こんにちは、エゴの先生ヒデさんです。


前回は、完璧な正論で相手を粉砕してしまう「不正の傷(頑固・完璧主義)」についてお話ししました。


https://ameblo.jp/egomaster/entry-12968060546.html


今日は、エゴのタイプがガラリと変わります。

5つの傷の3番目、


「拒絶による傷(逃避・臆病)」


について紐解いていきましょう。

この傷を持っている人は、幼い頃に親や周囲から「望まれて生まれてこなかった」と感じたり、存在そのものを否定された(と感じる)強い痛みを抱えています。


だから大人の脳になっても、


「どうせ私は歓迎されていない。傷つく前に、最初から存在を消して逃げ出さなきゃ!」


というエゴが働いてしまうのです。



■ 「最初からいないもの」にしようとする人の特徴


この拒絶の傷を抱えている人は、実は案外多いです。


ですが、一見すると「人間関係でそこまで激しく困ったり、悩んだりしていない人」に見えるケースがほとんどです。

なぜなら、彼らの特徴はこんな行動だからです。


• 揉め事が起きそうになると、何も言わずにスッとその場からフェードアウトする


• 自分の意見を求められても「何でもいいです」と気配を消す


• 会議や飲み会でも、一番端っこで空気のようになって存在感を消す


• 人と深く関わることを避け、自分の殻に引きこもる


攻撃してくるわけでも、ワガママを言うわけでもないので、周りからも「大人しくて無害な人」だと思われがちです。でも、これこそがエゴの巧妙な罠なのです。



■ 限界を超えると、命を削り始めるエゴの恐怖


彼らは悩んでいないのではありません。悩みを表に出さず、


「自分の存在を最初からなかったことにしよう」


と、内側へ内側へとエゴのエネルギーを向けているだけなのです。

そして、この「自分を消したい」という拒絶の傷が限界を超えて酷くなると、信じられないほど危険な状態を引き起こします。

それが、


「拒食症(摂食障害)」


です。

心の奥底にある「ここにいてはいけない」「自分の存在を消してしまいたい」という痛みが、究極の形で肉体に現れてしまう。食べ物を受け付けなくなり、ガリガリに痩せ細り、自らの命を危険にさらしてまで、文字通り「自分の肉体を消去しよう」としてしまうのです。


側から見れば「ただの大人しい人」に見える裏で、本人の心の中では、それほどまでに切実で、命を削るほどの凄まじい恐怖と痛みが渦巻いているのです。



■ シャッターを閉めて逃げる人を、安心させる方法


もしあなたの周りに、何かあるとすぐに連絡を断ったり、殻にこもって逃げ出してしまう人がいたら、絶対に責めたり、無理に引っ張り出そうとしてはいけません。


「なんで逃げるの!?」と追い詰めると、彼らは恐怖で完全に心を病んでしまいます。

彼らは強いわけでも、不真面目なわけでもありません。

心の奥底では、


「私はここにいていいの?嫌われてない?」と、恐怖でガタガタ震えながら、いつでも逃げ出せるように準備している不器用な赤ちゃん


なんです。

そんな人を見かけたら、

「私はあなたの味方だよ。ここにいてくれて嬉しいよ」という100%の肯定と安心感を与えてあげてください。

「あ、存在を否定されるのが怖くて震えてるんだな」と一歩引いて見てあげるだけで、相手のシャッターに無理に触れず、優しい距離感で接することができるようになりますよ。



■ 次回は「侮辱の傷」について


いかがでしょうか?あなたの周りにも、すぐに気配を消してしまう「隠れ・拒絶の傷さん」はいませんか?

さて、次回は、


「侮辱の傷(マゾヒスト・わざと苦労を背負う)」


について。

「なぜかいつも、自分からわざわざ苦労する道を選んでボロボロになっている人」の、ちょっと信じられないエゴの仕組みをお話しします。


これを知ると、「あの人がいつも愚痴ばかりで、でも行動を変えない理由」がハッキリ分かります。お楽しみに!


今日もお読みいただき、ありがとうございました。



エゴの先生 ヒデさんでした♪