盗まれた黄金のひつぎ | egybacksのブログ

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先日、違法に国外へ持ち出された黄金の棺がエジプトに返還されました。
持ち出されたのは2011年に起きた『アラブの春』の混乱の時期で、エジプト南部のミニヤから持ち出され、UAE、ドイツを経由してフランスに運ばれ、フランスの美術商から約4億円でニューヨークのメトロポリタン美術館が買い取り2017年から展示されていました。
 
 
返還要求から2年の歳月を要し、ようやくこの10月の返還され、エジプトのカイロにある博物館で公開されました。
この棺は全長180cmで、全体が金箔で覆われた黄金の棺です。
この棺の持ち主は、プトレマイオス朝時代の聖職者『ネジェマンク』って方のものだったそうで、時代は紀元前323年から30年ころ。
 
エジプトはこの時期に不法に持ち出された遺物の返還求め奔走している方です。
確かに不法に持ち出され、売却された遺物などは返却されるべきですよね。
 
つい先日もツタンカーメンの遺物がロンドンのクリスティーズで落札された事を巡って返還要求がなされていましたよね。
違法か合法か、難しいところはありますが、返してほしいですよね。。。