田口隆祐vsアレックス・コズロフ(BOSJ XX 公式戦) | デビルパンパのArt and life(プロレス観戦記とUFOキャッチャー)

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まっ、適当なやつなんで批判しないで見てね。

新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.XX 開幕戦」

2013.5.24 東京・後楽園ホール 観衆1650人(満員ならず)







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7.BEST OF THE SUPER Jr.Bブロック公式戦(30分1本勝負)

×田口隆祐vsアレックスコズロフ○

[12分25秒 ロシアンスタープレス→片エビ固め]

評価:★★★★★★☆☆☆☆

フォト:16枚

http://www.facebook.com/media/set/?set=a.371230392989071.1073741981.100003063396387&type=1&l=7d7f120f5d












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寸表:隠れ実力者のロシアン・フーリガンが実力を見せたな。アレックス・コズロフ、ロッキー・ロメロとのタッグForever Hooligunsを結成してからタッグ屋のイメージだったが新日本マットに定着し始めたのは去年のBOSJだった。



あれから1年経ち着々と実力をつけてきた、実はそんなにフォール負けもしていない。外国人選手で地味な作業がまた見事なもんだ。そこにきてスプラッシュやらコサックキックやら色々持っている。



極めつけはあのエルボーだ、ロシアンストライク。あのローリングエルボーの威力はハンパじゃねーな。地味に効くぞありゃ。そして隠し技のロシアンスタープレス・・・シューティングスタープレスじゃねーか!!(笑)コズロフが使うと名前が変わるのね。正直まだ形は綺麗じゃなかった。リコシェ見たあとじゃスプラッシュ系はわかねーわな。



ただ、実力はわかった。コズロフも侮れない。田口、去年の優勝からチャンスを全て棒に振っている。そして今年の4月にはデヴィットに裏切られ心の拠り所だったApollo 55はもうない。田口には絶対優勝が課せられた。


そこに来て初戦の敗退、これは痛いな。まあ田口は初戦負けてもここ数年はずっとベスト4には残っているからね、さて・・・・キレもイマイチに見えたが最終戦あたりでちゃんと調整してくるのだろうか?あのままじゃ後楽園のファンは納得いかないだろうな。












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▼試合経過

 田口がヘッドロックからショルダータックル。さらに、アームホイップ2連発、ドロップキックに繋げてコズロフを場外へ落とし、ロープへ走る。


しかし、コズロフがいち早くリングへ戻り、いきなりロシアンストライクを発射。これを田口がかわし、どどんの体勢に入るが、コズロフが抵抗。そのままロープに接近して田口を場外へ追い込み、スワンダイブプランチャの大技をさく裂させた。


リングへ戻り、コズロフがストンピング連射、ロープを悪用した踏みつけ攻撃などで追い討ち。しかし、田口がコズロフをコーナーへ叩きつけ、低空ドロップキックで逆転。さらに、コズロフをセカンドロープに絡ませ、卍固めで絞り上げる。


田口の攻撃は続き、スワンダイブミサイルキックでコズロフを場外に落とし、ノータッチトペコンヒーロ。そして、リング上ではスリーアミーゴを成功させた。



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苦しくなったコズロフは、田口のスワンダイブ攻撃を妨害して流れを変え、コサックダンスキック。それでも田口は最後の顔面踏みつけ攻撃を回避するが、コズロフが延髄斬りをお見舞い。そして、前方回転エビ固めをすり抜け、改めて田口の顔面を踏みつけた。


続いてコズロフはロシアンストライクを放つが、田口がかわしてどどんの体勢に入る。しかし、コズロフが脱出して逆さ押さえ込み。さらに、自ら横回転して再び田口を押さえ込む。


それでも田口が粘ると、コズロフは遠心力を利用した強烈な延髄斬りをヒットさせる。そして、アルゼンチンバックブリーカーの体勢で担ぎ上げるも、田口がスクールボーイに切り返し、さらにラ・マヒストラル。これをコズロフが返し、変型スクールボーイで対抗。さらに、前方回転エビ固めを繰り出すが、田口がすり抜けて低空ドロップキックを見舞う。



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続いて田口は、前落としからどどんを狙う。しかし、コズロフが後ろに走り、田口をコーナーへ激突させて脱出。それでも田口はどどんを狙うが、コズロフが切り返す。


しかし田口は、トラースキックでコズロフの動きを止め、さらにどどんを狙う。ところが、コズロフがレッドシューズ海野レフェリーの視界をさえぎり、急所バックキックで逆襲。



さらに、リバースデスバレーボムで叩きつけると、ロシアンスタープレス(シューティングスタープレス)で勝負を決めた。






















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アレックス・コズロフ(CHAOS/Forever Hooliguns)




「俺は世界で一番強いIWGPジュニアヘビータッグチャンピオンの一人だ。だから俺は最強のジュニアヘビーの選手だ。


今日は昨年の『Super Jr.』優勝者の田口を、あっさり破った。このまま俺は、『Super Jr.』をストレートで決勝まで行ってやる。


今年の『Super Jr.』の優勝はこのアレックス・コズロフだ。そして俺の最後の技は、とても危険な新しい必殺技“ロシアンスタープレス”だ」


















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田口隆祐




「ハァ……。クッソ~。最後の技はちょっと、予想できなかったです。スプラッシュがあるのは知ってたんですけどね。スプラッシュなら返せるだろうと思ってたんですけど……、1回転入るとはね?


まぁ、出場10回目ですから。初戦の負けなんて、よくあることですから。初戦落としても決勝リーグに残る術も充分に知ってますから。1回負けたぐらいで気にしないで、ちゃんとペースを持っていけるように、初戦の負けは問題ないですよ。ちゃんと調整してね。これで、2連覇の夢が絶たれたわけではないです」


---最後はヒザが入った?


「ハイ。わき腹の端のほうにね。まぁ、『BEST OF THE SUPER Jr.』最後まで闘うためにも、これ以上、悪くしてもいけないし。あとのリーグ戦を闘い抜くためにもね。全部の試合を100パーセントで勝っていくというのはね、デヴィットでも無理ですよ? 超人でも無理です。9回のうち、5回、決勝トーナメント上がってますからね。よくわかってます!」