成功を引き寄せるマーケティング入門 | Webディレクターの生活

Webディレクターの生活

Webディレクターがデジタルの在り方を考えるブログ。

 

 

世の中には「マーケティング」と
名がつく書籍が溢れている。

 

強引に分類すると、


(1)学術的なもの
(2)フレームワークを集積したもの、
(3)「●●マーケティング」というように何かが組み合わさったもの
(4)具体的な会社やサービスなどのエピソードで解説したもの


学術的なものは本質を捉えるためには必要だが、
実際に現場で活用するには距離があるし、
読み込むには骨が折れる。

 

フレームワーク系は、
勉強した気にはなるが、
実際には使わないことが多い。

 

●●マーケティングは、
マーケティング自体の定義が曖昧で、

実際にはマーケティングの本でないことも多い。

 

具体的エピソードは、
ストーリーとして面白い本もあるが、
マーケティングとしては後付けだったり、
単なる情熱的な営業本であるも多い。

 

つまり、現実の企業で使われている
活きたマーケティングを体系化しながら
学べる書籍はなかなか少ないというのが所感である。

 

その点、本書は、
具体例がUSJという誰もが知る
テーマパークであるため分かりやすく、
且つ、著者が現役のマーケーターのように、
実際に現場でマーケティングが使われており、
マーケティング本としても体系的に整理されている、
珍しいくらいの良書に該当する。

 

 

マーケティング思考自体、
「論理的思考→戦略的思考→マーケティング思考」
と整理できるように、論理的思考を前提にしており、
ロジカルシンキング本のエッセンスも併せて抽出できる。

 

 

日本企業において、
本格的なマーケティングを実施している
企業は少ないと本書でも触れているが、
それでも、確実に増えていると感じるし、
デジタル/Webのカウンター部署も、
マーケティング系であることは珍しくない。

 

 

その場合、
マーケティングの考え方、
整理の仕方、現場で使われてる用語等を
体系的に習得することは極めて有益であると思う。

 

 

本書第5章以降はキャリア論になるため、
好みの分かれるところだが、
1章~4章を教科書として推奨したい。