夏にありがちな症状2 | リハビリ・整体の勉強会セミナーなら臨床研究会愛媛祭【骨盤・内臓・脊柱・頭蓋・エネルギー】

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こんにちは!



前回、夏にありがちな症状として一つ記事を書きました。



参照リンク:夏にありがちな症状



今回は続編として、もう一つ最近よく見る症状を書きます。





まず先日、セラピストよりメールにて以下のような相談を受けました。



~ココから~



青木先生、最近よく聞くのが… 寝てるはずのに、何かいつもより眠くて仕方ない。



身体もちょっと怠い、でも食事はとれる。



多分内臓が弱ってるんだと思いますが、あとエアコンとかで冷えている!?のもある気がします。



こういう場合のケアはどうすればいいでしょうか?



~ココまで~



という相談でした。



まさにこのような、寝てるけど眠い、日中体がだるい、といった症状が非常に多いように思いますね。



夏バテの季節ですから、こういった症状もでやすいのかなと思いますが、今回は症例を挙げながら説明していこうと思います。





症例1



20代女性、朝がなかなか起きれず、日中も体がだるい。



このような場合、副腎や肝臓の疲労が疑われます。



彼女の場合も副腎・肝臓に反応がありました。



また、大腰筋の筋力が低下しており、立位では腰が頑張ってる感覚があるとのこと。



大腰筋は腎臓に関連するので、腎臓も弱っていることが考えられます。



腎臓は冷えたりすると弱りやすく、冷房の効いた部屋にいることが多いというのがその原因なようでした。



そして夜寝れない、寝ても目覚めが悪い、といった症状は、心臓の疲労が関連している事が多いです。



臓器的には、腎臓と心臓は関連が深いため、腎臓機能低下は心臓のほうにも影響します。



また、経絡的に考えても、心-腎は関連しています。



(これは経絡セミナー の中でお伝えします。。)



そして腎臓と肝臓も関連性が深いので、肝臓機能の低下にも繋がってきます。



色々繋がりが見えましたが、エネルギーアプローチによる評価で、彼女の場合はメジャーは腎臓



そこで腎臓をIOTにて調整すると、大腰筋も促通されて立位が楽になり、肝臓・心臓の機能低下も改善しました。



参照リンク:内臓調整アプローチ!「IOT(インターナル・オーガン・テクニック)」






症例2



20代女性、体がだるくて仕事中もしんどく、もう限界だとのこと(笑)



彼女も肝臓と副腎に機能低下が認められました。



肝臓のほうは、最近お酒をよく飲んでいるとのこと。



エネルギーアプローチの映像化テクニックで評価しても、日本酒が見えたので(笑)、少し量を減らすように指導。



ちなみにこの方、前の記事で上げた肺関連の症状も認められました。



参照リンク:夏にありがちな症状



やはり職場が冷房が効いていて、夜勤のある仕事をしている方ですが、その夜勤の日などは特に喉が乾燥する感じがあるとのこと。



身体への症状ですが、彼女の場合右手首(屈筋側)を重いものを持とうとしたときに傷めたそうです。



昔スポーツをしていたころに傷めたことはあるものの、以来傷めたことはなかったのでビックリしたとのこと。



しかもそれから2週間経つけど、まだ完全には痛みが引かないそうで(VAS5/10)、掌屈時に痛みが再現されるようでした。



これは臓器の肺ではなく、経絡の「肺経」のラインの障害が考えられました。





↑肺経のルート。痛みもこのライン上の手首あたりに起こります



(経絡については経絡セミナー の中でお伝えします。)



臓器=経絡ではないので、経絡の流れが悪くなっていても、臓器自体の機能低下が起きていないこともあります。



ですが彼女の場合は、気の流れも臓器のほうも悪くなっていたようで、肺自体も筋反射テストにて弱化が認められ、関連する前鋸筋にも影響が出ており、やはり肩の可動域が悪くなっていました。



左に対して右肩が上がりにくくなっているのは本人も気付いてなかったようで、驚いていました。



肺を調整することで肩の可動域も手首の痛みも改善しました。






本題…



さて、まだ本題である疲れやすい症状の原因、副腎への対処の話が、2例とも出てきていませんね。



前置きが長くなりましたが、ようやく本題です(笑)



実はこの2例の症例共に、胃の痛みや不調を訴えていました。



夏はたくさん冷たいものや水分を取ったりして、胃酸の出が悪くなりがちです。



胃酸の出が悪くなると、消化が不十分になるため、しっかり栄養を吸収できなくなってしまいます。



今回問題となる副腎などは、ビタミンBやCを栄養としています。



ならそういった栄養を多くとればいいという考えになるのですが、これらをいくら摂取しても胃酸の問題があると吸収できないのです。



こうして副腎の機能低下が起こり、疲れやすい症状に繋がります。





では対処ですが、簡単で有効なのは食前に梅干しを摂取することです



梅干しを食前に取ることで唾液が出て、その反射で胃酸が分泌されます。



そして食事をして栄養を取ることで必要な栄養が臓器にも送られるわけですね。



今回は二人ともこの方法を指導しました。



季節的にこのような方を診る機会は多くなるでしょうから、参考にしてみてください。



もちろん自分自身がこのような症状で困っている方にも有効ですので、試してみてくださいね(笑)^^



もう一点補足。。。こちらからご覧ください。



夏にありがちな症状2の補足




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