利尻町図書まつりと大御所『春はあけぼの』です。 | 絵本島 

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大人も絵本を楽しもう!絵本の紹介と感想を発信します。
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絵本と島生活の楽しさを合わせたブログです。

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 利尻にお住まいの方、ぜひ来てください。

 お話会や大型絵本の展示など、小さいお子さんが楽しめる内容です。

 そして、大人も楽しめます。それは、古本市。島ならではの大変安い価格です。

10円とか、50円とか、100円とか。

掘り出し物があると思います!

コマーシャルでした。


今日の絵本は


 

春はあけぼの

清少納言 文

たんじあきこ 絵

齋藤孝 編

ほるぷ出版


 声にだすことばえほん。

 あまりにも有名な清少納言の『枕草子』の冒頭ですね。

 学生時代に暗記した(させられた?)向きも多いのではないでしょうか。

 古い日本語の美しさを味わう代表のような文章ですね。


 たんじあきこさんのイラスト付きです。

 

 ここ、テストに出ませんでしたか?

 

 左下にいるのが清少納言ですよね。きっと。


 ただ、味わっていきましょう。

 私はここの絵が気に入りました。


 とっても静かな夏の夜中を感じさせます。

 こういうしーんとした闇の中を蛍が「飛びちがひたる」のですね。


 この後、秋、冬、と続くのですが、じっくり味わうと、

 心がゆったりして、豊かになる

感じがしました。


 こういう時間はいいですね。

 お休みの日におすすめ絵本です。