怪談えほんシリーズ「悪い本」「マイマイとナイナイ」 | えほんらへん

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絵本専門士としての活動や、絵本セラピー(R)、絵本読み聞かせのこと…。
大人も子どももお気に入りの1冊を見つけてほしいなと思っています。

昨夜のわが家寝る前絵本です。

なぜか怪談えほんシリーズから2冊。

わが家にはない絵本。図書館の本です。

 

「悪い本」

 

以前読んだこともあったのですが、あまり記憶に残っていません。

ということは、それほど怖い絵本ではなかったのかなー、と思いながら読みました。

息子は「そんな怖ないやん」と。

宮部みゆきさんが「悪」をテーマに書いたものです。

さらっと読むとそれほど怖くないのかもしれません。でもふかーく読むと、恐怖でいっぱいになります。

大人が読むと、自分の心の中の悪と向き合わなくてはいけなくなるような。

もしかして、昨夜眠れなかったのは、寝る前にこの本を読んだから?

じっくりと、時間のあるときに、自分としっかり向き合って、過去のこともふりかえって、反省をしてみたり、そんな時に手に取ってみてください。

「私は人生振り返っても特に思い浮かぶこともないかな」と思う方も、ぜひ手に取ってみてください。

 

 

「マイマイとナイナイ」

 

こんなまとめをしているサイトを見つけました。

あなたを最も怖がらせる1冊は? いま話題の「怪談えほん」シリーズ全巻をマトリクスで徹底紹介!

このマトリックスによると、この絵本は、

「非日常」の「じわじわ不安」カテゴリーに入るようです。

「日常」ではないファンタジーの世界だから、リアルな現実的な恐怖ではないけれど、ふしぎな世界観の中でそれはそれは「じわじわ」と、考えさせられるというか、何かせまってくるような怖さが感じられます。

 

 

私が最初に出会った怪談えほんシリーズはこれ。

これがもう怖くって。

二度と読めない、と思いながら、何度か手に取ってしまってますが、毎回後悔します。もちろん、わが家にはありませんが。

 

「いるのいいないの」

 

 

興味持たれた方は、ぜひ大人買いして堪能してみて下さいドクロ

 

 

 

 

 

 

 

【今後の予定】

5/14(日) 朝活「朝から絵本!」

5/17(水) 大人絵本を楽しもう

6/17(土) 大人絵本の夕べ

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