鉄道模型(Nゲージ)レイアウトボード製作のお話・・・Vol.Ⅰ | egybacksのブログ

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今回のお話は、お題の通り、Nゲージの固定式レイアウト用のボードを製作していこうと思います。

 

普段は、押入れの中段にそのままレールを敷いていましたが、ポイントを多用したレイアウトだと、配線がごちゃごちゃで、しまいにはレールを敷きたいところまでもスペースと取ってしまい、レイアウトボードの導入をずっと検討していたのですが、個人的には大掛かりな作業を想定していて、なかなか踏み切れずにいました。

 

レイアウトボードと言うと、大手の模型メーカーなどからも販売されているのですが、買いに出かけるのもちょっと大変で、、、(>.<)

今回、多少の作業は伴うものの、比較的安価で、身近に手に入る材料で自作する事にしました。

 

レイアウトとしては、比較的シンプルな小判型の複線レイアウトを基準に、ポイントを多用した車両基地などを配置したレイアウトを想定しています。

 

まずは、現状から・・・

こんな感じになっていて、まぁこれでもいいかな?って思っていましたが、まず配線が気になる。

そして、その配線はと言うと、レールの下を通しており、これが通電不良や脱線、ポイントの動作不良を引き起こしていると思っていて、これを何とかしたくてレイアウトボードの導入に至りました。

ポイントは10個以上あって、小判型の内回りと、外回り、そして単独の高架を設置。

コントローラーは3台使用しています。

これをいったんバラシてキレイにします。

 

 

今回使用する材料は、ダイソーで見つけた『MDF材』と『角棒』の2種、基本これだけです。

材料はすべて(ネジを除く)ダイソーで揃えました。

MDF材を選択した理由としては、ベニヤに比べて反りが少ないと思ってコレにしました。

300mm×400mm×6mm(100円)の物を12枚用意しました。

※この画像にあるのは300mm×600mm×6mmサイズ(200円)のものですが、実際使用したのは上記の300mm×400mmサイズになります。

 

 

そして、複数枚あるMDF材をこの角棒(100円)でつなぎ合わせます。

こちらのサイズは画像にある通りで、14本準備します。

これらを組み合わせて1800mm×800mmになるよう組んでいきます。

※MDFを縦に2枚、横に6枚並べると1800mm×800mmになります。

少々中途半端なサイズですが、押入れの奥行サイズが800mmほどなので今回この組合せにしたんです。

市販されてるレイアウトボードでこのサイズってあるのかな?

探したのですが、見つけられなかったです。

これも自作に至った理由のひとつとなりました。

 

 

材料としてはこんな感じです。

 

 

使うネジはコチラです。

木に優しい『スリムねじ』です。

長さは25mmの皿ネジです。

 

 

そして、今後のメンテナンスを考慮して3分割で製作していく事としました。

イメージはこんな感じです。

これを3つ作ります。

 

 

位置はキッチリ採寸して、両面テープで仮止めします。

ここで、木工用ボンドって言う手もありますが、MDF材は水分に弱いと聞き、ボンドは避けました。

この両面テープでもしっかり固定できます。

 

 

ネジが入りやすいようにあらかじめ小さめのドリルで穴をあけました。

ちょっとわかりずらいですが、2ヶ所に穴をあけてます。

 

 

そして、電動ドライバーで打っていきます。

 

 

連結部分に使う角棒をノコギリで半分にカットします。

 

 

3セット完了です。

 

 

MDF材の4枚が上下左右に向か合う部分も補強した方がより安定感増すかなぁって、思いましたが、今回はこれでいきます。

 

 

設置していきます。

 

 

全て並べるとこんな感じになります。

まぁまぁキレイにできました。

100均の材料なので、サイズには多少のズレが生じますがそれは誤差の範疇です。

 

 

高さは角棒のサイズ(30mm)なので低いです。

この下にコントローラーなどを納めるには200mmほどの高さが必要になってくるので、100均のブロックなどを敷くと確保できそうですが、今回はコレ(30mm)でいきます。

 

 

そしていよいよレールを敷いていきます。

 

 

ある程度敷き詰めたところで、配線を通す穴あけポイントにマーキングして再びレールをバラシます。

 

 

けっこうこの穴あけポイントが難しいです。

配線にどの程度の余裕が必要なのか?

きついと駆動ユニットか引っ張られるし・・・

ちょうど良い感じのところで穴をあけます。

※穴の位置はやってみないとわからないところあります・・・

 

 

そして、穴あけが終ると再びレールを敷いていきます。

配線をボード下に通して手前側に集めます。

レイアウトはこんな感じにしました。

これに単独で小判型の高架を配置する予定です。

 

 

手前に集めた配線はこうなります。

 

 

そして、高架を上から被せるように設置します。

高架右奥に280mm分をあけていて、ここに上路式トラス橋を設置する予定です。

一部ワイドレールを使用していますが、ゆくゆくはワイドレールに変えていきたいと思っています。

 

 

コントローラーの配置は押入れからはみ出したところに車両を収納してる棚を置いて、その上に設置しました。

この辺りはボードをかさ上げしてその下に設置するのか、再考の余地ありですね。

とりあえず試運転・・・

よしよし走ってる・・・(^^♪

 

 

手持ちの橋桁の関係で上路トラス橋は手前左側に設置する事にしました。

ホームを手前と向うに設置して、いったん完成?ですかね。。。(^_-)-☆

レールは少しずつワイド化しながら古い茶色い道床レールは無くしていこうと考えています。


手前にクロスポイントと、ダブルスリップポイントを置いてごちゃごちゃ感出してますが、あまり意味のない配置になってるかもね。。。

そして、ダブルクロスが一つ余ってしまったのでどこかに組み込んでみたいと思っています。

ただ、ポイント切換SWが足らないのでどこかのポイントと抱き合わせるか、追加が必要ですね。

 

今回はこの辺で、まだまだ考え直さないといけない箇所たくさんありますのでぼちぼちゆっくりやっていきたいと思います。

 

と言うわけで、自宅の押し入れに固定式レイアウトを製作してみたっと言うお話でした。

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

 

レール仕様:TOMIX FineTrack