朝鮮半島中世史研究 ①~「朝鮮半島の国家が世界的に自慢できる文化遺産ってなんかあるぅ? |  Egi Shun,s BLOG~歴史教科書から探る史実探訪

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山川出版社刊 『詳説 世界史研究』『詳説 日本史研究』 の記述から、気になる史実を探訪しています。右サイドバーの目次からどうぞ


こちらの過去記事からの続きの記事になります。
http://ameblo.jp/egiihson/entry-11361387041.html
朝鮮半島古代史研究 最終回⑦~「遣唐使と統一新羅・渤海」


私の最終学歴は大学卒で文学部史学科東洋史専攻卒であります。卒業したことを自慢できるような大学ではありません。私の在学当時は朝鮮半島の歴史を研究しようにも、史料が日本の学生には手に入りませんでした。研究している教授とか講師もいませんでした。

まあ研究するつもりもありませんでしたが・・・。

参考過去記事 ↓
http://ameblo.jp/egiihson/entry-11052136999.html
序文:朝鮮半島に関する知識は受験に必要なかった



2002年以降、朝鮮半島に興味を持ち調べ始めましたよ。インターネットが爆発的に普及したおかげで、今は興味さえあれば楽に調べられます。漢文とか外国語も読めなくてOK!!便利な世の中になりました。

でタイトルの件なんですが、私が調べて判断する限りでは、たった三つしかないんです。あの民族衣装「チマチョゴリ」も、とても世界的に自慢できるようなものではない恥ずかしい衣装だってことが、ちょっと調べれば分かります。

wikipedia.org/wiki/チマチョゴリ

まさかウイキペディアにも「乳出しチョゴリ」って書いてあるとは思わなかったよ(苦笑)。

じゃあ、三つの「世界に自慢できるもの」を紹介しましょう。朝鮮人は感謝しなさい。


高麗八萬大蔵経


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大韓民国の伽耶山海印寺に保存されている仏教聖典が書かれた木版から刷られた経典またはその版木のこと。高麗八萬大蔵経の版木が保管されている大蔵経板殿は世界遺産に登録されている。

ウイキペデイア → wikipedia.org/wiki/高麗八萬大蔵経


金属活字本=直指心体要節

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禅の要諦を悟るに必要な内容を選んで著した仏教の書籍で、金属活字本は全世界に残っている金属活字で印刷された本の中でも最古のものといわれている。現在、フランス国立図書館に所蔵されている。

ウイキペデイア → wikipedia.org/wiki/直指心体要節

予備校の世界史先生の詳しい解説 ↓
「金属活字の起源?」 http://www.h2.dion.ne.jp/~mogiseka/article/100904printing_type.htm


高 麗 青 磁

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朝鮮半島の高麗時代に製作が始まった青磁釉を施した磁器である。12世紀前半頃には「翡色」と評され、朝鮮半島だけでなく中国各地でも名品として高く評価された。現在は日本でも名品として高く評価されている。

ウイキペデイア → wikipedia.org/wiki/高麗青磁

引用した画像の記事。朝鮮日報より ↓
「1000年ぶりに里帰りした高麗青磁」 http://japanese.joins.com/article/400/142400.html


ぜんぶ高麗時代(918~1392)のものなんだよね。以来ほぼ進化してないのだろうか?

詳説世界史研究(山川出版社 2002年版) より書き起こし

↑高校教師用の教科書です。私は教師ではありません。教員免許も持ってません。趣味で所有しております。
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148~149頁本文
高麗では仏教が護国の宗教として厚く保護され、歴代の国王も深く帰依して各地に寺院を建立した。また、有力者によって土地や奴婢の寄進もおこなわれ、仏教は隆盛をきわめた。なかでも、高麗版大蔵経は、崔氏政権がモンゴル退散を祈願して復刻したもので、8万1000枚の版木からなっている。
美術工芸の分野でも製陶技術がすすんで、高麗青磁がつくられた。当初は北宋の青磁や白磁の影響をうけたが、やがて独特の青緑色や器形に発展した。
また13世紀には、世界最古といわれる金属活字による印刷がおこなわれ、この技術は、李氏朝鮮にも継承され大いに発展した。

149頁画像解説の文章

高麗青磁 12世紀頃から中国の青磁をしのぐ翡翠色(サファイア色)の美しい青磁がつくられ、中国では金・銀よりも珍重されたという。また象嵌青磁のような独特の技法が発明され、その技術的な発展にはめざましいものがあった。
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高価なくせに効能が期待できないので、自慢できるものから省いたけどこれも高麗という文字が冠についてます。 ↓
 
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「高麗」の名を冠したのは日本人らしい。あと、いわゆるキャロットの人参とは全く別物の植物だそうです。
ウイキペデイア → wikipedia.org/wiki/オタネニンジン

私が所有している「詳説世界史研究」で朝鮮半島について記述してあるところ(文章量はごく僅か)をじっくり何度も読みかえしてみて、自慢できるものはこの三つしかないという結論に達しました。

朝鮮人・韓国人は、この現実を直視することができないらしく、他国や他民族の文化をパクっては捏造し、自らのアイデンテティをかろうじて保っているらしいのです。

~おしまい~


半島史目次) http://ameblo.jp/egiihson/entry-11562567122.html
②~「中華統一王朝-唐の滅亡と王建による高麗の建国」
http://ameblo.jp/egiihson/entry-11548247006.html