有名な日本初のモンゴル料理店(`・ω・´)
モンゴルの馬頭琴奏者がシェフをやっていて(後述)、
羊もモンゴル産の羊肉に比較的味の近いニュージーランド産の羊肉を使用、
という完全なるモンゴルナイト(`・ω・´)
※モンゴル産羊は輸入禁止なんだそうで(´・ω・`)
 
公式HPにもいろいろと説明があるのでそちらを見ていただくと早いが、
HPによると、馬頭琴奏者(兼シェフ)のチンゲルトさんは、
内蒙古芸術大学で馬頭琴を学び、卒業後は『内蒙古歌舞伎団』というオーケストラで馬頭琴奏者として生計をたてていました。
もちろん、シェフとしての修業もモンゴルでプロの料理人についてしました。
 
ということでショータイムで馬頭琴の演奏が!
演奏を終えて皿洗いを始めるシェフという、不思議な場面をみることができる。
 
ちなみにこの楽器は名前のとおり、必ず頭が馬の形をしていて、
シリンゴル地方ではその起源として「スーホの白い馬」※が語られているが、
モンゴル全体だと別の物語の方が起源としては有名らしい(´・ω・`)
 
※概要:遊牧民スーホ少年が白い馬を拾う→立派に育つ→領主に白い馬を奪われる→白い馬はスーホの元へ逃亡するが途中でボコボコにされる→スーホに僕の体で楽器を作っておくれと遺言を残す。
 
そんなわけで、
遊牧民は草原で宴会をしながらこの楽器の音を聞いているんだろうなー
などと思いながらひたすらに泥酔していくのであった(´・ω・`)
 
今回は板橋妙齢会イベントで板橋区外のメンバーが羊食べよう!
ということで、10人以上でぞろぞろと羊にかじりつくため参集(`・ω・´)
 
お店で解体しているという羊は、
羊の香りたっぷりで、それでいて嫌な臭みがないという素敵なお肉だった。

さっそく、チャンサンマハ。骨付き羊の塩茹で。1500円。
シリンゴルにきたらまずはこれを食べなければならない、看板料理。
 
男のナイフ捌きの見せ所であると、メニューには書いてあった(`・ω・´)
 
玄人っぽいナイフで肉を削ぎ、そして最後は骨にかじりつく。
モンゴル岩塩の塩味もそれなりに効いているが、
醤油系のタレがついてくるので、僕はそれをかけたほうが好みだった。
 
こちらがモンゴルで一般的な冷菜、王道の三品。各400円。
 
 
 
 
そして、豆苗のオリーブオイルと胡麻和え。600円。
胡麻油と黒ゴマも和えられている。
意外と量があるが食べられてしまうという、豆苗。
いまでこそあれだけど、元々高級食材(`・ω・´)
 
バンシ。8個800円。
羊肉水餃子。
水餃子ってだけで美味しいのに、羊風味で最高(`・ω・´)
 
そして、ボーズ。6個700円。
羊肉蒸し饅頭。
めっちゃ羊。美味い(`・ω・´)
これ系は、通常は黒酢でいただきますが、まあお好みで。
僕は黒酢を飲みながらこれ系を食べるのが大好き(`・ω・´)
 
で、こちらが小籠包。
 
シリンゴルサンド。皮4枚で1000円。
この写真は、2セット分かな?
北京ダックの羊版とのこと。なるほど(`・ω・´)
 
羊ときくらげと玉子炒めてパクチー散らしたやつ。
モンゴルの木耳は美味しいと評判らしく、
確かに、肉厚でコリコリで、こいつはうまい。
 
そして、羊スープ。マハンシュル。700円。
細切りにされた羊がたっぷり入ってる。
 
 
それから、マトンステーキ。1500円。
塩コショウに紹興酒少々。
 
マトンのおいしさドーン。
 
ワサビ醤油がまた、羊にも合うんだなー(`・ω・´)ウマイ
 
そして、ホイツァイ鍋。3000円。
内モンゴル伝統の野菜羊肉鍋。
太い春雨にきくらげ、ネギ、ジャガイモ、羊肉、羊の肝臓損蔵腎臓をモンゴル伝統スープで。
という感じの説明だった。
パクチー祭りになっているので、苦手なひとはどかして先に取ったほうがいい。
 
 
そして、ウォッカ祭り。これが、うまい。
 
アルヒという人気モンゴルウォッカも飲んだんだけど、
ボトルでもらったのは、ハルアルヒ(老龍口)
モンゴルではこれで乾杯するらしいが、我々は最後に投下。
風味がやたらとよくて、すっと入ってくる。
5杯くらい飲んだかな?翌日意外と元気。
ボトルで3000円だか4000円だか、それくらいだった。
 
原料はコーリャンという、まあトウモロコシみたいなやつで、
よく考えれば中華料理で言うとこのパイチュウ(白酒)なんだな、これ。
寒い地方で温まるためにクワッと飲む酒という意味では、
まあパイチュウもウォッカみたいなもんだよなー。
ちなみに中華料理屋で飲むパイチュウより断然美味かった。
 
そして、練乳をたっぷりつけて食べるパン。
 
あと、席にもあった、お通し的な?甘くないドーナツ、ボーブ。
お土産にいただきました(`・ω・´)
 
ゴールデン・ゴビ、700円。
大人気のモンゴルビールだそうで、再入荷!だって。
 
 
黒酢。美味しい。ボトルは違うけど中身は一緒だって(`・ω・´)!
 
種。なんか、漬けられているか何かで、外側めっちゃ味濃い。
ちゃんと、割って中身を食べよう(´・ω・`)
 
 
こんな感じで、メニュー外のものが壁にちょろちょろ貼ってあるので見逃さず。
 
店内は羊とか、いっぱい。
 
 
岩塩もあちこちにゴロゴロ。
注文次第?でこの岩塩を席ですりおろして使うらしい。
 
 
以下、メニュー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
外観はこんな感じで、
 
お店は半地下。
 
大塚、巣鴨によくある感じの、住宅街に突如店が現れるパターン。
場所としては、大塚巣鴨のほぼ真ん中の南側という感じで、
あの、おはこ大勝軒の通りをそのまままっすぐ、という感じ。
 
羊のおかげか、とても体調がよいぞ(`・ω・´)シランガナ
 
板橋妙齢会会長えがりんはっぱとり