ダウン症と宣告されました⑯2回の流産を乗り越えて～子宝温泉への続きです
２回の流産のあと、その病院で、
「何か原因があるのかもしれないので、
夫婦の血液検査をしましょう」、と言われ、検査をしました。
その結果は、赤ちゃんが出来にくいということを聞いて、
絶望感でいっぱいに
1年くらいが経った頃、
結婚して10年になるお友達と会う機会があり、
まだ赤ちゃんを授かっていないので、
大学病院の妊娠外来に行っていることを聞きました。
その友人から、赤ちゃんを諦めていないという話も聞き、
私も病院を変えて、
もう一度検査に行ってみようかな。。。
という気持ちになりました。
それからまもなく、意を決して大学病院に行って、
2人の血液検査をしたところ、
なんと、なんの問題もないことが分かったのです
真逆な結果にあっけに取られ、
なんで、1年間も、他の病院に行ってみるという
選択をしなかったのか？悔やまれましたが、
そこから希望を感じるようになりました。
その頃、週末に、遊びに行った義母の家で、
たまたま付いていたテレビ番組で、
子宝温泉の紹介を見ました。
その時は、私は、
（子宝温泉なんて、迷信だよね。
子宝神社で祈願するって、
神頼みだよねえ。。。）と、
ちょっと冷めた目で見ていました。
ところが、一緒に見ていた義母が、
「案外と、ご利益あるんだよね。
親戚の〇〇さんも子宝温泉に行ってきて
授かったって。行ってみたら。」
というようなことを言われました。
そして、少しあとになって、なんとなく、
そのテレビで見た温泉が気になりだして、
夫と行ってみることにしたのです。
検査結果で、なんの問題もないということを言われて
気持ちも前向きになっていた頃でした。
私たちが行ったのは、テレビで紹介されていた、
静岡県伊豆市にある吉奈温泉でした。
宿泊したのは、吉奈温泉の東府や旅館です。
江戸時代、子宝に恵まれなかった
徳川家康公の側室お万の方が訪れて入湯され、
後の紀州大納言頼宣と
水戸中納言頼房のお二人を授かったとのこと。
（東府や旅館ホームページより）
リニューアル前の旅館で、
今から25年前のことになります。
部屋に通されて、びっくりしたのは、
宿泊客が残したメッセージが記された
ノートの分厚さでした。
各部屋に宿泊されたカップルさんが書いたノートは、
何冊もあったように思いますが、
そのノートには、
「10年赤ちゃんを授からなくて、
あきらめかけていたけれど、
こちらの温泉に入ってから、
子宝に恵まれて、今日は、お礼参りに来ました」
というような記述が、もうそれは数えきれないほどの
量があって、それを読みながら、
「本当かなあ？」が、
「本当かも？」と思えるような説得力を持って、
私にメッセージしてくれたように思います。
そして、夕食には美味しいご飯をいただき、
温泉には、夜と朝にも入って、
宿泊した翌日には、私たちは近くにある善明寺で
子宝祈願もお願いしました。
その温泉のリラックス効果なのか？
神頼みもしたという安心感なのか？
大学病院での月に1回、
妊娠のタイミングを見てもらったり、
検査をすることを3回ほどした頃、
妊娠が分かったのでした。
嘘のような本当の話です。
長女が2歳の頃、お礼参りをした時に、
2人目の子宝祈願もして、数か月後に妊娠。
その4年後には長男のお礼参りと、
3人目の赤ちゃんの子宝祈願をして、
次男ごうきを授かりました。
次男ごうきのお礼参りに行きたいと思い
予約しようと思っていた矢先に、
伊豆で地震があり残念ながら、
中止にして、、
それから、
毎日があわただしく過ぎ、コロナ禍もあり、
行きそびれていますが、
そろそろ、お礼参りに行きたいと思っています。
今度は、結婚した長女の子宝も
祈願する旅行になりそうです
3人の子どもたちは、まさに私たち夫婦の宝物になりました。
私たち夫婦の体験が、どなたかの参考になれば幸いです
今日もお読みくださって、
ありがとうございました。
皆さまに読んでいただいていることが
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8年前に完成した手記「うちの子育てはっけよい！ダウン症がなんのその！？」～ごうちゃんと共に～えほん文庫8年のあゆみ
（タイトルは長女がつけて、帯の文字「こんな場所があった 全ての子育てママに知ってもらいたい」は夫が考えました！）
うちの子育てはっけよい!―ダウン症がなんのその!?
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私が11年綴っている「えほん文庫」のブログはこちらです↴
2023年8月3日～5日に開催した
ダウン症少年画家ごうきのミライエ展を
取材して紹介していただいた
静岡第一テレビのニュースはこちらです↴
news.yahoo.co.jp
※ダウン症の告知についての体験談は、
9年前から、聖隷クリストファー大学 助産学専攻科にてお話しさせていただき、
4年前からは、浜松医科大学でも非常勤講師として授業をしています。
☆2023年、現在のごうきは特別支援学校の高等部1年生で、
昨年から、ダウン症少年画家ごうきとして、
絵の個展を開くなどの活動を始めています。
2022年秋の作品展の密着取材
(私のインタビューと作品展の様子がわかる）YouTube動画はこちらです。↓
家族の中心にごうきがいることを幸せに感じております。
ダウン症シュールPOPな世界観と題して
絵の活動をしている
ごうきのデザインのTシャツとトートバッグを
ユニクロのUTme!のサイトでも販売を始めました
展示会にいらしたお客様からのご要望から生まれたTシャツです♪
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順次、商品を入れ替えたりしていきますので、ご覧いただけたら幸いです。
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