「大人絵本を楽しもう」
4月お休みさせていただいたので、2カ月ぶり。
リピーターさんは、待ち焦がれてくださっていたようです。ありがたいですね。
今回は初めてさんもお二人ご参加いただきました。
今回は「自然と生きる」をテーマに、4冊の絵本を読ませていただきました。
「山はしっている」
自然の姿が美しい、本当に美しい絵本です。
「山はしっている」何を知ってるんでしょうね。
なんだか人間の心の中を見られているのか…地球の誕生から何もかもすべてを知っている、というのか…。
夜が来て、朝がくる…。静かな中に、いろいろな音まで聞こえてくるようです。
たくさんの動物たちが登場します。それぞれが最後名前とともに紹介されています。私はそのページも好きです。
アンケートにも、たくさんの動物が登場して楽しく感じました、という声もありました。
「あるヘラジカの物語」
つい最近も、旅仲間の間で、星野道夫さんの話題になりました。
あとがきを読むと、星野道夫さんと鈴木まもるさんはお友だちだったんですね。でも星野さんが健在の頃は、鈴木さんの鳥の巣研究がそんなにも深く進んでいなくて、アラスカの鳥の巣の話をできる状態でなかったのが残念だと。
私の初めてのひとり旅がアラスカでした。
そのアラスカに行って、初めて星野道夫さんのことを知りました。
星野道夫さんに憧れて、星野道夫さんが大好きで、とアラスカ旅行に来ていた日本人の方にいっぱい出会いました。
その後、星野さんの著作もたくさん読みました。何も知らずにアラスカに行って、涙が出るようなオーロラを見て、星野さんに出会って、人生観変わったと思ってます。
「あるヘラジカの物語」この1枚の写真の中にある角がからまった頭蓋骨が実際のところ、どんなドラマを持っているのはわかりません。でもいろいろな想像力が刺激され、「物語にしたい」「絵本にしたい」と思われた鈴木まもるさんの中の「あるヘラジカの物語」、私も私ならいの「あるヘラジカの物語」を書いてみたくなりました。
アンケートに、次のテーマの希望で「旅」と書いていただいていました。
「旅」テーマは何度かやったことはあるんですが、また「旅」をテーマに組み立ててみようかな、と思いました。
さて、次回は、6月26日(水)です。
【今後の予定】
6/22(土) 「大人絵本の夕べ」
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