丸山真男「自己内対話」から | さかえの読書日記

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琴線に触れたことを残す備忘録です。

「書物が大切なのではない。読書によって知識を得ることさえ第一義的に大事なのではない。書物を通じて直感することが最も大事なことなのだ。そのためにこそ書物は存在する。」



「日本人の『知識欲』の問題性は、インプット(読書から耳学問に至るまでの)とアウトプット(知識や教養が、具体的なケースに直面した時の栄養素として活用される程度)の比が低いこと、つまり暴飲暴食で、効率が悪いことである。」




 「自己内対話」は丸山の読書日記のようなものである。