2013.10.25 東京・後楽園ホール 1820人(満員)
2.Super Jr.TAG Tournament 1回戦(時間無制限1本勝負)
(CHAOS)バレッタ&×ブライアン・ケンドリックvsニック・ジャクソン&○マット・ジャクソン(ヤングバックス/BULLET CLUB)
[10分35秒 モアバング4ユアバック→片エビ固め]
評価:★★★★★★★★☆☆
寸表:この試合がこの日の興行を盛り上げた起爆剤になったね、素晴らしいよヤングバックス!コンビネーションが素晴らしい、これぞタッグ屋だといわんばかりのインパクトを残してくれた。そしてもう一人のMVP、バレッタ!!Super Jr.ではリコシェと初戦でぶつけられてインパクトに欠けてしまったがこんな潜在能力があった選手なんて。場外への雪崩式ブレーンバスター式プランチャーはとってもデンジャラスだね。あれは危険すぎるなんてもんじゃなかったよ。ケンドリックもスライスブレット#2で追い込みをかけたけど最後はコンビプレーの前に散った。これはタッグ経験の差と初回のインパクトにやられたな。
ヤングバックスはBULLET CLUBHと共闘、デヴィットが絡む事でとってもヒール色が強くなってバレッタもケンドリックも光ったなと!正直言ってこの日きていた後楽園もどちらかというと仕事帰りで常連があまりいない感じだったんだけど初めて見る人でもインパクトが残るような試合内容だった。外国人通しだと日本マットでは感情移入しにくく盛り下がるパターンが多いんだけどね。こんだけのクオリティーを見せてくれた4人に絶賛したい。★10でも良かったんだけどね、第2試合だし少し厳し目に見て8で!俺の心は結構インパクトあったなぁ~。
フォト:16枚
マット&ニックのセコンドとして、デヴィット、アンダーソン、ファレが登場。そして、デヴィットが2人をBULLET CLUBの新メンバーとして紹介した。
そこからバレッタ&ケンドリックが入場し、BULLET CLUBの奇襲で試合がスタート。よってたかって2人を痛めつけ、自分たちのフラッグを掲げた。
さらに、マット&ニックが息の合った連携でバレッタ&ケンドリックを圧倒。そして、ケンドリックに的を絞り、集中砲火を浴びせて行く。
その後、マットが「スーパーブレーンバスター!」と予告するが、ケンドリックが脱出し、ミサイルキックで逆襲。そして、マットとニックを同士討ちさせ、ようやく自軍コーナーへ帰還した。
ここでタッチを受けたバレッタは、ショルダースルーでニックを吹き飛ばし、マットにフロントスープレックス。そして、踏み台式DDTで2人を場外に追い込み、ノータッチトペコンヒーロで追い討ち。
すると、ケンドリックがプランチャでマットを分断。ところが、ニックがエプロンからのラ・ケブラーダをケンドリックにお見舞い。そして、コーナー最上段にのぼるも、バレッタが追いかけ、なんと場外に向かって雪崩式ブレーンバスターを敢行。マットを押し潰した。
リングに戻り、バレッタがマットへ延髄斬り。そのバレッタにニックがトラースキックを見舞うが、今度はケンドリックがニックにニールキックを食らわせ、スライスブレッド#2で追撃。
その後、バレッタがマットにデュードバスターを仕掛け、ケンドリックがトラースキックでアシスト。そのままバレッタが叩きつけるが、カウントは2。
ここでケンドリックがマットをジャーマンスープレックスホイップで投げるが、マットが後方へ着地し、ニックとスイッチ。そして、ダブルトラースキックで逆襲に転じる。
続いてマットがパワーボムホイップでバレッタを投げつけ、同時にニックが後頭部へキックを浴びせる。さらに、ニックがスワンダイブしてアシストする合体ツームストンパイルドライバーを敢行。
それでもバレッタはマットの串刺し攻撃を回避するが、ニックがトラースキックをお見舞い。そして、その直後にマットが変型スイングDDTで叩きつける。
さらに、マットがバレッタをカミカゼで叩きつけると、マットがコーナー最上段からファイヤーバードスプラッシュ。そして、マットが低空ムーンサルトプレスで追撃し、3カウントを奪取した。
ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン(BULLET CLUB/ヤングバックス)
マッド「今日は自分達でも、信じられないほど、よい試合ができたと思う。前方の450度スプラッシュから、ムーンサルトプレスへつなげた。この連携で、俺達が勝利を得た」
ニック「その前のスーパーキックもスゴかったろ? 俺達のスーパーキックの連発は、本当に素晴らしいものだった。明日からまた、このような試合を続けていこうと思う。バレットクラブの一員として、いい試合ができた。日本に来れてよかった」
「なんだアイツらは? BULLET CLUBの新顔だって? まだ小僧だろ。プリンス・デヴィットはどうした?CHAOSこそがナンバーワンチームだ。このシリーズで、それを証明してやるよ!」
「あんなヤツは敵じゃない!」