ハイ!デヴィッド!(ずっと書けなかった事) | わがままなマックの最近思う事

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愛のままに…わがままに…僕は好き勝手に書いてます。 、

「僕は30歳で人生を終えたかった!」

 

僕の尊敬し憧れていた彼も…同じ事を言っていた!

それを知った時に…

うまく説明できないが…彼が強烈に近い存在に感じた

 

それから彼の言葉のひとつひとつを自分に当てはめていた

言葉を真似たり

映像を見たり

演奏を真似たり

格好を真似たり

 

すべてを受け入れたい!

彼になりたい!とも思った

 

だけど…彼はあまりにも違過ぎた

 

共通点ところを探しても

ギターが弾ける!と男である!

それくらいしか思いつかない

 

彼は…

あまりにも遠かった…

 

髪をオレンジに染めても…

金髪にしても…

 

 彼は…やっぱり遠過ぎた
 
遠いまま…時だけが過ぎ
 
彼がこの世を去る数年前に
久しぶりに彼を見て
僕は愕然とした
 
彼は若返っていた!
もちろん歳は重ねてはいるが
灯滅せんとして光を増すなんてもんじゃなく
昔の様に燃え盛っていて
あの若々しさは異常で化け物としか思えなかった
…輝いて眩しかった!
…残りの命を燃やすように
 
だけど…彼はツアーの途中で倒れた
あれは2006年だった
 
心臓をやられたらしい
それから彼は…
僕らの前から突然姿を消した
 
「弱ってみじめな姿をさらす事に
耐えられなかったんだろう」
と周りは書いた
 
暫くして復活した彼は…
2014年…彼は言った
「僕はもともと頑固で
あいまいで挑発的で…
それを楽しんでいるような人間だ」
 
まただ…
それは…僕と同じじゃないか…
 
それを残し…彼はまたも
僕らの前から姿を消す
 
それから暫くして…
彼から最後のプレゼントが届いた
「★(ブラックスター)」と言う1枚のアルバムが…
 
その2日後…
2016年1月10日…彼は旅立った
 
彼が以前言っていた
「最悪なのは、トライできたのにしなかった事を…あとで悔やむ事だ」
 
これが僕への最後の課題となった
 
奇しくも…彼と同様に
心臓をやられ…
老いが始まり…
みじめな姿をさらして
行動が制限がかかった今
 
僕は彼のように…終活できるだろうか?
 
いったい
なにが…残せるだろうか?
 
ハイ!デヴィッド!
教えてくれないか?
 
僕はどうしたらいい?