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こんにちは!
夏になるにつれ多くなってきて、最近よく見る症状というかパターンについて。
また、最近よく書いている、前鋸筋シリーズの第三弾になります(笑)
参照リンク1:前鋸筋からの肩痛
参照リンク2:内臓由来の肩甲骨付近の痛み
症例1
30代女性、三日ほど前に寝違えたようで、右肩あたりが痛いとのこと。
肩甲骨の内側(上角寄り)に痛みの訴えだが、例によって周囲を押しても痛くなく、前鋸筋由来が考えられる。
肩屈曲してもやはり右のほうが可動域が悪い。
この原因をエネルギーアプローチで評価すると、右肺からでした。
確かに普段は煙草もよく吸うし、寝違えた頃は風邪気味だったとのこと。
さらに、「そういえば寝違えるのはいつも風邪気味の時です」とのことでした。
肺の機能が低下すると、風邪などの症状に繋がります。
というわけで、IOTにて右の肺を調整。
参照リンク:内臓調整アプローチ!「IOT(インターナル・オーガン・テクニック)」
これで右肩の可動域も良くなり、肩や首を動かしても痛み0になりました。
症例2
40代女性、頚部を伸展させると左肩に響く痛みがあるとのこと(VAS7/10)。
痛みはまたしても肩甲骨内側の上角付近、周囲を押しても圧痛なし。
これも前鋸筋由来が考えられます。
ちなみに前鋸筋は、以前の記事で書いた触り方でも触れますし、ほかの方法もあります。
以前の記事:内臓由来の肩甲骨付近の痛み
それは、前鋸筋の上部線維を触る方法。
肩甲挙筋と棘上筋の間くらいの位置で、深部に差し込んでいくと触ることが可能です。
↑棘上筋・肩甲挙筋(赤アンダーライン)の間の前鋸筋の線維(赤四角)
ここを押圧すると、痛みが再現されました。
この原因をエネルギーアプローチで評価すると、今回も肺(左)に出ました。
本人いわく、そういえば痰が絡むようなことがあったとのこと。
そこで左肺に対してIOTにてアプローチ。
参照リンク:内臓調整アプローチ!「IOT(インターナル・オーガン・テクニック)」
これにより伸展してもまったく痛みが出なくなり、本人も驚かれていました^^
さて、この時期なぜ肺の機能低下が起こっているのか?ということですが、冷房などの影響が大きいことが考えられます。
割と喉が乾燥したりするもので、そのせいで呼吸器を悪くしたり、風邪をひいたりすることが多いようです。
冬は喉の保湿に気を遣ったりしますが、夏はおざなりになりがちですね。
マスクなど使って、喉の保湿を心がけるのも一つの手だと思います。
ご参考までにm(_ _)m
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