『屈折ピラミッド』半世紀ぶりの一般公開 | egybacksのブログ

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カイロの郊外にあるピラミッドで、今から約4600年前にスネフェル王が建てたと言われる『屈折ピラミッド』
埋葬室へつながる通路などの修復を終え、1965年以来、半世紀ぶりに一般公開されました。
 
このピラミッドは高さ101mもあり、なかなかの大きさです。
 
『屈折ピラミッド』の名前の由来は、見ての通り正四角すいではなく、途中で角度が変わり、屈折してるから、、、
そのまんまなんですが、あの『クフ王の大ピラミッド』と見比べても明らかに形が違う。
じゃぁどうして屈折してるの?って、なりますよね。
諸説ありますが、有力な説が、『建設途中に重さで土台部分に亀裂が入り、急遽角度を変更し土台部分にかかる負荷を軽減させた。』と言うもの。
 
建てたスネフェル王はこのピラミッド以外にも『赤ピラミッド』『崩れピラミッド』と、この周辺にいくつかのピラミッドを建設しました。
 
彼の集大成が『赤ピラミッド』です。
初めて正四角すいのピラミッドで、後にクフ王の建てたあの『大ピラミッド』につながるんです。
 
『クフ王』はね、実は『スネフェル王』の子供なんです。
親子二代で、いやカフラー王やメンカウラー王、、、
何代も続くピラミッドファミリーですね。