前回は今時な音楽のお話でした
んで…今回はコレって…あり？な音楽のお話
まずコレを聞いて！…
『bleed my heart』alisa
アニメ『カミエラビ』のEDで…
歌っているAlisaは
オーストラリア人の母、日本人の父を持つ、
名門メルボルン大学を卒業のシンガーソングライター。
18歳の時、映画監督 堤幸彦氏との出逢いをきっかけに
音楽制作を始め、
堤監督に「人生最大級の“天才”の発見！」と言わしめる。
そんなAlisaが世界的に知られるきっかけは
アニメ「キャロル＆チューズデイ」で
主要キャストアンジェラの歌唱を担当したこと。
その歌声を世界各地から称賛の声を巻き起こる。
実力が世界的に認められた彼女！
たしかに上手いし
ボクも『キャロル＆チューズデイ』で
誰が歌ってるんだ？
「え？でもAlisa？…誰だ？」でした
んで…本題です！
彼女はいいんです！
曲の『bleed my heart』です
これが厄介で…
素晴らしい良く出来た曲なんだけど…
ボクらの世代が聞いたら
「ん？この曲は聞いたコトがある」
「なんの曲だ？」と
はじめて聞いたのに
妙に肌に馴染み過ぎるし
いい曲なんだけどモヤモヤが残る
いわば気持ちが良くない曲なんです！
そう…何の曲だったのか
出て来ないんです
沢山の過去の名曲の
コード進行やアレンジやフレーズを
バラバラにして組み上げた曲で
あまりにも見事過ぎて
全くの別の曲に仕上がっている
究極の「Just the Two of Us進行」
でもある
言い変えれば…
過去の名曲のいいトコ盗りの
組み換えパクリ曲！
と言えば…
アタマに浮かんでくるのが
髭ダン(Official髭男dism)ですが…
髭ダンの藤原 聡より巧妙に
やっちゃっているのがこの曲で
まさに…『今時の曲』なんです
昔を知らない世代には
新しく輝いて聞こえるだろうけど…
ボク等の世代には気持ち悪いんだけど
DNAに刻まれた『過去の名曲の記憶』が
惹きつけるワケで
「身体は嫌がっている割には…
喜んでんじゃねぇの？」と
無理強いさせられている感じ？
更に言えば…
無意識に親の影響で
耳に馴染んでいる子供達からすれば
受け入れやすく…
約束された売れるべき曲なワケ
で…あるが
現代…新しい曲が産まれて来ない！と
言われているのが…
ここから来てるんじゃないか？と思う！
まぁ～それはあのビートルズだって
使っている手法であって
過去の名曲を逆回転してスピードを変えたモノを
インスピレーションにして生まれた曲もあるが
現代とは大きく違うのは…
今の子たちは…
フレーズやアレンジ
ましてコード進行を
『そのまんま使っている』
悪く言えば…
誰も知らないんだからココだけチョット拝借して
この後に別の曲を持ってくれば…
別な曲(バレない)だろう
だから…ビートルズとは
根本が全然違うワケ
他にも…クラシックの何小節かを
取り入れて作られている曲なんぞ
沢山出ているワケで…
それが良いとか悪いとか
ココでは言いませんが…
とは言え…
もう出尽くしたと言われている
『新しい曲の作曲』ですが…
現代の流行りが…
『初めて聞いたハズなのに
新しく感じる曲』が
売れているのは確かなんだけど
過去の名曲をリアルタイムに聴いてた世代には
いい曲なんだけど
シックリこないのが…ソコなんだと思う
だから…小室哲哉やつんく♂の様に
「この曲ってアレだよね！」
とバレバレだから
モー娘や小室ファミリーが
年齢を問わず
爆発的に売れたワケで…
AKBなどの坂道グループが
若者以上にウケないのは
我々の世代からしたら
『学芸会の延長にしか見えない』せいで
若者と視点が違うワケで
これはしょうがない！
話を戻すが…
これからの音楽は…
我々世代からすれば…絶望的であるが
音楽は常に変化しているワケで
現に…ダンスがメインの時代から
しっかり歌い込む…いわば
聞かせる音楽が…メインになりつつある
ダンスがシンクロするだけじゃなく
歌の質まで問われて来ているし
マイクの前でしっかり歌う
ファーストテイクが良しとされる時代でもある
そう…流行が回って来ている！
だから…
我々には絶望的で
いつまでも昔の曲ばかり
聞くモノが無い世代も…
そろそろ終わりで…
ビートルズやあの時代に
実験的に作曲していたバンドみたいなのが
出て来て…新しい曲を生み出してくれる
かもしれない…と思う
ってか…そう願いたい
ははは
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