図書館にて | えほんや通信

えほんや通信

名作童話の電子出版「えほんや」の編集長・原 真喜夫のブログ。こどもの本と教材、雑誌、実用書の編集を手がける編集プロダクション・スキップの代表取締役。アロマテラピーにも目覚める。村上春樹、マーヴィンゲイ、寿司と焼き鳥、日本酒とワイン。


開いた本の上にウサギとカメ

ちょっと素敵なモニュメントです。
近づいてみると、こんな言葉が
横に添えられています。


「幼き日に読み聞かされた童話にはじまり…
限りない学びの宝庫である当図書館が、多くの人々の
未来への大きな扉となることを願っています。」

というこれは、渋谷区立中央図書館の
入り口にあるモニュメント。



とても素敵な建物になりました

ここは、原が小学生時代から、なんと40年以上
通っている図書館です。

昔はベランダがあったりして、高校生のカップルが
外でひそひそ話をしていたり…。
天井の低い書庫で狭い階段を昇って本を探したり…

小学生のころ、シャーロックホームズの全集から始まり、
ルパン、三銃士、ああ無情などを読みふけりました。
毎週土曜日に来館しては5冊ずつ借りて、帰りました。

そして、今、童話の電子書籍を作るため
またここに通っています。

今日は「ならなしとり」を調べに

三兄弟が病気の母を救うために「ならなし」を
とりに向かうお話ですが、
三人が順番にでくわすのが…

いったい何なのか、
鬼か蛇かはたまた沼の主なのか…。

調べるほどに、時を忘れる場所。
いろいろな絵本、参考文献の宝庫です。
つまり、知恵の祝祭の場所。


絶えざる歩み、うさぎに優る。

いい言葉じゃ~。

そう信じて、今日まできました。
明日からも、また。

ありがとさん! 渋谷中央図書館!