絵本紹介「カワウソ村の火の玉ばなし」 | えほんらへん

えほんらへん

絵本まわりのこといろいろ。
絵本専門士としての活動や、絵本セラピー(R)、絵本読み聞かせのこと…。
大人も子どももお気に入りの1冊を見つけてほしいなと思っています。

小学校の先生から、人権月間を前に人権をテーマにした絵本はないか、と相談を受けた際に、私が図書館司書さんに尋ねた時に教えていただきました。

 

表紙からド迫力の絵本です。

 

「カワウソ村の火の玉ばなし」

 

部落差別についてとりあげたおはなしです。

福岡県筑後地区の被差別部落に伝わる民話を、再構成したもの

とあります。

テーマが難しいおはなしなので、「人権」という点で絵本選書を頼まれましたが、すぐにこの絵本をオススメする、というのはできない感じです。ただきちんとフォローできるなら、どこかでこんな話も子どもたちに伝える必要があるのかな、という気もしてます。

実際に卒塔婆ののろいで死んだのかは別として、実際にその地域での部落差別は存在したのだろうし、それらを丁寧に伝えていく必要はあるのかな。

どこでどういう形で読むのか、難しい絵本ですね。

 

 

 

 

 

【今後の予定】

12/16(土) 大人絵本の夕べ

「おやこでことえほん」3月16日、23日

「おとなのことえほん」3月16日、23日

1/24(水) 大人絵本を楽しもう

2/11(日) 朝活「朝から絵本!」

 

日付欄をクリックすると、FBイベントページにつながっています。

 


絵本 ブログランキングへ