先日、カモ絵本の番外編として、「イクトミとおどるカモ」をちょろっとご紹介しました。
「イクトミとおどるカモ」
イクトミとおどるカモ (アメリカ・インディアンの民話)
Amazon |
イクトミシリーズ、第三弾。
カモをうまくしとめたと思ったけれど、木にとらえられ、その間にコヨーテにカモ肉を取られてしまう。
そして残ったカモ肉を食べようとすると、おき火だったというオチ。
私、この絵本しか読んだことなかったのですが、シリーズでいろいろ出ているようなので、図書館で借りてきました。
我が家でかなりブームになりつつあるイクトミ
おもしろい!!!!
というか、
イクトミ、おまえなぁ…。
ええ加減にせえや
そんな感じです。
「イクトミと木いちご」
木いちごがなっているのが川に映っているのを見て、川の中に木いちごがなっているのだと勘違いし、木いちごを取るため潜ろうと首に縄を結わえ付け石を重しに潜ろうとする。
小6長女曰く
「木いちご、川ん中ちゃうのん、わかるやろ!」
「なんで、石やねん、あほか?!」
「こいつ、死にたいんか」
口は悪いですが、イクトミというやつの行動を見たら、誰でもこう思うのではないかという感じの素直な感想、という気がします。
「イクトミとしゃれこうべ」
「アメリカ・インディアンの民話4」です。
こちらも、長女の実況中継的に…
「イクトミ、あほすぎ!」
「イクトミ、浮気すんなよ」
「この奥さん強いなぁ」
「イクトミと大岩」
イクトミシリーズ第一弾です。
第一弾と思えない体裁、というか、私は最後に読んだからなのか、なんだかさらにイクトミのあほさ加減が加わったという感じ
おしゃれして出かけていきますが、誰も気にもとめてくれない。
こーんなにも自分勝手なことを続けてきて、なのに、イクトミ誰からも嫌われてないし(奥さんだって、しゃあないなぁ的に受け入れているようです)。
続けて読むと、さらに、この「イクトミ」という人の、ダメダメ人間ぶりが助長される気もしますが、でも憎めない何かを持っているこの人、ちょっと惹かれます
それについては、娘も同様のようで、
「この人、何やっても大丈夫って、すごいな。実は天才なんちゃう?」なんて言っておりました。
そして、娘のひとこと
「もっとイクトミシリーズあったらいいのに!」
そう、なんだかんだ言って、イクトミという人に惹かれつつある我が親子なんです
【今後の予定】
5/16(水)、6/13(水)、7/12(木) 大人絵本を楽しもう
5/26(土) 朝活「朝から絵本!」