ライラック!と『ふしぎなでまえ』 | 絵本島 

絵本島 

大人も絵本を楽しもう!絵本の紹介と感想を発信します。
今住んでいる利尻島の毎日を日記ふうに書いていきます。
絵本と島生活の楽しさを合わせたブログです。

 まだ続く札幌生活。

 これは多分ライラック。






 札幌は雪まつりが有名ですが、実は「ライラックまつり」もあるのです。



 ライラックまつりは初夏の訪れを感じさせます。


 今日の絵本は



ふしぎなでまえ

かがくいひろし 作

講談社


 これは、楽しい。ふしぎなでまえ。


 まずものぐさなのが、いもすけ団地のじゃがさん、さつまさん。もちろんお芋の2人です。ゴロンと床に転がって、いかにも怠けてるっぽい。

 それで出前を注文します。


 ピンポーン


 2人ともものぐさなのに、出前が来た時は、玄関に走っているのがまた面白い。


 ところが案に相違して来々軒からはからのお皿と丼が届きました。

 そして、カレーライスとラーメンが食べたいと言うのです。

 じゃがさんとさつまさんは、「めんどくさいなあ。何で僕たちが作るのかなあ」と言いつつ、カレーとラーメンを作りました。でも、不味いと言われて作り直し。2回目は本気で作ったラーメンとカレーライス。

 今度は美味しくできました。


 丼とお皿はやっと本気を出してカレーとラーメンを出してくれました。


 そこへ今度は寿司桶と蓋つきの丼が…。


 照れ照れ照れ照れ照れ照れ照れ照れ

 いやー、何回読んでも面白いですね。

 かがくいさんの絵がまた、温かみがあって美味しそうなのです。


 出前なのにからの食器がやって来て、先にご馳走しないと、食べ物が出てこない。

 この逆転だけでこんなに面白くなるなんて。


 カレーとラーメンが美味しそうなので、お腹が空いていない時に読みましょう。


 明日も良い日になりますね!