「聖書ものがたり(契約の民の巻)」から | さかえの読書日記

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琴線に触れたことを残す備忘録です。

「モーセに率いられてエジプトを脱出した契約の民は、奴隷から自由の民となった。荒野の40年を経た後、彼らはカナンの地に定住するようになる。」


「士師の時代の後、契約の民は王を求めた。初代の王は、ベニヤミン族のサウルであった。しかし彼は不従順のゆえにヤハウェから退けられ、次にユダ族のダビデが王となった。ダビデは部族間の対立感情を収拾し、統一王国を建設した。」


「次のソロモンの時代に、神殿が完成した。かくしてイスラエルは、名実ともに一大王国として確立された。」


「ソロモンの死後、偶像礼拝の罪のゆえに、王国は南北に分裂した。最初に滅びたのは、北王国イスラエルであった。」


「次に、南王国ユダが滅びた。ユダの民はバビロン捕囚の民となってしまった。契約の民は、奴隷状態から出発し、再び奴隷で終わったのである。」


「契約の民は絶望で終わるものではない。」


「ヤハウェ様は、自ら一つのしるしをあなた方に与えられる。見よ、処女が身ごもって男の子を生む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」


 旧約聖書からいよいよ新約聖書に入る。