「きりのなかのはりねずみ」ノルシュテインとコズロフ/ヤルブーソヴァ絵/こじまひろこ訳 | うーたんパパの ☆★☆絵本箱☆★☆

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3姉妹のパパです。
読み聞かせをしているうちに絵本にはまってしまいました。
子供に絵本を読んであげられる時間は人生の中のほんの一瞬。今この時を大事にしたいですね!
わが家の 絵本箱の中から 思い出の絵本を ご紹介します!!

きりのなかのはりねずみ (世界傑作絵本シリーズ)/ユーリー ノルシュテイン
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霧が立ち込める夜の森が
幻想的で美しい


ロシアの有名なアニメ作家ノルシュテインの代表作を絵本化したものです。最近になって気付いたのですが、このアニメ 「きりのなかのはりねずみ」は、YouTube で見ることが出来ます。


日が沈み、森は薄暗くなってきました。ハリネズミは、一緒にお茶を飲みながら星を数えようと、仲好しのコグマのところへ出掛けます。

でもよく見知った森の中は、立ち込めた霧によって違う世界のように変わっています。

さまようハリネズミのまわりに、ミミズクや蛾、蛍などの夜の生き物が、また得体のしれない何かが次々に現れます。ところどころで現れる白馬も印象的。


起承転結のあるお話ではなく、幻想的なイメージを楽しむ絵本かと思います。全体的に見えない暗闇部分をかなり広く描いていますが、そんなところがかえって想像力をかき立てられます。とても美しい絵本です。
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