「聖書ものがたり(イスラム教)」について | さかえの読書日記

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琴線に触れたことを残す備忘録です。

「イスラム教の話をする。」


「創始者はマホメット。彼は570年にアラビアのメッカで誕生したとされている。彼は偶像礼拝を嫌った。」


「彼は40歳になって、アラーという神から啓示を受けたと主張し始める。610年のことである。この時から彼は、偶像礼拝の多神教に対して反対の態度をとる。ユダヤ教徒やキリスト教徒がマホメットのことを偽預言者と呼ぶようになったことから、対決姿勢を鮮明にするようになった。」


「彼は、自分が教える一神教の方が優れている。自分はアブラハムの一神教を復活させたのだ主張する。マホメットのアブラハム理解は次のようなものである。『アブラハムは、ユダヤ教でもキリスト教でもない。彼は純正な人(ハニーフ)であり、その宗教は神に帰依すること、すなわち、イスラムである。」

 

「彼は632年に死ぬ。後に残されたのが、神の啓示の集大成といわれるコーランである。」


「イスラム教の信仰をまとめると、次のようになる。

一、信仰告白 アラーのほかに神はなく、マホメットはその使徒である

二、礼拝 一日5回神を拝み、祈る。

三、喜捨 義務的でも自発的でも、とにかく貧困者へ施しを行う。

四、断食 ラマダン月は、日の出から日没まで飲食を断つ

五、巡礼 一生に一度はメッカ巡礼の旅をする。」


 一度はどこかで聞いたことがある内容だが。