2023年8月13日 第3部 | 鉄道歳時記

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8月13日 日曜日の第3部は大間線の遺構巡りの続きです。

水路を跨ぐ箇所に遺構があったので、車を近くに停めて見上げると、トンネルの坑口が見えたので近くまで行ってみる事にしました。

 下風呂-桑畑 下風呂第二隧道 

大川尻沢に架かるコンクリート橋の先は家屋が建っていて建設が中止になってからの年月を感じます。

下回りを覗くと大した風化も無く綺麗な状態が保たれている様に見えました。

焼山沢に架かるコンクリート橋梁も残っていました。

渡って対岸に行ってみようかとも思いましたが、先の草むらに入るのも難儀に感じたので手前側から写真を撮るに止めました。

石組みの築堤が続き、途中大型の暗渠も有りました。

釜ノ沢川に架かる橋梁の橋台跡はツタに覆われていて全体を見る事が出来ませんでした。この先に桑畑駅が設置される予定でした。

桑畑から先大間までは未着工区間でしたが、国道の下をくぐり桑畑バス停に至るトンネルも大間線の跡だった様です。この先の八幡宮の鳥居がそこに至る途中に建っていました。

桑畑-易国間

大間線の未成線跡はここまでで終了とし、大畑まで戻り、大畑からは下北交通大畑線の廃線跡を巡りました。

最初に見つけたのは大畑駅から正津川駅に向かう途中にある跨道橋跡です。

大畑と正津川間には踏切り部分にだけレールが残っている箇所を2か所見つける事が出来ました。

この踏切跡では親子連れの鳥が散歩をしていましたが、逃げてしまい写真に収めることはできませんでした。

舗装された道路の踏切跡にもレールがそのまま残っているのは、ちょっと珍しい気もします。

大畑-正津川間

正津川駅跡にやって来ました。かつては交換設備もあり貨物の取り扱いもあったようですが、廃止時には単式ホーム一線だけの駅でした。

階段を昇ってみるとホーム跡は辺り一面草に覆われていました。

正津川駅

大畑線の廃線跡巡りはまだまだ続きますが、続きは第4部へ。

8月13日の廃線跡巡り第3部は以上です。