読者のお嬢さん方はよくご存じの、
大宮が誇る老舗料亭(`・ω・´)デス
元々、利き酒師の旦那がいるお店なので、
数々の日本酒が揃っている(`・ω・´)スゴイ
ペアリングの楽しさを知ってしまうと、
こういうイベントはほんとに大事だなと(`・ω・´)
料亭 大宮 一の家
(公式はこちら)
やあ、我が名はえがりん(`・ω・´)フフフ
板橋妙齢会会長にしてシーランド公国男爵である( `・ω・´ )
ひとりの大宮が怖いかね……
ひとりの料亭が怖いかね……
ひとりの一の家が怖いかね……
だからこそ私はそんな君と、蟹古香蒸しが食べたい(´・ω・`)シランガナ
明治十八年創業
大宮の老舗料亭の味、
心をこめた極上のおもてなし(`・ω・´)
前回、酒蔵コラボをやったのは5年前の黒龍会。
ようやくこういうイベントができるようになったと、
今回もこちらの5代目のO田さんからご招待いただいて(`・ω・´)フフフ
さらに、今回のイベントの一部の会費は、
トルコ・シリアの地震の支援金になっている(`・ω・´)
普段から間違いないわけであるが、
本日のコースは特別製の、
「松岡醸造×大宮一の家」御献立(`・ω・´)
今回は、料理長ではなく、
先日、酒ディプロマの資格を取得した、
M田さんが、料理長監修の元、
三日三晩適度に寝ながら考えた献立とのこと(`・ω・´)
次期7代目の松岡さんから色々と酒の説明をいただき、
M田さんから料理の説明をしてもらうという、
いつものごとく、情報量の多い会であった。
今回の松岡醸造さんは、帝松(みかどまつ)ブランドで知られている。
埼玉を代表する酒蔵であり、
埼玉県内の歴史あるお店では結構取り扱っているので、
読者のお嬢さん方にはご存じの方は多いのではないかと(`・ω・´)
松岡醸造の特徴は、コク(`・ω・´)
邪魔せず主張しない酒がよい酒という考えで、
今まで一の家とコラボをしてきた酒蔵とほぼ同じ考え方のようだ(`・ω・´)
埼玉には30を超える酒蔵が存在しているとのことで、
埼玉は荒川と利根川という2つの川があり、
それぞれ異なる水系で、全然違うそう。
ちなみに、松岡醸造である(`・ω・´)
熱い某松岡さんの影響で、
松岡酒造だと思われることが多いそうで(´・ω・`)シュゾー
そんな話を聞きながら、
酒と食事を楽しむ(`・ω・´)フフフ
先付け
ラティーナ蕪すり流し

すごく温まる一杯。
蕪の甘さがほんとに美味しい(`・ω・´)
そこに合わせるのが、
·特約店限定
帝松 虎ノ巻 緑
これは、搾ってすぐビン詰めしたもので、
炭酸を感じる(`・ω・´)ウマー
特約店でしか買えない、
虎ノ巻シリーズであるが、
ほりこし商店で買うことができる(`・ω・´)フフフ
虎ノ巻シリーズは、
「辛いのに旨く、香るのに落ち着く」
そういえば、この日のやわらぎ(水)は、
仕込み水で、かつては酒より仕込み水が売れたとかの、
特別にスゴイ水で(`・ω・´)ホホォ
硬水なんだと(`・ω・´)ホウ
欧州とは一桁違うものの、
日本ではトップクラスの148という硬度。
であるものの、
石灰岩系の硬水なので、
そんなに硬くなく、
コクのある酒に仕上がるそう(`・ω・´)
前菜
無花果チーズ さつまいも煎餅
鶏酒粕焼き
花山葵侵し

献立を作った人がいつもと違うこともあり、
いままでと雰囲気が違うように思うが、
美味しいとしか言えない(´・ω・`)ゴイリョク
そこに合わせるのが、
·帝松
無農藥無化学肥料 霜里
コシヒカリを使った酒(`・ω・´)
オーガニック(`・ω・´)
造り
大紋ハタ しめ鯖 赤貝
帝松煎り酒

これに合わせる酒、帝松 虎ノ巻 黒を使って、
煎り酒を作るという、ペアリングの鬼(`・ω・´)
一の家では鯖は基本使わず、
使う時は新鮮なものを厳選するそう。

青魚は基本NGな吾輩だが、
この鯖はまったく臭みがなく、
これならいくらでも食べられるレベル(`・ω・´)スゴイ
そこに合わせるのが、
·特約店限定
帝松 虎ノ巻 黒
彩のきずなという埼玉の米を使った酒(゚д゚)ウマー
硬水を使った日本酒は男酒と呼ばれるが、
前述のタイプの硬水であるため、
ジェンダーレスな感じの酒に仕上がってるとのこと(`・ω・´)
煮物
聖護院大根含ませ
小松菜 柚子味噌

大根と柚子味噌にほっとする(`・ω・´)
ここで一休み、という感じであるが、
まあ、そうはいかないΣ(゚д゚lll)
ここに合わせるのが、
·帝松 PREMIUM
純米吟醸生原酒
フルーティーでキレがあるタイプ(`・ω・´)
酵母は山酒4号という酵母で、
山形県の農業高校で作られたそう(`・ω・´)ホホォ
焼き八寸
鰤照焼き アヒージョ葱
胡麻豆腐と雲母の春巻き
たらの芽天ぷら

