沓形の町は、まだ嵐の前の静けさ。この後暴風雪が来るようです。
利尻山も全然見えません。まるで山なんてないみたい。
本当はこんな感じで見えるんですがね。ほぼ同じ場所です。
今日の絵本は
なんかひとりおおくない?
うめはら まんな 作
BL出版
第39回 日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞
受賞作品です。
白黒の絵がいいですね。
古いお家にあってます。
ここは、おじいちゃんのお家です。合掌造りのようなお家です。
この古いお家に親戚が大集合。子どもたち(孫たち?)が遊んでいます。
途中から、転がっていったボールが投げ返されてきたり、夜の庭に誰かがいたり…
いつのまにか絵の中に丁髷みたいに髪を結んだ男の子がいるよ。
それはざしきわらしでした。
おじいちゃんも子どもの頃は座敷童子と一緒に遊んだそうです。
「来年も遊ぼうな」
と、それぞれ帰っていく孫たち。
古いお家で、座敷童子の潜める空間があって、妖怪と一緒に遊ぶ。それほど思い切り遊ぶ、そんな夏休み。
古き良き日本の空間を楽しめる絵本です。