YouTubeにupしている動画は、たいていは撮ってそのまま編集するのではなく、多少の色補正をしています。
今回は少しだけその過程をご紹介。
たとえば上の画像のような塗装をしているシーンですが、このままだと少し暗いので、トーンカーブを調整して明るくします。
動画編集ソフトのPremiere Pro上でトーンカーブを調整できるので、「RGB」のカーブの真ん中あたりを少し上げます。
これで少し明るくなりました。
見比べないとわからないくらいかもしれませんが、手の指の影の部分が少し明るくなっているのがわかると思います。
あと塗装している黒いパーツも、黒つぶれが少しマシになっています。
けどここで終わりではなく、さらに味付けしていきます。
「色温度」と「色かぶり補正」というのを調整して全体の色の雰囲気を変えていきます。
調整後がこんな感じ。
黄色っぽかったのが青っぽく変わっています。
ホワイトバランスを調整、というよりもそれを通り越してさらに青くしていったような感じです。
この状態が、いつも動画で使っている補正後の状態です。
どのくらい「色温度」の数値にするかは、撮影した時の時間帯などの様々な撮影時の条件によって変わります。
たとえば撮影時間帯が朝、昼、夕、夜と変わると、全て補正の度合いは変わります。
あと、晴れ、雨、曇りでも違います。
なのでひとつひとつ状態を確認しながら調整します。
このような色補正作業を撮影した全てのカットに行なっています。
ここで紹介した色補正内容は、本格的なカラーコレクション、カラーグレーディングから比べるとはるかに初歩的なレベルのものですが、何もしないよりはぜんぜん動画の雰囲気が変わってきます。
ちゃんとしたカラーグレーディングができるようになりたいのですが、それは今は勉強中。
今回は以上〜