に閉塞感を感じていました。
 
「これ10年後もこのままじゃ辛いぞ」
 
その頃ずっと気になってたセブ島留学。
ラッキーなことに、行けるタイミングがあり、英語を伸ばしたかったのと現状打開したいと思って、セブ島英語短期留学を決めました。
 
 
チャンスの神様は後ろ髪はないそうなので、タイミングがきたら飛び込んだほうがいいみたい。
 
 
フィリピンは、欧州やアメリカに比べて生活費も学費も安いし、日本から近いし、マンツーマンレッスンの時間が長くて、レベル別クラスもあって、「スパルタ」も選べる。社会人から期間限定で英語能力をしっかり伸ばすには良いと思います。ただリゾートエリア以外は治安がよくはないので、気を付けましょう。
 
 
私はあえて日本人が少ない大型校を選びました。
日本人とは日本語を話してしまうから。
セブ島には韓国資本の学校が多く、そこを選びました。
 
毎週月曜日が入学日でグループに分かれて、学校の説明などオリエンテーション。
資料も先生も英語のみ!韓国の学校だから日本語話せるスタッフもいません。
 
curfew time (コフュータイム 夜間外出禁止時間) をcoffee timeと思い込むくらいに聞き取れてませんでした。
 
「ほえー。夜はカフェタイムなんか。優雅やなぁ」と思ってました。そんな単語知らんかったわ。新型コロナウィルス関連の英語ニュースで久しぶりに聞いて「私!この単語!知ってる!」となりました。
 
宿舎に到着した途端停電したり、部屋に普通にトカゲがいたり、お金が下ろせないトラブルがあって日本にいる友達に迷惑をかけて、セブ島在住の日本人の方に助けていただいたり、いろいろあってゾッとしたスタートでした。
 
 
さて、教室にはもちろん一人も知り合いはいません。大人になるとこんな機会は少ないから新鮮です。部屋は一人部屋にしましたが、複数人部屋の方が友達ができやすいので後悔してます...!!
部屋から見た街の風景。
夜12時すぎまで外の施設でダンスパーティーが爆音でやってるし、ニワトリが朝4時から鳴く。
火曜日マンツーマンレッスンが始まって初の昼食タイム。カフェテリアに行くと、賑やかにいろんな人がグループでご飯を食べています。 
 
「お、これはマズイ。一人で食べてる人はいない。知り合いいないから一人で食べるしかないか」
 
 
おかずやご飯、キムチに果物をプレートによそってお盆を持って「どこに座るかな」とキョロキョロしていると、オリエンテーションで一緒だった方々が手を振って呼んでくれました。
優しい。
 
 
その後、オリエンテーションで一緒だった13名でショッピングモールへ行ったり、コロンストリートに行ったり、ボーリングしたり、船借りて離島に行ったり、本当に楽しかったです。企画して声をかけてくれた友人に感謝です。
毎週誰か来て毎週誰か出ていく。
グループの人数は毎週増えたり減ったりしてメンバーは変わっていきます。
皆で行動しながらも「こうやって皆で集まれることはセブ島を離れたら二度とないんだな」と感じていました。
 
 
ひとりでごはんを食べることはほぼなくて、グループやいろんな知り合いとごはんを食べました。
カフェテリア以外にも、皆んなで韓国焼肉に行ったり、串焼き食べたり、コンビニという名の店内でスナックなどを買って食べられる店に行ったり。英語の能力はもちろん伸びるし、何より何者でもない自分が友人達と楽しく過ごせるようになってきたのが大きな収穫でした。
得たものは計り知れないです。
 
 
一人でもローカルショップに行ったりはしてましたが治安がよくないので、グループで行動した方がいろんなところへ行けました。
 
日本人韓国人台湾人が入り混じって、年齢も17歳から32歳(最高齢は私)が英語の勉強という共通点で、セブ島を楽しみました!
 

会場で見た太陽のまわりに虹色の輪!
Haloというそうです。
来てよかった!
 
 
 
事故のことは次回書くとして、怪我のせいで、私は道半ばで帰国してリハビリになりました。
途中離脱なので卒業式の参加権もなく、皆にお別れを言って、こっそり宿舎からタクシーに乗って行こうとしたら、授業をサボってお別れを言いに来てくれたのです。(担当の先生たちも「行っておいで」といってくれたらしい)
 
 
この時ばかりは泣きました。
 
「もう会えないかもしれないし、最後に挨拶しよう」って。
今は世界バラバラの場所にいて、皆の未来が素晴らしいものでありますようにと祈っています。
たった1ヶ月、されど1ヶ月。
人の運に恵まれました。
 
セブ島英語短期留学はとても有意義なものでした。私が通ってた学校は残念ながらもうなくなりました。
 
今は新型コロナウィルスの影響でどうなってるのかなぁ。
あくまで主観ですが、セブ島英語短期留学オススメですよ。