【空想物語~武装警備隊~リメイク版~『第十三話』】(修正済み) | ANOTHERWORLD♪~EIMIE的日常!?~

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『はじめに』

現在公開されている通常版『第一話』~『第十八話』までのリメイク版として再掲載しておりますので

内容や登場人物が重複している所もありますのでご了承ください。)


★この物語は作者の空想により創られたものです。

完全フィクションにつき、実在する作品、出来事、人物、関連事項等々一切関係ありません。

また物語の流れ上若干不適切な言動が含まれている場合もあるかと思います。

この物語は登場人物の設定以外のシナリオ設定は設けておらず、即興的流れで展開していきます。


上記内容苦手な方ご理解いただけない方は申し訳ございませんGO!BACK!でお願いします。


それでもいいやと言う心優しき方(物好きとも言う...ぁ)はよろしくお願いします。

(但し、お読みになって気分を害されても責任は持てませんのでご了承ください。)


(皆様のご感想や今後の参考までに、こんなキャラや展開があったらいいかも?等のアドバイス等ございましたら、

メッセージやコメントで頂けると嬉しいです。

但し、作者はイラスト等は描けませんので文字のみの創作になりますm_ _m)

 

 

 

 

 

物語のあらすじと人物紹介はこちらから

 

 

第十二話はこちらから

 

 

 

≪第十三話(続)始まりの時≫


翔「さーて、皆、今日道場でやった事覚えているかな?」(三人を見渡して)

りゅうのすけ「きょうのたんれんのあとあわせわざのれんしゅうをやりました。」

あつし「きょうは、えーと、はじめてぼくとめいちゃんの........あわせわざをしました。」(思い出しながら)

めい「さいしょはすこし....こわかったけど、あつしとあわせわざ、ずっとやってみたかったからうれしかった」(軽く笑みを浮かべながら)

翔「おぉ、皆ちゃんと覚えていて偉いぞ。」(嬉しそうに)

アロン「三人とも頑張っていたからな....それで、これからどうするんだ?」(翔を見て)

翔「今日はその道場でやった事のお浚いみたいなものだよ。忘れないうちにね」(アロンと子供達を交互に見て)

あつし「くろとおにいちゃんと、みそらおねえちゃんにもみてほしかったな...」(少し残念そう)

翔「大丈夫、玄人も美空もそろそろ帰って来る頃だから。」(軽く微笑んで)

あつし「.....うん、そうだね。」(笑顔になる)

翔「それじゃ、あつしとめいからやってみて。りゅうのすけは守護神と一緒に見ていてくれ。二人が終わったらりゅうのすけにもやってもらうから。」(りゅうのすけを見て軽く微笑む)

りゅうのすけ「はい。こくりゅう!」(自分の守護神「黒龍」を呼び出す)



(りゅうのすけの背後に若い黒い龍の守護神が現れてりゅうのすけに従うように静かに平伏す)


アロン「....!....これが黒龍....まだ若いけど強そうだな」(黒龍を見て)

翔「....あつし、めい!」(軽くアロン達を見た後あつし、とめいに視線を向ける)

あつし「びゃっこさん!いくよ!」(あつしが守護神「白虎」呼び出す)


あつしに呼び出された若い白虎が「がうっ」と小さく返事をするよう声を出すとあつしの傍に平伏す


めい「しろぎつねさんおねがい!」(めいが守護神「白狐」を呼び出す)



めいに呼び出された若い白狐が「くぅーん」と軽く鼻を鳴らしめいの傍らに平伏す


あつし・めい「........あわせわざ〖ここぼんばー!!!〗」(二人が声を揃えて同時に技を放つ)


白虎と白狐が左右から光の球を放つとシューッと言う音と共にお互いがぶつかり合う寸前まで接近する。

二つの光の球は一つの大きな光の球となり空へ放たれる。

放たれた球体はゴォォーと言う音と共に孤を描くように宙を舞いやがて吸い込まれるように消えていく。


(ココボンバーとは狐と虎が何かを吹っ飛ばすと言う事であつしとめいが翔と相談して決めた技の名前の事)



あつし「...う、うわわぁぁぁ」(力の圧に押され後ろに倒れこむ)

めい「......っ、くっ」(こちらも力の圧に押されふら付くが何とか持ちこたえる)

アロン「.....!?....」(木の傍で見ていたが二人の様子を見てはっとする)

翔「!....大丈夫か二人共?」(急いで駆け寄る)

あつし「...だ...だいじょう...ぶ..」(目を回しかけている)

めい「はい、なんとか」(少し息が上がりながら)



