タミル・ナードゥ州出身のシェフによる、

本格的な南インド料理の数々(`・ω・´)フフフ

 

インド料理は街にひとつふたつ見かけるものだが、

南インド料理を名乗る店は格別である(`・ω・´)

 

それは、食べたことがある人にしかわからない(´・ω・`)ウム

 

 

ビマラ インドダイニング

(VIMARA Indo Dining ヴィマラ インドダイニング)

 

 

やあ、我が名はえがりん(`・ω・´)フフフ

シーランド公国男爵兼FSM司教にして板橋妙齢会会長である( `・ω・´ )

 

ひとりのときわ台が怖いかね……

ひとりのスパイス料理が怖いかね……

ひとりの南インド料理が怖いかね……

だからこそ私はそんな君と、ラッサムスープを作りたい(´・ω・`)シランガナ

 

食べにいったときの話は前回を参照いただくとして、

その前回のメンバーでお料理教室(`・ω・´)

 

 

さて、SNSで料理教室の情報を問い合わせいただいているので、

ここにまとめておこう。

 

まず、日時。

基本は定休日の月曜。

もしくは、平日の休憩時間の15~17時の間。

......お店の休みがない(´・ω・`)ムジヒ

 

そして、

4人以上集まることが開催条件となる。

 

店員さんが顔なじみの客に声をかけたりしているが、

まあ、4人集まることはなかなか難しいので、

いままで開催に至ることがないようで(´・ω・`)

 

先日の訪問時にそんな話を伺ったので、

その時の4人で有給とって平日に開催いただくことに。

 

結果、参加者は7名で、

我々板橋妙齢会から4人(`・ω・´)

(その中にFSM司教が2人いる)

そして、以前から料理教室を待望していた常連さんと、
料理教室前日にたまたま食事にきていた方が参加。
 
この日に開催するぞとなったら、
店員さんが見込み客に声をかけて増えていく感じになる。
 
なので、
料理教室にご興味のある方は下記のどちらか。
・自分で4人集める。
・開催の際には連絡してほしいと伝えておく
これで参加できるであろう(`・ω・´)フフフ
 
なお、今回はシェフが説明しながら作り、
ビマラさんが翻訳したり補足しながらという形式であったが、
参加者がガスコンロを持参すれば一緒に作ることができるとのこと。
 
だが、同じものを同じ分量で作っても、
なぜか同じ味にならないということはよくあること(´・ω・`)
 
 
 
 

【基本のスパイス11種類】

効果の一部だけ書いておく(´・ω・`)イチブ
 
マスタードシード
 アンチエイジング。免疫力。肉料理には使わない
カレーリーフ
 髪、消化、減量、コレステロール、糖尿病、下痢、抗菌、抗酸化、肉料理には使わない
ターメリック
 関節炎、免疫、消化、がん予防、肝機能
ブラックペッパー
 栄養一杯。
クミンシード
 胃、血圧、呼吸器、糖尿病、不眠、風邪と喘息、神、コレステロール、鉄欠乏
生姜
 強力な薬効。吐き気、減量、関節炎、心臓病、生理痛
フェネグリーク
 血糖値。お腹に良い。
フェンネルシード
 体温調節、消化促進、解毒、生理痛等
シナモン
 抗炎症、血糖値
クローブ
 免疫力、消化、減量、呼吸器、ストレス、歯が痛いときに噛む。
グリーンカルダモン
 消化、肝臓、抗酸化、胃、のど、口臭、うつ病
 
これらが、基本(`・ω・´)
 

【ラッサムスープ】

分量まで書くと、なんだか微妙だから、
最も重要な、スパイスの入れる順番をご紹介しよう。
入れる順番って、さしすせそでもそうだし、
ドレッシングもそうだし、
これが違うだけでほんとに変わるんだよなぁ(´・ω・`)スゴイ
 
油しく、熱くなってからマスタードシードを入れる。
ウラッドダルを入れて、色変わったら、
クミンシード入れる。
カレーリーフ入れる
ガーリック入れる。(皮ごと叩いて)(あまり焦がさない)
※スパイスを入れ切るまで弱火
ターメリック
チリパウダー
コリアンダーパウダー(インドではダニアンと呼ぶ。パクチーである)
クミンパウダー
コショウ
トマト
火力アップして炒める。
タマリンド汁、の2倍水を足して、入れる。
塩を、味見ながら入れる。
ヒングを入れる。どんな料理もヒンクは最後に。
(ヒングは下痢になった時には熱々ご飯にちょっといれてライスボールにして、飲むとよい。噛んではいけない。)
コリアンダーの葉っぱを最後に散らして。強火にして待つ。
ラッサムはグツグツさせてはいけない。
 
