またヘアアクセを作ってます。
材料だけたくさん買っておいて気が向いたら作ってます。小さな趣味。





最近『腸よ鼻よ』というマンガを読んでます。
広告で見て読み始めたのですがとても面白い。
これは大腸の難病にかかった島袋全優さんという女性の作者が現在進行形で体験していることのギャグ漫画です。




入院と手術、そしてマンガを書いていることのギャグ漫画!!!!
体験記にある悲壮感はなしで、
ツッコミが秀逸だったり、
個性的な医者が登場したり、
隣の患者さんもお話だったりと。

とても読みやすくてハマっています。
ツライこともあるのに明るくて心から作者さんの健康を祈っております。

今まであんまり書いてなかったけど入院体験を書いてみようと思って。


私も今までの人生で5回くらい入院したことがあります。(そのうち手術が3回)
同世代では割と多い方なのかなと。
過労からくる病気が多かったかな。
今はとても元気ですごく健康です!!!!


右腕複雑骨折の時と婦人科系で大事ではなかったのですが、マンガを読みながら思い出したことがいくつかあったので、書いてみようかと。

一番辛かったことは手術ではありません。
ちなみに落下事故で右肘が完全に外れたやつより、婦人科系の方がめちゃくちゃ痛かった。

セブ島で病院で10時間以上待たされてると、慣れる。折れたままでもいいかな?と思うレベルに痛みに慣れるんです。
フィリピンであったことも久しぶりに書く予定。

婦人科系のはのたうち回りました。


「人によっては意識失いますから、気をつけて」と言われて、「あ、全然大丈夫ですー!」と言ってたら意識なくなって崩れ落ちてた笑


あと、導尿カテーテル。あれ膀胱炎みたいで気持ち悪いです。
うまい時はなんも感覚ないけど、膀胱の壁に少しでも当たるとアウトやね。一日中それしか考えられない。
麻酔で意識がなくなる前に手術の成功より、
「導尿の管を上手に入れてくれーーー」と思うほどに手術後のQOLを左右します(私の中では)


話が逸れました。
今までの人生で、一番つらかったこと。
それは検査入院での5日間絶食絶飲。

手術より?と思う人も多いと思います。
しかし、気が狂いそうだった。
マンガの中では作者が11日も絶食絶飲していて、しかも数回も!
それについてはサラッとしか触れられてないのですが、印象的な言葉がありました。

「元気が出てきたときの方が絶食はツライ」

体調が悪くてもだいたい食欲はある私。

絶食絶飲といっても点滴で栄養も水分もとれてる。私の場合はそれなのに「食べたい食べたい食べたい」毎日それ。
食事の時間がないとヒマなんです。
楽しみがない。
病気だから仕方ないんだけど、
病院食が運ばれるカートの音が憂鬱で羨ましくて、、、、
隣のベッドから病院食の香りがして、
なのに「病院食まずいわー」という声が聞こえたらめちゃくちゃ腹が立ちました。

「食べられるだけいいやん!こっちは絶食よ」
本当に枕に小豆がはいってたら枕を分解して食べようと思って、枕をゴソゴソしてた。入ってなくてがっかり。そりゃそうだ。

母に購買で食べ物を買ってくれと頼むも、もちろん断られ、泣いてました。

人によっては2日目で空腹の向こう側に行って何も感じなくなるらしいけど、5日目の最終日まで体調が悪いのに食べ物のことを考えてました。もしかしたら、体調そんなに悪くなかったんやないかな?と思うくらい食べ物のこと考えてた。


死ぬ前に食べたいものは?なんて質問がありますが、私はこの体験ではっきりわかりました。

クッキー!チョコチップでなくて、ココアの。
ココアクッキー。
さらに村上開新堂のマーブルクッキーなら最高。
出版社の宝島さんに取材などで伺う際にはいつも山本道子の店に行って自分へのお土産にクッキーを買ったものじゃ。2017年から完全予約制になったそうです。
本当に美味しいです。
(機会がなくて数年たべてないけど)



美味しいクッキーが死ぬ前に食べたい。
口がパサパサしてもいい。
この世で一番好きなのはココアクッキーです。

この期に及んで「お菓子なんや」と思いますが突き詰めてでた答え。

もはやこんなクッキー好きなら究極の味を求めてクッキー職人を目指そうかな。
ダイエットコーチ兼クッキー職人。

私は食への興味と執着が強いんだと痛いほどわかりました。そりゃ太るわ。

人によって様々ですが、肉体的な痛みより精神的な方がキツかったです。



この経験から、
私は断食とか絶食とかをダイエットであまり勧めません。

内臓を休めるためだったらいいと思うし、体調がよくないなら無理に食べるよりたべないほうがいいと思います。


太る人というのは食への興味や執着が強い人が多い。そんな人は食べ物を禁止すると、より食べ物のことばかりを考えることになったり、元気が無くなったりしてしまいます。

どんなに気をつけても、
将来病気になるかもしれんし、
癌なんて2人に1人がなるくらいだから、
一週間くらい絶食絶飲になっても耐えられるように食への執着を減らす方法は日々模索してます。


妊娠時やホルモン治療の時とか食欲が増えたり減ったり、特定のものだけ食べたくなって翌日突然それが嫌になってと振り回されて、自分の体なのにわからなすぎる体験をしました。

健康には食べ物運動睡眠も大切ですが、
ストレスを溜めないこともかなり大切だと思うのでコロナの時期ですが、ストレスを溜めないように家でできる趣味などを見つけて一緒に乗り切りましょう!

皆さん、健康にお気をつけ下さい。

今後は

フィリピン編
*落下しながら思ったこと
*病院行く時はバッグの中には鉄パイプ!!
*外で目の玉の手術をしていた病院に運ばれた話
*右腕折れてて左腕点滴。どうやってごはん食べるの事件
*チラシに入った薬を露店にもらいに行く話
(病院の薬です)
※薬が強すぎて屋上で痙攣して倒れた話
*ケガのお陰で英語の能力が飛躍的に伸びた話

日本の病院編

*声が出ないと救急車呼べない話
*声が出なくなった1週間
*隣のおばあちゃんが死神に会った話
*逆の隣のおばあちゃんが紫の下着を見せてきた話
*毎日献立を廊下でチェックしてたら先生に呆れられた話
*夜中にメエエエエエとなくおじいちゃん
*一人暮らしの入退院
*退院前の朝食でマンゴーアレルギー発症で病院に戻る話




などを書いていこうと思います。




では、またーーーー!!!