男子シングルの感想、つづきです。
スケートの神様はつくづくドラマ性を求めているのだなぁ、というのが最終グループの感想。
まさかあんなに色々なことが起こるとは思いませんでした。
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第一滑走:パトリック・チャン選手
ダントツ1位でのFPとはいえ初めてのタイトルのチャンス。
表情からは読み取れませんでしたが、やはり緊張していたのでしょう。
相変わらずのぬるぬるスケーティングでしたが、いつもよりは迫力が減っていたような。
とはいえ4回転を2つ、片方はコンビネーション!
3Aでステップアウトしたもののほぼ完璧な演技。
この時点で優勝は決まったと感じました(^^;)
あの若さであれだけの技術をそろえてくるのは素晴らしいことです。
これからさらに人生経験も積んで魅力的な選手になるといいな、と思います。
総合得点 280.98 最終順位 1位、優勝です!
第二滑走:織田信成選手
SPの小塚選手に続き、チャン選手のとんでもない演技後の滑走ということで、
織田選手にはかなりプレッシャーがのしかかっていたと思います。
その影響もあったのか、元々調子が上がらなかったのか、最初の4T-3Tが3T-3Tに。
・・・・この時点で「危ない
」と感じた方も多かったようですね。
そしてその予感は現実のものになってしまいました。
もはや恒例の織田選手の跳びすぎ(/TДT)/
予定通り次の3Aー3Tを跳んだため、3Tを3回跳んでしまいました!
も~~!!織田選手は実力的にはワールドメダルをすでに持っていてもいい選手。
今回も跳びすぎがなければ3位に入れたのではないでしょうか?
本当に残念過ぎます(><)
素人の私が言うのもあれですが、どうしたらいいんでしょうね?(^^;)
それでも演技自体は中々良く、6位入賞でした。う~ん、がんばれ!!
総合得点 232.50 最終順位 6位
第三滑走:アルトゥール・ガチンスキー選手
初シニアワールドのSPで4回転を決め最終グループ入りしたガチンスキー選手。
勢いそのままに初のワールドメダルを手にしました。
もちろんまだまだ荒削りではありましたが、4回転も降り、思いをぶつけるような演技。
来期以降の飛躍を感じさせるものでしたね。
彼がこれだけの演技・成績を手にしたとなると、日本の羽生選手辺りもやる気が相当出ているでしょうね。
今回のワールドで感じた世代交代の波、一番の象徴だったかもしれません。
総合得点 241.86 最終順位 3位、銅メダル
第四滑走:高橋大輔選手
チャン選手の演技でで連覇の可能性はかなり低くなったものの、
彼によく合った今シーズンのフリーをぜひ完璧な形で見たい!!
そう思っていました。
が、まさかの靴アクシデント!![]()
何というか、高橋選手にはどうしてこんなに次から次へと試練が訪れるのだろう、と
見ている方が辛くなりました。
それでもリンクに戻り最後まで滑りぬいた高橋選手。
特に最後のステップは気迫のこもった素晴らしいものでした。
本当にあのアクシデントがなければ(泣)
この結果を受け、高橋選手はソチまでやろうか、という気持ちになっているようです。
今シーズンは唯一獲っていなかったGPファイナルのタイトルも逃していますし、
まだまだこれからも彼がやりつくした!、と思えるまで続けて欲しいです。
総合得点 232.97 最終順位 5位
第五滑走:小塚崇彦選手
織田選手・高橋選手と日本選手が力を発揮できぬまま終わってしまい、
こうなったら小塚選手にはとにかく最後まで何事もなく滑りきって欲しい!!
そんな思いで見ていた人が多かったのでは?
順位は関係なく、あの素晴らしいリストのプログラムを滑り切れればそれでいい!
とにかく悔いの残らないものであってくれれば、と思っていました。
そんなファンの思いをいい意味で裏切ってくれた小塚選手!!
まずは演技冒頭、見事な4回転!!
08シーズンから試合に入れ始めたものの、クリーンなものを跳んだことのなかった大技、
まさかこの場面で跳んでくるとは![]()
オリンピックのときも思いましたが、
小塚選手は極限の状態になったほうが力を発揮できるタイプなのかもしれません。
その後も2つの3A、3-3、四大陸で失敗した最後のループ、サルコゥまで・・・・。
完璧な演技でした。
表現面でも迫力という意味では四大陸のほうがあったかもしれませんが、
今回のリストからはとても優しさというか、暖かさを感じました。
普段小塚選手からは、初夏の爽やかさや、冬の静かでまっさらな美しさを感じるのですが、
今回は春の穏やかな日差しを感じました。
フィギュアを見て感動しても、涙を流すことは滅多にない私ですが、
もう初めのサーペンタインから涙が溢れてきました。
この日のすぽるとで解説を担当した西岡アナも言っていましたが、
個人競技だけれど同じ日本チームとして、
先輩2人の無念を小塚選手が受け止め昇華してくれたようにも思えました。
(実際はそんな簡単なものではないでしょうが)
小塚選手も今までのスケート人生で一番達成感があった、と言う通りの素晴らしい演技
点数にも反映され、180点超えのハイスコアで2位に躍り出ました!
総合得点 258.41 最終順位 2位、銀メダル!
最終滑走:フローラン・アモディオ選手
フランス杯の時はアモディオ選手が完璧な演技で盛り上がり、
その後最終滑走で小塚選手という流れでしたが、奇しくも今回は逆のパターンに。
とりあえず驚いたのは曲!歌詞が入ってる?!
でも本人は気にせず滑っているし・・・・・・頭に???が出たまま演技が終わってしまいました(^^;)
色々あった最終グループの最後でしたが、アモディオ選手はいつもどおりキレのあるダンスを披露。
振り切れたような雰囲気で、とにかく試合を楽しんでやろうというのが伺えました。
モロゾフコーチもガッツポーズで終わり、2人とも満足そう。
どうもその後出てきた話では、日本を励ます?為のパフォーマンスだったという話も・・・。
真相は謎なのですが、とりあえず来シーズンのプログラムが今から気になりました。
総合得点 229.68 最終順位 7位
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はぁ~~~~
感想を書いているだけでも疲れました(笑)
本当にこれでもかという位、アクシデントあり神演技ありで大変な試合でしたね。
ちょっと点数はインフレ気味?という感じもありましたが、
順位には大体納得の今回のワールド男子。
表彰台全員が4回転を決めてきた所に、再び訪れた空中戦時代を感じました。
きっと来シーズンからはSP・FP両方で4回転が求められるでしょうね。
さらに以前の空中戦時代と違い、スピン・ステップ・スケーティングなど、
全てを高いレベルで揃えることが必要になります。
オリンピック時の4回転論争を経て、より進化していきそうな男子シングル。
選手達は大変でしょうが、見ている方にはスリリングで楽しみになりそう。
日本勢もうかうかしてられませんね(^^;)
ぜひ切磋琢磨して、みんながんばって欲しいです!
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残すはダンス、そして女子シングル。
思い切って、自分の力を出し尽くした演技が少しでも多く見られれば嬉しいです。
特に日本代表のリード姉弟、真央選手、安藤選手、村上選手。
自信を持ってがんばって!!
GO!!JAPAN!!