インドのタマリンドは酸っぱく、
タイとかのタマリンドは甘いので、
インドのものを用意する必要あり。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらがヒングのボトル。
アサフォーティダとも呼ぶらしい。
 
 
 
タマリンドの塊(?)はこんな感じである(`・ω・´)
 
 
 
 
 
 

タマリンドも。

 


 

 

 
さて、お次はカレー(`・ω・´)カレー
 

【ハーブチキンカレー】

こちらも工程のみ書いておこうと思うが、

ラッサムもそうだが、入れる順番だけでも、

それなりに作れる人にはかなりのヒントになるのではないかと。

 

ホールスパイスを入れる。(これらは基本肉料理に使う)

 シナモンスティック1個

 ベイリーフ1枚
 ドライチリ
 カルダモン5個
 グローブ5個
クミンシード
おろしニンニク。火を弱めに。
カレーリーフをちぎりながら入れる。香りが出る。
玉ねぎみじんぎりいれる
ミックスハーブ入れる。焦げないように。玉ねぎを入れてから。ドーナツ状にして真ん中で炒める
(ミックスハーブはなんでもいい。この日はローズマリー、バジル、タイム)
蓋をして5分くらい炒める。強火。たまに混ぜる
この時に、塩を少々。
(玉ねぎ炒める時に塩入れると早く火が通る。野菜全般に言えるが。)
玉ねぎから水が出る。飛ばす。
(インドは紫の玉ねぎで、水が出ない。ホワイト玉ねぎ、日本来て初めてみたとのこと)
炒めて色を変える、よく色を変えると悪くなりづらく、一週間くらい持つ。
そこが焦げてきたくらいのタイミングでOK。
 
スパイスを入れる時には弱火。
ターメリック、ちょっと炒めて
チリパウダー。
ガラムマサラ
ミックスハーブスパイス(キッチンキング製品)
クミンパウダー (ジラパウダーと呼ぶ)
コリアンダーパウダー
ちょっと炒めたら強火にする
チキンを入れてよく混ぜる。1分
トマトを入れてよく混ぜる。強火で。
水200CC
蓋して待つ。たまに混ぜながら4分。
(チキンの代わりに、じゃがいもとか、ゆでたまごとか。じゃがいもが美味しい。)
(ポークでもいいし。カリフラワーいんげん、グリンピース、エビでも)
(ホールスパイスは基本肉に使うと言ったが変えなくて問題ない)
ペーストに水と合わせて1リットル、入れる
最後にコリアンダーを入れてまつ。焦げやすいので様子見る。
チキンの加熱は12分が最適。 最初に入れて2分,待った4分、後は残った時間(6分)。
(エビは7分が最適とのこと)
塩。
火を弱めて、ちょっと待つ。2,3分
最後にコリアンダー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

さて完成(`・ω・´)
 
 

ミックスハーブスパイスは、

説明においてはもはや「キッチンキング」と呼ばれていたが、

それほど、このメーカーを代表するスパイスなのだろう。

SBの赤缶みたいなのものであろうか。

 

どこにあるんだろうと思ったら、

おや、amazonでバッチリ(`・ω・´)

 

 

 
 
タマリンドはインドではオヤツとしてかじるらしく、かじってみた。
ほんのり酸っぱい(`・ω・´)ナルホド
 
 
 
そして、試食タイム(`・ω・´)ウマー
 
 
 
ここでは、南インド料理だしとナンはあまり食べないのだが、まあ美味しい。
チキンのカレーにはパンが相性が良さそう(`・ω・´)フフフ
 
ラッサムにはやはり米だな(`・ω・´)フフフ
 
 
 
 
 
 
 
 
その他情報として、
タマリンドは豚には使うが、トマトとか入れない。
他には、シーフードに使う。
 
スパイスは4種類あればいい。
コリアンダー、ガラムマサラ、............
あとは玉ねぎとトマト。トマトは家では缶でもフレッシュでも。
 
という感じだった。
 
 
それで、
今回こうやって説明しながら作ってもらったわけだが、
営業中は注文が入る都度これをやっているのだそう。
 
お店によってはある程度のベースを作っておいて、
肉や野菜を変えて提供するという方式もあるが、
うちはそういうことはしない、ということだった。
 
なるほど、ここの料理が美味しいのは、
スパイスをケチってないからだと思っていたが、
毎回毎回作ってるならスパイスの香りも飛ばないもんな。
この手間が、美味しさの秘密のひとつであったか(`・ω・´)フフフ