「聖書ものがたり(ヨハネの黙示録)」について | さかえの読書日記

さかえの読書日記

琴線に触れたことを残す備忘録です。

「ヨハネの黙示録の解説について」


「著者は使徒ヨハネです。彼は十一使徒の中で最も長生きした人です。彼以外の十人は全員殉教の死を遂げています。当時、ヨハネはパトモス島に流刑になっていました。パトモスは現在のトルコの西側に浮かぶ島で、ローマ時代は流刑の島として知られていました。流刑の理由は、信仰のゆえでした。」


「黙示録は全部で二十二章あります。一章から二十章までは、すでに旧約聖書で預言されていた内容の確認です。黙示録はそれらの予言を時間順に並べていますので、将来出来事がどのような順序で起こるか予想が立ちます。新しい情報が書かれているのは、二十一章と二十二章だけです。この二章には、旧約聖書にはでてこない預言が書かれている。」


 以上の知識を前提に黙示録を読んでみよとのことである。