胡麻豆腐と雲丹の春巻きが、
見た目は地味なんだが食べるとスゴイ(`・ω・´)
口の中で祭りが始まった感じがする(´・ω・`)シランガナ
そこに合わせるのが、
·帝松
吟釀 社長の酒
頒布会出品酒は、当時社長しか飲むことができなかったので、
この名前がついているそうである(`・ω・´)ホウ
名前負けしない美味さ(`・ω・´)
酸と旨味のバランス(`・ω・´)
スウェーデンやタイにも輸出していて、
CEO酒と呼ばれているそう(´・ω・`)マジカ
蒸し物
蟹古香蒸
揚げ馬鈴薯 うるい生姜 旨出汁餡

そこに合わせるのが、
·帝松
大吟釀 社長の酒 PREMIUM
社長の酒のさらに上がΣ(゚д゚lll)
甘さと爽やかさ、
そして、とちおとめのような苺の香り(`・ω・´)
そういわれると、ほんとに苺(`・ω・´)ウマー
ちなみに、四合瓶で8000円らしいΣ(゚д゚lll)
強肴
武州和牛たたき

2種類の酒と合わせていただいたが、
この倍くらいあってもいいのではないかと、
至福(゚д゚)ウマー
そこに合わせるのが、
·帝松
土蔵10年熟成吟醸酒
·帝松
PREMIUM 純米にごり酒 生
10年熟成は、すごかった。
もっとオレンジっぽくなるが、
硬水は劣化しずらいのでタンクのまま常温熟成して、
ゆっくり熟成が進んで綺麗に仕上がっている(`・ω・´)シェリー酒や紹興酒と思って飲むとよいと。
都という米は雄町と同じくらい古い品種なんだそうだ。
にごり酒も、すごかった。
さわやかな酸味(゚д゚)ウマー
にごりが苦手な次期7代目が、
にごりが苦手な人でも飲めるように作ったそう。
食事
つむぎうどん
薬味色々

これが、ほんとに美味しい。
出汁が美味しすぎて、
つゆを飲みながら、
日本酒バンバン飲み進めてしまった(`・ω・´)
そんな出汁と飲んだ酒がこちら、
·帝松
発売前非売品 雄町純米大吟醸生原酒
酒祭りでしか売らず、
そこで売り切れるという酒(`・ω・´)
2,3日前に搾ったばかりとのこと(`・ω・´)
山田錦はキレイに作れて当然として、
雄町でキレイに作るのはなかなか難しいらしい。
確かに、雄町っぽくないような気配。
雄町サミットで毎年受賞しているそう(`・ω・´)ホウ
最近、雄町が好きな人を
オマチストと呼ぶらしい(´・ω・`)マジカ
やっくるはオマチストだなY(`・ω・´)Y
小川町の蔵には雄町の
20-30年熟成も転がってるとのこと(๑°ㅁ°๑)‼✧
そういえば、松岡醸造の酒は基本的に、
全て燗にしても美味しいということで、
実は、ここまでの酒は、
ほとんど燗でもいただいていて、
どれも、別物のようになって、
ほんとにおもしろかった(`・ω・´)
普段、もったいなくて燗にしないような酒も、
この機会なのでと、
片っ端から燗にしたり、
ブレンドしたりと、
楽しみ方が無限大。
次期7代目曰く、
「酒は自由」
まさに、そうだった(`・ω・´)
水物
狭山茶葛餅 あまりん

このあまりん、大きい(`・ω・´)
そして、いまだかつてない糖度(`・ω・´)アマー
あまりんは、入間市で作ってるそうで、
野菜ソムリエによる総理大臣賞受賞らしい。
そこに合わせるのが、
·特約店限定
帝松 虎ノ巻 番外
世界で唯一の酒(`・ω・´)
プリムール酵母という、
フランスで赤ワインに使う酵母を使っていて、
バナナの香りでスモーキーという、
不思議な酒(`・ω・´)スゴイ
これを作るとなって、
杜氏(7代目の叔父)と喧嘩したそうで、
失敗したら、米代を給料天引きにするという条件で、
この酒が生まれたということで、
この次期7代目、すごい熱量(`・ω・´)
会社パンフレットも自分で作って、
こんなわかりやすい分類表まで作ってる。
さて、本日の酒(`・ω・´)
左から順に、飲んだ順になっている(`・ω・´)フフフ
帰りは、一の家さんのマイクロバス(`・ω・´)フフフ
さて、今回も、
間違いのない料理(`・ω・´)
そして、素晴らしい酒の数々(`・ω・´)
一の家さんのコラボイベントは、
コラボ先のみなさんとしても、
こういう思いで酒を作ってるんです、
そうやって作ったのがこれです(`・ω・´)
といって提供できるので、
最高の布教タイムだと思われる。
吾輩も帝松がこんなに種類をたくさん作ってるとは知らなかった(´・ω・`)スマン
やはり、生産者のことを知るのは大事だなと(´・ω・`)ウム
一の家さんのコラボで触れた酒蔵は、
やっぱり普段飲み歩いていても、
優先的に飲むことが多いもんな(´・ω・`)
(元々好きな酒だったのもあるが)
今回のイベントは、某新聞や雑誌で紹介されるらしい。
埼玉尽くしで市議会議員まで参加していたので、
地元盛り上げようという流れからすると、
こういうイベントは大事だなと(`・ω・´)