いきなり作業指示はやめる | Webディレクターの生活

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Webディレクターがデジタルの在り方を考えるブログ。

私の仕事は、基本的にクライアント様から
オリエンを受けてスタートすることが多いが、
同時に、パートナーさんや内部メンバーに、
私からオリエンすることも多い。


その際に、ずっと以前から
意識していることがあるが、
それは「作業のオリエン」から
入らないようにすることだ。


作業のオリエンというのは、
案件概要、画面構成、デザイン、進行管理、
期日、予算といった具体的な作業に
直結する情報であり、必須情報である。


必須情報だから、
もちろん、簡潔に分かりやすく
伝えなくてはならない。


しかし、
実力以上のアウトプットを期待するには、
情報として、不十分だ。


私は、
詳細の依頼作業を伝える前に、
その上段にあたる、ビジョンや想い、
プレイヤーとしての到達ゴールを、
小さくても決めて、伝えるようにしている。


例えば、
・クライアントのセールスやブランドを高める貢献をしよう
・この仕事をきっかけに対クライアント取引を拡大しよう
・担当者を喜ばせよう、泣かせよう、出世させよう
・賞を取ろう
・目新しい最新事例を創ろう
・お互い刺激的で楽しい仕事にしよう  …etc


クライアント寄りのテーマもあれば、
受託サイドの営業寄り観点、クリエイター寄り観点、
大きなテーマから小さいテーマ、
具体的なものから、抽象的なものまで様々だ。


あまり仰々しく掲げ、引かれてしまっては本末転倒なので、
相手によって、テーマや伝え方は変えていくが、

それでも、掲げるものは小さくても、
こういったビジョンを共有できる仲間は、
同じ会社であろうが、外部だろうが、関係なく、
長期的に良い関係性と、
何より実力以上の成果を出せると感じる。


業界の特性上、
お金以上に(お金も極めて重要だが)、
心躍る何かに惹かれる人が多く存在し、
案件を「作業化」させないことで、

モチベーションを高め、
潜在的な力を呼び起こせる確率が高まると思う。
どうせやるなら、楽しくやろう!
何かを目指そう!である。


相手が社内の人間であっても、
外部の委託先であっても、
自らオリエンをする機会があり、
これまで作業オリエンばかりに傾倒していれば、
今日からでも、試してみて欲しいと思う。