その時パチパチと拍手が聞こえて来る。

その方を振り向くと、類と玄人、美空、夢花がこちらへ向かって来るのが見える



類「二人共見事だな。まだ、不完全乍らにも其処まで出来るのは凄い事だぞ」(感心しながら)

美空「道場でやった時より少し強くなってる気がする」(少し驚いて)

玄人「凄いよ、皆」(嬉しそうに)

夢花「あぁ、まだまだ調整は必要みただけどな」(軽く微笑んで)



四人は邪魔にならないようにアロンのいる木の傍まで来て夫々地べたに腰を下ろす。



翔「皆一緒だったのか?」(少し驚いて)

類「あぁ、会議が予定より早く終わってな、美空と玄人には屋敷の近くで会った。」

夢花「我は今日は非番だったので、隣町まで買い物に行って帰って来たところだ」

翔「......そうか。丁度いいタイミングだったね」(軽く微笑み)

あつし「みんな、いまのみてくれたの?」(うれしそうに)

四人(夫々そうだと合図をする)

めい「よかったね、あつし、みんなにみてもらいたいっていってたものね」(笑顔)

あつし「うん!」(笑顔)

翔「良し!めいとあつしは今日はここまでにしょう。次はりゅうのすけの番だ」(すっと真顔になり)

あつし・めい「はい!ありがとうございました。」(二人が挨拶をすると、白狐と白虎が静かに消えていく)

あつし「ありがとう..とらさん、おつかれさま。」(消えていく白虎を見つめて)

めい「ありがとう、きつねさん、ゆっくりやすんでね」(優しく微笑んで白狐を見送る)

りゅうのすけ「こくりゅう、いくよ」(軽く呼吸を整えながら精神を集中させると)

黒龍「がう!」(短く答えると体をくねらせるようにしてりゅうのすけを軽く包み込む)

りゅうのすけ「ひょうい!」(両手を胸の前で組んでポーズを決めると、黒龍がりゅうのすけに憑依する)

黒龍(人型)「.....我は黒龍なり、主の体を借り人の言葉を話すものとする」

一同「おぉ...」(呆然と見つめる)

黒龍(人型)「なーんてね。あぁー、やっぱ、堅苦しいのはオイラには向いてねぇーや。......ん?」(皆が唖然としている様に気が付き)

黒龍(人型)「...あぁ、オイラ元々こんな感じだから、よろしくっす」(てへっと笑う。黒い龍の尻尾のある銀色の目をしたりゅうのすけによく似た少年が其処にいた。頭に龍の小さな耳と角もある)

翔「....ふ....あはははは...こりゃ、参った。」(手をたたき笑い出す)

アロン「....ふふふ...」(つられて笑い出す)

類「黒龍....龍の姿の時とは偉い変わりようだな」(目をぱちくりさせて)

夢花「元々あんな感じだと言っていたぞ」(小声で類に言う)

黒龍(人型)「.....あ、あと未だ主の力もオイラの力も弱いのでこの姿で居られるのもそろそろ限界っす」(黒龍の体がゆらゆらと消え始める)



徐々に黒龍とりゅうのすけの体が離れやがて元の姿に戻る



りゅうのすけ「......ふぅ.....」(軽く息を吐き目を開く。傍らに黒龍が平伏す)

翔「凄いぞ、りゅうのすけ、良く其処まで覚えられたね」(りゅうのすけをぎゅっと抱きしめる)

りゅうのすけ「....く、くるしい...です。」(窮屈そうに)

翔「....あ!.....」(りゅうのすけから離れる)

あつし「りゅう!」(傍に寄って来る)

めい「すごい、なんか、かっこいい」(目をキラキラさせて)

りゅうのすけ「..............」(恥ずかしそうに固まっている(照れてる?))

翔「よーし!りゅうも今日はここまでにしょう」(軽く微笑んで)

りゅうのすけ「はい!...こくりゅう、ありがとう。おつかれさま。」(黒龍に挨拶する)

黒龍「がぅ...」(軽く「じゃぁな」と言うように答えると消えていく)

翔「三人ともこの調子で今やった感覚を忘れず、明日からもしっかりやるように。それと未だ不完全なので道場と屋敷の訓練以外では使わないように」

翔「.....以上!お疲れ様でした。」(注意事項を伝えお浚いと訓練を終える)

三人「しょうち!ありがとうございました。」(ペコリと頭を下げる)


その頃とある場所


幻魔「.....そろそろ、あれが完成する頃ね。」(怪しげな笑みを浮かべ乍ら)

霊鬼「...はい、全ては手筈通りに」(平伏して)

雷鬼「こちらも、手筈通りに...)(平伏して)



部屋の一角にある硝子の棺の様な物の中に白い煙が立ち込め何かが蠢く気配がしている





第十四話に続く